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【反響要約】NHKスペシャル 金正恩の野望 第3集▽キム・ジョンウンが放ったミサイルはウクライナ製だった!?北朝鮮が水面下で続ける核開発の兆候…その意味は?【2018年4月22日(日曜日)放送内容まとめ】

NHKスペシャルキム・ジョンウンの野望 3」

2018年4月22日(日曜日)に放送された『NHKスペシャル キム・ジョンウンの野望』第3集は、北朝鮮の平和外交転換後も水面下で続く核開発やミサイル発射の動きについて――。

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Nスペ「キム・ジョンウンの野望 3」番組データ

【放送日時】 2018年4月22日(日曜日)21:00~21:50
【放送局】 NHK総合テレビ
【番組タイトル】 NHKスペシャル キム・ジョンウンの野望 第3集「核・ミサイル 隠された真意」
【語り】 伊東敏恵

核ミサイル発射・実験場の破棄を宣言した北朝鮮だが…

2018年4月20日、核ミサイル実験の中止を宣言した北朝鮮――。

しかしその平和的行動とは裏腹に、4月初め北朝鮮の新しい原子炉が稼働している様子が衛星写真で確認されていました。(IAEA国際原子力機関・元査察員の証言による)

平昌オリンピック後も北朝鮮は、水面下の核開発を続けていた可能性があるというのです……。

北朝鮮は本当に核を放棄するつもりはあるのでしょうか?

非核化を巡る対話が始まろうとする今、金正恩氏の”隠された世界戦略”について取材班が追った――。

驚きの射程距離を実現したミサイル開発

2017年11月、北朝鮮が発射した大陸間弾道ミサイルICBM級 火星15型」。

発射場には、金正恩氏の姿もありました。記念すべき長距離弾道ミサイルの成功をじかに見に来ていたのです。

父・金正日氏の時代、ミサイルの射程は最大6000キロ程度。アメリカ大陸には届きませんでした。

しかし、金正恩氏のミサイルの射程は1万3千キロ。首都ワシントンを含むアメリカ全土が射程に入ります。

金正恩氏は就任からたった6年で80回以上の実験と発射を繰り返し、火星15型の完成まで導きました。

高度な技術を短期間で獲得…どうやって手にいれた?

短期間でこれほど高度な技術を獲得できたのは一体何故なのか?

その糸口をつかんだのは、ミサイル研究の第一人者、マーカス・シッラー氏です。

マーカス・シッラー氏は、火星15型のエンジンに極めてよく似たウクライナ製のエンジン「ICBM用エンジン RD250」を発見しました。

燃料ポンプは、通常エンジンの根元に設置されますが、ウクライナICBM用エンジンはエンジン本体の中央部に燃料ポンプがある珍しいタイプで、これらの特徴までそっくりなエンジン構造を火星15型は持っているのです。

つまり火星15型のエンジンは、ウクライナICBM用エンジンと何らかの関係がありそうだと、マーカス・シッラー氏。

ウクライナは世界第3位の核ミサイル王国だった…

NHKスペシャル取材班は、エンジンの関連性を探るため、ウクライナ ペルボマイスクへ――。

かつて軍の基地だった場所への取材に許可が下りました。

基地には冷戦時代に配備されていた100発近くのICBMが今も残されていました。

ウクライナはアメリカとロシアに次いで世界3番目の核ミサイル大国だったのです…。

この基地には「ウクライナICBM用エンジンRD250」をはじめとする射程距離1万キロ以上の歴代エンジンが展示されていました。

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ウクライナ国営企業「ユジマシ社」とは?

さらに取材を進めた取材班は、北朝鮮のミサイル開発に詳しい脱北者に接触しました。

その人物の話によれば、「北朝鮮のミサイル技術者たちは、設計図などの資料を読み解くため、ウクライナ国営企業”ユジマシ社”からミサイル技術者を引き抜いていた…。」といいます。

ユジマシ社は、RD250の製造元で世界有数のエンジニア達の集まる場所です。

2015年10月、「ウクライナ危機」によってロシアがクリミアを奪い、ウクライナは国内が混乱していました。

ユジマシ社の技術者達はロシアとの契約を打ち切られ大量の失業者を出したのです。

その混乱に乗じてRD250のエンジニア達を引き抜いたのが北朝鮮でした。

ウクライナは国として引き抜きを否定していますが、現実にウクライナ国内にいたはずの技術者の一部は今も外国で仕事をしているといいます。

一部の技術者は生活の為、機密情報を漏らした可能性がある…と、かつての同僚が証言しました。

インターネット空間でのスパイ活動を開始した北朝鮮

金正恩氏が発表したあらゆる会話の記録をAI(人工知能)に入力して調べた結果、近年では「インターネット」という言葉がよく出現するとのこと…。

北朝鮮もインターネット空間を利用しはじめたのです……。

核ミサイル技術のみならず、韓国の原子力発電所(古里原子力発電所)の機密データまでも国家的なハッキングによって入手していました。

韓国政府によれば、古里原子力発電所の冷却システムの設計図など100点が流出していました。

ハッキング元は北朝鮮の通信関連の研究エリア「ピョンヤン 普通江区域(ポトンガン)」の偵察総局サイバー部隊”121局”(3000人規模)。

ソウル大学原子核工学科のソ・ギュンニョル教授によれば原子力発電所の設計・建設のためのデータ、プルトニウムの量産技術などに関わるデータも含まれており、北朝鮮の核爆弾開発に欠かせない資料だったと証言しました。

すでに北朝鮮は核の量産化技術を保持?

去年(2017年)成功したとされる北朝鮮の水爆は、広島型原爆のなんと10倍以上の威力を持ちます…。

こうした技術開発もインターネットのハッキングなどで不正に得た資料を元に行われていたのかもしれません……。

ソ・ギュンニョル教授によれば、北朝鮮はすでに核の量産化が出来る決定的な技術をもっているといいます。

20世紀までのアナログなスパイ活動には限界がありましたが、若い頃、西洋の技術に触れた金正恩氏はインターネット空間を最大限に使った「サイバー攻撃」によって最新の技術を得ることに成功していたのです。

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3月「突然の平和路線へ方針転換」を発表!?

先月6日(2018年3月6日)、キム・ジョンウン氏は対話路線に突如として転換しました。

韓国の特使をピョンヤンに招いて「核ミサイルの実験を凍結する」と非核化の意思を発表しました。

さらに、史上初の米朝首脳会談の開催まで決定――。

この突然の方針転換に一体どのような思惑が隠されているのでしょうか?

北朝鮮イギリス大使館の元公使、テ・ヨンホ氏によれば「すべてはジョンウンの緻密な戦略だ!軍事的脅威を最大限に高めた上で、突然対話を打ち出すのはアメリカを思うままに引き込むことを目的にしている…。」と話します。

キム・ジョンウン氏の真の狙いは何なのか?

キム・ジョンウン氏は、トランプ大統領との直接交渉で一体何を狙っているのか?

北朝鮮外務省の元幹部だった男性「テ・ヨンホ」氏によれば…

北朝鮮は、アメリカとの国交正常化を実現し、経済制裁の解除、韓国に駐留しているアメリカ軍の撤退を狙っている」

――といいます。これらの条件がそろって初めて北朝鮮の体制維持が約束されるからです。

しかもあくまで今は核放棄はせず、凍結するだけにとどめ、核ミサイルの保有は続けることを暗に狙っている…と、テ・ヨンホ氏は語りました。

核ミサイルの保有は維持しつつ対話を続け、体制を維持し、国をより経済成長させたのち、最終的に北朝鮮が核保有国の仲間入りを果たすよう世界に認めさせる…というのが金正恩氏の交渉のロードマップだといいます。

対するアメリカの北朝鮮「核放棄」ロードマップ

対するアメリカの「北朝鮮外交ロードマップ」はどうなっているのか?

アメリカは初期段階で核放棄を合意させる考えだといいます。

核ミサイルの実験凍結だけでは「核保有」を認めることにほかならないからです。

さらにアメリカは、北朝鮮が核の放棄を受け入れない場合は、軍事行動も辞さないだろうとアメリカの政府アドバイザー(ヤン・C・キム氏)は言います。

米朝首脳会談は、今のままでは互いの要求がずれてしまい先行き不透明な状況…、非常に難しい交渉になると予測されています。

韓国大統領府「北朝鮮との交渉…我々には自信がある」

しかしそんなアメリカと北朝鮮のズレに対して韓国は、互いの要求の妥協点を探ろうとしているとのこと。

韓国大統領府のムンジョンイン特別補佐官は、NHKの取材に対し、北朝鮮政府の体制の保障と、核廃棄について「難しい調整を必要とする交渉ですが、我々には自信がある」と話しました。

非核化の陰で進む北朝鮮の不穏な動きとは?

そんな最中、アメリカでも北朝鮮による不可解な動きが確認されました。

北朝鮮衛星写真から核ミサイル施設を監視してきた、元IAEAの査察官、デビッド・オルブライト氏によれば、川の色が明らかに変わっていて今現在も、原子炉から排水が続いているといいます。

4月初めになってから新しい原子炉や研究施設が稼働していることを突き止めていました。

核爆弾の原料となるプルトニウムを増産可能な施設です。

オルブライト氏は、「米朝首脳会談の結果によってはプルトニウムが作れなくなるため、今のうちにプルトニウムを蓄えておくつもりなのかもしれない…。」と、北朝鮮の動きを監視していました。

また、別の調査機関「ミドルベリー国際問題研究所」では、北朝鮮による核開発を15年以上調査してきた、ジェフリー・ルイス氏が発見したのは「核実験場の拡張工事」。

北朝鮮の作業員が前回核実験を行った山とは違う山を掘っていることが確認されました。

新しい実験場は、今後数十回分の核実験が行えるような規模でとても巨大な物だといいます。

これらの事実から、ジェフリー・ルイス氏は「今回、核開発の凍結を約束した後も、開発をやめることはないだろう…。目標に向けて着実に進んでいる。」と話しました。

イリアムペリー元アメリカ国防長官が韓国に助言

イリアムペリー元アメリカ国防長官が韓国を訪問。韓国政府の関係者を呼び助言しました。

ウィリアム・ペリー元アメリカ国防長官は、1994年金正恩氏の祖父、キム・イルソン氏の時代から非核化の交渉に取り組んだ人物です。

いったんは非核化の交渉を取り付けたものの、最終的には決裂してしまいました。

ペリー氏は、「北朝鮮が何発核兵器を持っているか確認するすべはなく、その廃棄が事実か検証するのはもはや不可能だ。しかし今回の交渉が失敗に終わっても、決して対話をやめないでほしい…。もし軍事的解決しかないということになれば、悲劇的な結末を迎えてしまうから。冷静かつ我慢強く平和的解決に向け一歩ずつ前進することが重要です。」と語りました。

その後の2018年4月20日北朝鮮は核放棄には触れないまま、核実験場の廃棄と、ミサイル発射の中止を宣言。

国際社会はその脅威に終止符を打つことが出来るのでしょうか?

(※2018年04月22日(日)「NHKスペシャル キム・ジョンウンの野望3」より)

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