プロフェッショナル仕事の流儀「腰痛治療いまだ進化せり~腰痛専門医・西良浩一」
2019年6月25日に放送された『プロフェッショナル仕事の流儀』は、内視鏡による腰痛治療のエキスパート”西良浩一(さいりょうこういち)”先生の活躍が紹介されました。
広告
プロフェッショナル仕事の流儀番組データ
【放送日時】 2019年6月25日(火曜日)22:30~23:20
【放送局】 NHK総合テレビ
【番組タイトル】 プロフェッショナル 仕事の流儀「腰痛治療いまだ進化せり~腰痛専門医・西良浩一」
【語り】 橋本さとし 貫地谷しほり
「次世代の教科書がつくれる人、それに向かって常に現時点の医療に満足していなくてもっとよりよい医療を考えながら活動している人じゃないでしょうか」#腰痛専門医 #西良浩一 #プロフェッショナルとは#NHK #プロフェッショナル pic.twitter.com/KxEYEXh2fK
— プロフェッショナル仕事の流儀 (@nhk_proff) June 25, 2019
広告
腰痛治療のスペシャリスト「西良浩一」医師55歳
高松市立みんなの病院では、西良浩一(さいりょうこういち)先生・55歳が出張手術を行っていました。
患者は働き盛り34歳の救急隊員。1年ほど前から腰痛が深刻化して仕事ができなくなってしまいました…。寝ていても腰痛は激しく手術に踏み切ったといいます。
西良浩一先生は内視鏡を使って手術を行うスペシャリスト(拠点は徳島大学)。背中の筋肉を大きく切って行う手術よりも直径7ミリの穴を数箇所開けるだけの手術のため遥かに患者の負担が小さいのです。ただし手術の難易度は非常に高くなります。
高松市で行われた救急隊員の患者さんの手術は無事に成功しました。今では職場に復帰し業務をこなせるまでに回復したといいます。
西良先生の居る徳島大学の整形外科には噂を聞きつけて日本全国の患者がやってくるとのこと。
プロアスリート界でも原因不明の腰痛で悩んだ元読売巨人軍の高橋由伸さん、宮崎大輔さん(2019ハンドボール世界選手権日本代表)、室伏由佳さん(アテネ・オリンピック女子ハンマー投げ日本代表)などの腰痛の原因を突き止め選手復帰へ導きました。
女子プロゴルファーを目指す”寺岡妃奈”さんの場合――
女子プロゴルファーを目指す、寺岡妃奈さん(てらおかひめな・19歳)が西良浩一先生のもとを訪ねました。
去年(2018年)の11月頃から腰が痛み始めゴルフの練習ができなくなってしまい、何件も病院を回ったけれど原因がわからない…とのことです。
以前通っていた病院では画像診断で影があったことから「類骨骨腫(るいこつこつしゅ)=良性の骨の腫瘍」が疑われました。その病院での精密検査は陰性でしたが、まだ可能性は捨てきれないといいます。
類骨骨腫であれば手術の必要も出てくるため、西良先生はさらに詳細な問診と触診を実施、最後に画像診断を併用しつつ特殊な薬品を入れた注射針を使って幹部と思しき場所を刺激し最終特定。
痛みの出処が類骨骨腫のある場所と違うことを確認…西良先生の診断は類骨骨腫が原因ではなく、「椎間関節炎」と出たのです。
手術をせずにコルセットとリハビリで治す判断となり、寺岡妃奈さんは現在練習を再開しているそうです。
Fさん(68歳・女性)”4つの症状が同時発生した腰痛”の場合――
Fさんは68歳・女性、長年腰痛に悩まされてきました。去年からは立っているだけで腰から足に痛みが出て全く動けず、しばらく座って休むしことしかできなくなりました。
Fさんには――
- 不安定性
- 側弯症
- 椎間板ヘルニア
- 脊柱菅狭窄症 = 加齢によって異常増殖して太くなった骨が神経を圧迫している
これら4つの大きな症状が同時に出てしまい近所の病院では大きな切開をする手術しか受けられずそれはとても負担のかかることでした。
そこで西良先生はターゲットを2つに絞り内視鏡手術をすることに…。内視鏡手術は西良先生の開発した術式を使った最高難度のもので背骨の奥にある骨も切除できるといいます。
Fさんは西良先生の繊細な手さばきによって神経を温存した状態で増殖した骨を取り除くことに成功。手術から3週間後になると痛みなく日常生活が送れるようになったそうです。
西良浩一先生の生い立ちは?
西良先生は四国高松生まれ。医師を目指したのは手塚治虫氏の漫画『ブラック・ジャック』だったそうです。
18歳の時、徳島大学医学部に入学。高校時代から体操競技をしていた事でスポーツ医学を学ぼうと整形外科を選びました。大学院を卒業した31歳の時アメリカで、「分離すべり症」の新発見をして医学の教科書を書き換えるような新発見をしました。
39歳のときには「腰椎分離症」の早期診断法を確率、内視鏡手術にいち早くチャレンジし、46歳の時東京に出て出沢明先生に支持、手術の腕をさらに磨いて短時間かつ正確にできるようになりました。
徳島大学に戻ってからは、海外の知識を貪欲に吸収し大学の後輩達にも全て英語のまま伝えているといいます。
今も西良先生の腕は進化し2年前にはできなかった難しい手術も可能となっています。次世代の教科書が作れるよう日々進化してゆきたいと話しました。
現在はピラティスに注目。ご自身もピラティス教室で腰痛との関連を探っているとのこと。
ピラティスとは何なのか、本当に必要とされる時代が来ますね。#プロフェッショナル仕事の流儀 #西良浩一 #ピラティス pic.twitter.com/kHcQtygpQx
— 梅原 裕介 (@UBDCQuuDcii3PVz) June 28, 2019
先週の放送が順延となったので再度📣
— 室伏由佳(Yuka Murofushi) OLY (@yucaticatac) June 25, 2019
NHKプロフェッショナル 仕事の流儀📺
主治医であり、今やスポーツ医学(腰痛症)について多くのご指導を賜る徳島大学の西良浩一教授のドキュメンタリー👨🏻⚕️
私もほんの一瞬だけ登場🙋🏻♀️ ▽腰痛治療いまだ進化せり~腰痛専門医・西良浩一https://t.co/8Vx6wSPHkc pic.twitter.com/jNUQi1Ot66
2019年6月25日(火曜日)放送『プロフェッショナル 仕事の流儀「腰痛治療いまだ進化せり~腰痛専門医・西良浩一」』より
『プロフェッショナル仕事の流儀』放送終了後の反響ツイートは?
【本日夜です!!NHKプロフェッショナル〜仕事の流儀〜 腰痛専門医 西良 浩一】
— 竹岡 広二 (たけえもん) @次世代が自然と笑顔であり続ける財産を残す (@tapiokaK8) 2019年6月25日
先週は地震の影響で放送延期になりましたが
スポーツドクターであり脊椎外科医でもある
徳島大学教授の西良先生が
登場!
必見な内容です!!!https://t.co/3wER4eOf1Z
#西良浩一 #徳島大学病院 えっーと、本当に、超天才整形外科のドクターですよ。 今、テレビ見てます。❗
— world android (@Kenvampsahead) 2019年6月25日
"問診"……医療の基本にして、医師の力量を測るバロメーターですね!#プロフェッショナル仕事の流儀 #西良浩一
— フェルス (@felse_pohn) 2019年6月25日
リハビリ……整形外科領域では、治療と並ぶ重要なファクターですね〜#プロフェッショナル仕事の流儀 #西良浩一
— フェルス (@felse_pohn) 2019年6月25日
徳島から世界へ#西良浩一 #徳島大学#プロフェッショナル仕事の流儀 pic.twitter.com/KFCwL0bW9H
— 3̷͈̰̠͂̈͊̆̅̚7̸͎̜̘͓̦͑̂3̴̩͓̼̦̣͉̬̮͎̤̒͐̊ (@Kch_happy_mamer) 2019年6月25日
[https://twitter.com/louolsmile/status/1143525153852145665:embed#今日は、腰痛専門医 西良浩一さん。かっこよいです…私も、お2人のような誰かを幸せにすることを考えて日々進化するために挑戦する心もちたい。*1ウウンもつよ、✨]
昔椎間板ヘルニアやっていまだに何かあるとすぐ腰痛起こす私は、久しぶりにここまで感動する番組見た。
— Yuka S. 🍇 (@yuka_3104js) 2019年6月25日
もし今後これ以上悪化したら西良先生に手術頼みに行く覚悟決めた😊
人間はやっぱり「進化」だな🙆♀️#西良浩一 #プロフェッショナル #仕事の流儀 💕 https://t.co/ctxXTkSfvd
西良浩一(さいりょうこういち)先生はブラックジャックに影響受けて医師を目指したんだね。
— 森田てつお (@morita_tetsuo_) 2019年6月27日
ブラックジャック良い漫画だもんなぁ。#西良浩一
『プロフェッショナル仕事の流儀』当ブログの関連記事紹介
『プロフェッショナル仕事の流儀』関連商品の紹介
腰痛完治の最短プロセス セルフチェックでわかる7つの原因と治し方
- 作者: 西良浩一,室伏由佳
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/10/29
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
*1:-ω-。)(。-ω-