yonta64のテレビ番組ブログ

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【反響要約】NHKスペシャル 人体 第4集は腸! 万病を撃退する免疫の鍵「多発性硬化症やアレルギー反応に関わるクロストリジウム菌」「Tレグ細胞」は腸から全身へ!▽ゲストは「マー君(田中将大)」と「こじるり(小島瑠璃子)」【2018年01月14日(日曜日)放送内容】

今回のNスペ「人体4・腸」はこんな内容!

2018年01月14日(日曜日)に放送された「NHKスペシャル 人体 第4集・万病撃退!腸が免疫の鍵」を3行でまとめるとこんな内容でした――。

  1. 腸は脳から独立して全身の免疫細胞を訓練&育成中!
  2. 腸内細菌「クロストリジウム菌」が少ないとき、免疫の暴走が発生!
  3. どうやってクロストリジウム菌を増やす?…その答えはズバリ食物繊維」!

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NHKスペシャル「人体4」番組データ

【放送日時】 2018年01月14日(日) 21:00~21:50
【放送局】 NHK総合テレビ
【番組タイトル】 NHKスペシャル 人体 神秘の巨大ネットワーク(4) 万病撃退!腸が免疫の鍵
【司会】 タモリ 山中伸弥京都大学iPS細胞研究所所長) 久保田祐佳(語りも)(NHKアナウンサー)
【スタジオゲスト】 田中将大 小島瑠璃子

脳と別系統で動く「腸」の役割とは?

腸はただの「うんちが通るための管」ではなかった!?

腸の長さは約8.5メートル(成人の場合)。腸のひだをすべて広げるとタタミ20畳分もの広さがあります。

近年注目された「腸内フローラ(=腸内に住み着いている細菌たちのこと)」はダイエットや美肌、肥満解消などに大きな影響を及ぼしている事が解っています。

さらに最新の研究では、「万病を撃退する免疫細胞も腸を出発点として全身へ派遣されている」事なども次第に解ってきました――。

つまり腸は、栄養の吸収や排泄をするためだけではなく、人間の病気を撃退する力も備えていたのです。

腸には脳と同様の「神経細胞が働いており、その数は脳に次ぐ多さ……。

この大量の神経細胞が腸の管のあらゆる場所で活躍し、脳とは独立した複雑な命令系統で食べ物を消化吸収しています。

花粉症・リュウマチ・アレルギー撃退!腸が免疫の鍵だった!?

腸は私たちの生命に大切な「免疫」をコントロールしています。

もし腸の免疫力が十分に発揮されなければ…ぜんそく、食物アレルギー、花粉症、さらにリウマチなど自己免疫疾患を引き起こしてしまう原因となってしまいます。

「腸内細菌」と「免疫細胞」で身体を守れ!

腸はまさに全身の免疫力の源です。腸に備わった腸内細菌免疫細胞を二つの強力な武器を駆使して外敵から身を守っています。

「腸内細菌」は表面の粘膜に住み着いている

食べ物が消化され小腸に到達すると、その食べ物のかけらは腸の表面に無数にある「絨毛」から血流に乗り、栄養として吸収されます。

腸内細菌たちは、この絨毛が敷き詰められた表面の、薄い粘膜層で生きているのです。

その数およそ100兆個!

数千種類もある腸内細菌……中でも特に有名な、善玉菌「ビフィズス菌」や「バクテロイデス菌」など――。

今盛んに研究されているバクテロイデス菌は、脂肪の吸収を抑え、肥満を防ぐ働きをしていることが解っています。

「免疫細胞」は絨毛の内部で活動中!

一方、腸がコントロールしている大切なもう一つの武器――「免疫細胞」は絨毛の内部にびっしりと集まって活動しています。

その数は全身で2兆個、免疫細胞は腸だけで無く全身に居ますが、そのうちの7割が腸に集結しているとのこと……。

免疫細胞の役割は、外から入ってくるウイルスや細菌を撃退することです。

絨毛の一部に流れてくる食べ物や細菌をテストして味方か敵かを判断しています。

絨毛の内部で敵と学習した免疫細胞は腸を放れ血流に乗って全身にも派遣されてゆきます。

腸で敵を学んだ免疫細胞は全身の色んな場所で外敵をやっつける仕組みになっているのです。

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近年急増するアレルギー、原因は「免疫の暴走」?

イギリス、ノッティンガムの郊外に住む体操選手のナタシャ・コーツさん(22歳)。

小さな頃から数々の大会でメダルを受賞する程の実力を持っていましたが、4年前に突然アレルギー性の病気を発症しました。

front-row.jp

ナタシャ・コーツさんの病気は免疫の暴走が引き起こす重症のアレルギー反応です…。

髪、シャンプー、汗、涙、花粉、食べ物、洗剤、ハウスダスト、香水、薬、煙など日常のあらゆるものに対して深刻なアレルギー反応を起こしてしまいます。

食べられるものは、ブロッコリーやジャガイモなど限られた数種類しかありません。

免疫の暴走…原因はある腸内細菌の極端な不足かもしれない!?

ナターシャさんの免疫の暴走は一体何が原因なのか?……深刻なショック症状を起こして救急搬送された回数はなんと250回以上。原因不明のまま手探りの治療が続きました……。

そんなある日、原因究明のためナターシャさんの便を調べてみると健康な人に比べて「クロストリジウム菌の仲間」、「ラクバチルス菌の仲間」が極端に足りないことが解りました。(※正確にはClostridium Spp.、Roseburia Spp.、Ruminococcus Spp.、Lactobacillus Spp.が少ない)

一方、ナターシャさんと同じ4年前、免疫の暴走により多発性硬化症(たはつせいこうかしょう)になった日本人女性がいました。

多発性硬化症とは、免疫の暴走によって脳がダメージを受け徐々に手足が動かなくなったり、失明したりする病気です。

その女性――尾崎真由さんも同じく便を調べる機会があり、国立精神・神経医療研究センターの免疫学者、山村隆先生によって腸内細菌の詳細が判明しました。

その結果、尾崎真由さんもやはり「クロストリジウム菌の仲間」「バクテロイデス菌の仲間」が少ないことが解ったのです……。

多発性硬化症(MS)診療のすべて

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研究者が大注目?クロストリジウム菌の仲間

ナタシャさんの便と、尾崎真由さんの便に共通して不足しているのは「クロストリジウム菌の仲間」でした。

institute.yakult.co.jp

クロストリジウム菌の仲間は100種類以上あって今大注目の研究対象です。

中には病気の原因になるクロストリジウム菌もありますが、免疫の抑制に関わる重要な機能を持っていると考えられています。

何故クロストリジウム菌が免疫の暴走を止めるのか?

それには、大阪大学 免疫学フロンティア研究センター教授の坂口志文(さかぐちしもん)先生が1995年に発見した、Tレグ(制御性T細胞)という特別な免疫細胞が関係しているとのこと。

腸内に住み着いているクロストリジウム菌は、腸内で食べ物にくっついてメッセージ物質を放出しています。

このクロストリジウム菌は、「落ち着いて!」というメッセージを出しており、メッセージ物質を受け取った絨毛内部の免疫細胞はTレグ(制御性T細胞)に変身して暴走中の他の免疫細胞を鎮める役割をしているというのです――。

変身した、Tレグ細胞は腸の内部だけでは無く、腸を出て血流に乗って全身の暴走免疫細胞を鎮めてゆきます。

つまり免疫細胞の暴走を抑えるには、腸のクロストリジウム菌が発するメッセージ=「落ち着いて!」が不可欠――というわけです。

この研究結果を受けて、多発性硬化症の尾崎真由さんは現在「Tレグ細胞」を人工的に生み出す薬の臨床試験に参加しているとのこと。

Tレグ細胞を増やして免疫の暴走を抑え、脳への攻撃をやめさせようという治療を始めているそうです。

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”アレルギーが治まる”という不思議なお寺があった!?

700年の伝統を持つ「曹洞宗大本山總持寺」(神奈川県)。ここはアレルギーが治るという不思議なお寺でした…。

お寺の若い僧侶達約60人の中でアレルギーが改善したと言う人が続出。修行する僧侶達の間では「花粉症やアトピーが気にならなくなった」といいます。

早稲田大学理工学術院教授の、服部正先生が僧侶達20名の腸内細菌を解析したところクロストリジウム菌がしっかりと僧侶たちの腸に定着していることが解りました。

クロストリジウム菌をどうやって増やせばいいの?

アレルギーが治るかもしれないと言われる「クロストリジウム菌」。

私たちはどうやったら増やすことができるのでしょうか?

腸内細菌のベストバランスが病気にならない体をつくる

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クロストリジウム菌を増やすには「食物繊維」が鍵か?

理化学研究所 粘膜システム研究グループの大野博司先生の研究によれば、クロストリジウム菌を増やすには「食物繊維」が鍵となるとのこと。

クロストリジウム菌は食物繊維をエサとして増える性質が動物実験で明らかになっているとのです。

アレルギーが治ったという曹洞宗大本山總持寺の僧侶達も、毎日食べる精進料理にしっかりと食物繊維(1日20グラムの食物繊維)が含まれていました。

<食物繊維の豊富な食べ物といえば…>

  • キノコ類 … シメジ、エリンギなど
  • 根菜類 … 大根、にんじん、レンコン、ゴボウなど
  • 木の実類 … アーモンド、ナッツなど
  • 野菜類 … 白菜、いも、など
  • 海藻類 … 昆布、わかめなど

長い間食物繊維をたっぷり摂り続けてきた日本人の腸には、もともとクロストリジウム菌の仲間が多いという研究結果もあります。

しかし、アレルギー性鼻炎アトピー性皮膚炎、ぜんそくなどはいずれも免疫の暴走が起こす病気です。

現代の食物繊維が不足した食生活では、クロストリジウム菌のバランスが崩れ、免疫の暴走を止めにくくしてしまっている可能性があります……。

赤ちゃんは母乳によって腸内細菌を成長させる?

赤ちゃんは生まれてすぐに飲み始める母乳によって腸内細菌を育てると言います。

まず最初に急速に増えてゆくのが「ビフィズス菌」、それを皮切りに私たちの腸は体に必要な腸内細菌を選んで住まわせながら成長してゆきます。

腸は、私たちが日々食べるものをエサとして増え、命と健康を支え続けているのです――。

(※2018年01月14日(日)放送「NHKスペシャル 人体 神秘の巨大ネットワーク(4) 万病撃退!腸が免疫の鍵」より)

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Nスペ「人体4 万病撃退!腸が免疫の鍵」反響ツイート

【予告】シリーズ人体 第5集は「徹底解剖!ひらめく”脳”の秘密」

2018年2月4日(日曜日)よる9時から放送予定です。芥川賞作家、又吉直樹さんの脳を徹底解剖!記憶やひらめきの秘密に迫ります。認知症克服の仕組みも解明?

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