たけしの家庭の医学「内臓脂肪を減らす(秘)海藻&ご長寿ホルモン」
2017年9月26日(火曜日)放送の『たけしの家庭の医学』3時間スペシャル。海藻「アカモク」で内臓脂肪が減少する?タオルで予防?認知症。肩ストンストレッチでかんたん肩こり解消…趣味に没頭して長寿に!?など意外な老化防止術が紹介されました。
たけしの家庭の医学 番組データ
【放送日時】 2017年9月26日(火曜日)19:00~21:48
【放送局】 テレビ朝日
【番組副題】 名医とつながる!たけしの家庭の医学【内臓脂肪を減らす(秘)海藻&ご長寿ホルモン】
【司会】 ビートたけし
【スタジオゲスト】 小林幸子 小倉久寛 榊原郁恵 武井壮 グローバー(39歳) ガダルカナル・タカ
【アシスタント】 斎藤真美(ABCアナウンサー)
今回のたけしの家庭の医学はこんな内容!
- 内臓脂肪が最も減りやすい海藻…それは「アカモク(ギバサ)」!
- 脳の老化を防ぐには「末端の皮膚を刺激すると効果的」!
- 「肩ストンストレッチ」は即効性抜群です!
- 「趣味に没頭する」ことで長寿を実現可能!?
1.内臓脂肪を減らす科
内臓脂肪が増えてしまうと、高血糖や高血圧が進行しやがて、心筋梗塞など命に関わる病気につながります。
内臓脂肪を減らす海藻とは?
小田原雅人先生(東京医科大学病院・糖尿病・代謝・内分泌内科主任教授)によれば、加齢とともに代謝は衰えるので内臓脂肪は必ず蓄積するといいます。
一見お腹が出ていないので内臓脂肪が貯まっていないと思いがちですが、実は意外に内臓脂肪を貯めている人も多いとか…。
フコキサンチンが内臓脂肪を減らす?
北海道大学大学院水産科学研究院、宮下和夫教授の研究やロシアの大学で行われたマウスによる研究によると4週間海藻を摂ったところ大幅な内臓脂肪の減少が確認されたとのことです。
フコキサンチンを摂るとまるで運動したのと同じように内臓脂肪が燃焼するとのこと。
ワカメや昆布にもある程度は含まれていますが、特にこの「フコキサンチン」を多く含む海藻は「アカモク」だそうです。
アカモクは、岩手県の沿岸部などで生産されています。健康効果が年々話題となり生産量も増加しているとのこと。
ちなみに現在よく知られている海藻の種類には以下のようなものがあります。
- 昆布
- 海ぶどう
- トサカノリ
- もずく
- ヤツマタモク
- カジメ
- 海藻麺
- ミル
- ウスバアオノリ
- 銀杏草
- ナガマタ
- ワカメ
- 青のり
- ヒジキ
2.脳の老化を止める科「手のひらタオルマッサージ」
- 手のひらタオルマッサージのやり方は…
- 10分間タオルで手のひらを刺激するだけ(TVを見ながらでもOK)
番組コーナー二つ目は、「脳の老化を止める科」。
老後を迎え多くの人々が認知症について不安を感じています。
脳を老けさせない新事実「脳内物質NGF」とは?
脳を老けさせない脳内物質NGFという物質があるそうです。NGFは誰の体の中にもあり、この脳内物質を増やすことができれば認知症を改善できるかもしれません。
どうすればNGFの分泌量をアップ出来るのでしょうか。
愛知県大府市国立長寿医療研究センターの、佐治直樹先生によれば高齢者の中にもNGFをたくさん保ち続けている人も居るといいます。
どんな人に「NGF」が多いのか?
人間の脳には神経細胞が1000億以上あると言われています。
この神経細胞はそれぞれ記憶を蓄積していて、その間には神経細胞同士を繋がている線路があります。
加齢によってこの線路が切れてしまう(脱落)と神経細胞のネットワークがやり取りしなくなり顔と名前が一致しないなどの物忘れになるそうです。
しかし、NGFを増やすことができれば、この線路を修復出来ます。
タオルを使って「NGF」を増やす?
NGFを増やすには、脳の血流を増やすことが最も重要です。
今までの研究で「ウォーキング」などの運動習慣がNGFを増やすと言われています。
今回番組では、さらにタオルを使っても脳の血流を上げられる方法を紹介しました。
東京都健康長寿医療センターの堀田晴美先生(日本自律神経学会学会賞受賞)がVTRに登場。
NGF増量法…手足の皮膚を刺激する!?
NGFを増やすには手足などの末端の皮膚を刺激するとよいそうです。
- 手足などを刺激
- ⬇
- 刺激が脳に伝わり活性化
- ⬇
- 脳血流がアップしNGFが増加
堀田晴美先生のラットによる研究では「ラットの足」をブラシでこすって刺激するとラットの脳の血流がアップすることが理解っています。(※人による研究はこれから)
人の場合は、タオルなどザラザラしたもので手のひらを10分程度刺激すれば脳の血流がアップするとのことです。
3.セカンドオピニオン外来
番組コーナー3つ目は名医の診療外来。長引くつらい症状を解決する本当の原因とは?
- 頭痛の原因がお腹に?? … 本当の原因は「腎臓・副腎の異常だった」治療で頭痛が解消
- 高血圧で脳の検査?? … 高血圧の原因が脳に?「レビー小体型認知症で高血圧だった」
などなど意外に離れた場所に原因が隠れていることがあります。自費診療となりますが、主治医の紹介状でセカンドオピニオンを受けることも出来ます。
夜中に起きる胸の痛みの正体は?
中年を過ぎた年齢の女性。最近夜中に胸の痛みを感じることが多くなりました。
- 初期 … 左肩だけ痛い
- 肩の痛みから数週間後 … 胸の真ん中ではなく左胸が痛い(数分でウソのように痛みが消える)
- 毎晩同じように胸の痛みが続く(やはり数分でウソのように痛みが消える)
- 胸のレントゲン、心電図、エコー検査の結果「異型狭心症(=安静時のみの狭心症)」と言われた…
- しかし胸の痛みは更に強くなり、1時間近く激しい痛みが…
- 様々な病院を渡り歩くがどこに行っても原因が判明しませんでした…
- 最初の胸の痛みから2ヶ月が過ぎた頃…痛み治療の名医「東北中央病院(山形県)田中靖久先生(痛みに関する専門家・ベストドクターズ認定)」を見つけ診察へ
- 田中先生は、左手で右そでのボタンが止めにくいことから、左肩の痛みに注目
- 首のMRIを撮影。首の骨に棘が突き出ていることがわかりました。
- セカンドオピニオンは「サーヴィカル・アンジャイナ」と言う病名でした。
サーヴィカル・アンジャイナとは?
サーヴィカル・アンジャイナとは、別名「頚椎狭心症(けいついきょうしんしょう)」とも言われる病気です。
首の骨の異常が、胸の筋肉に影響して狭心症そっくりの痛みを発生していたのです。
このような棘は誰にもできるのですが、まれに神経の通り道を刺激することがあります。寝ている時に枕などが首の神経を圧迫し胸に痛みを出していたそうです。
その後、首の骨の棘を手術により削り取り無事完治しました。
名医「田中靖久」先生の肩こり解消法公開!
スタジオゲストに、セカンドオピニオンで登場した名医、田中靖久さんが登場しました。田中先生の師匠、国分正一先生(東北大学名誉教授)が編み出したという誰にでもできる簡単なストレッチで肩こりは解消できるそうです。その方法とは?…
◯肩ストンストレッチ(即効性あり!)
- 両手をだらんとする
- こっている肩の反対側に首を傾ける
- こっている側の方を上げる
- そのまま「ストン!」と落とす
- これを三回繰り返すと僧帽筋が和らぐ
◯ブーケトス・ストレッチ(即効性あり!)
- 上半身を右や左に回しその感じを覚えておきます
- 回しにくい方向を覚えておく
- 両腕を耳の両側でバンザイする
- 二の腕はぐっとまっすぐ伸びるように
- 両腕を上げたまま、肩を叩くように両手をストンと落とす
- これを基本3回おこないます
- 上半身が始める前よりも回しやすく気持ちが良くなっています
このふたつのストレッチを朝昼晩習慣にすれば肩こり改善に大きな効果を期待できるとのことです。
4.全身の老化を止める科
厚労省は先日100歳以上の人口が過去最高の、6万7824人に達したと発表しました。
東京ドームをいっぱいにしても入りきれないほどの人数です。
番組で紹介した長生きの秘訣とは?…
京丹後市で京都府立医科大学(的場聖明先生)と家庭の医学が2000項目に及ぶ住人の調査を実施しました。
特に、長寿に繋がっているのは「DHEA(DHES)」の数値が高いことでした。
DHEAは長寿研究でもっとも注目されている数値です。京丹後市の長寿の方7名にはDHEAが特に多いことが判明。
DHEA(長寿ホルモン)とは?
スタジオゲストに、福岡大学病院の柳瀬敏彦先生(ベストドクターズ認定)が登場しました。先生はDHEAの第一人者。
DHEAとは、腎臓の副腎から出るホルモンのこと、誰でも普段出しているホルモンです。(脂のDHAとは全く違うものです。)
DHEAの働きは…
- 血管を守る(コレステロールが溜まりにくくなる)
- 骨を守る(骨密度が上がる=骨粗鬆症から守ってくれる)
DHEAが増えると年齢相応以上の健康が手に入るとのこと。
DHEAを多く出す方法とは?
柳瀬先生がDHEAを多く出す方法を紹介しました。その方法とは…
- 生活習慣 … 趣味(釣り・絵・お面づくり・習字等)や生きがいを持つ。新しいことにチャレンジするなど没頭すること。ストレスの軽減
- ビタミンCの多い生活 … ビタミンCは副腎の機能低下を予防。食材で摂るほうが効果的
(※2017年9月26日放送より)
たけしの家庭の医学反響ツイート
アカモクって何!笑#秋田 #ギバサ #アカモク#家庭の医学 #たけしの家庭の医学 pic.twitter.com/29bkEnHdtH
— りあ ’•ﻌ•ฅ5つの自由 for Animalฅ•ﻌ•` (@8keihatuken8) 2017年9月26日
こんばんは🌙
— メ~テレ アナウンス部 公式 (@nagoyatvann) 2017年9月26日
健康だいすき徳重です🏃♀️
今 #たけしの家庭の医学 で紹介していた #アカモク !
大好きでほぼ毎日食べています😆
何だか嬉しくて思わずツイート…笑
名古屋のスーパーでは #セントレア のアカモクもみかけますよね😉✨#nbntokushige
内臓脂肪を減らす食材は
— まきりん🌸 (@ppJ3bdsqiWKfSTC) 2017年9月26日
海藻のアカモクだって!
秋田県ではギバサって言うんだよ。そう言えば純くんが「淳朴純真巡業〜能代編〜」の時にblueberryさんで朝食に食べていたよね☺️
私もお土産に買って食べてた!私の場合は内臓脂肪より皮下脂肪減らさないと😱#たけしの家庭の医学 pic.twitter.com/IsHB1sZNVd
記憶力の衰えには…タオルで手のひらをこする。10分毎日……
— サリ― (@AkiyakenSn) 2017年9月26日
物忘れ、最近酷すぎるから😅流石にましゃの名前は忘れないと思うけど👉👈#たけしの家庭の医学
最初に診断してもらった病院の医師が正しい原因にたどり着けない為、患者がさまよってセカンドオピニオンに踏み切ろうとするのに、それが保険適応外の自費診療というのが、納得いかない #たけしの家庭の医学
— furai (@furai06) 2017年9月26日
生きがいや趣味に没頭すると
— 月夜 (@tukiyasama) 2017年9月26日
長寿ホルモンが出る…#たけしの家庭の医学
https://twitter.com/neiro1687/status/912657355271110656
https://twitter.com/nmiyu_uyim/status/912660036895117313
アカモクが内臓脂肪を減らす___φ(゚ー゚*)フムフム っと。。
— めいちゃむ (@goddess2015mei) 2017年9月26日
旬は3〜5月。それ以外は採れないのね(⊙⊙)‼
しかも茎と葉を分別するのは手作業とな!それ高いんじゃないのか…๏_๏OMG!
宇和島でもそんな活動しよったと思ったんやけどなぁ。。
海藻、すげー#たけしの家庭の医学
全身が老けない長寿ホルモン
— めいちゃむ (@goddess2015mei) 2017年9月26日
DHEA(全身を若く保つ働き)
副腎から分泌されるホルモン
20歳を境に分泌量が減少傾向
①血管壁を守る働き(コレステロールが溜まりにくくする作用)
②骨を守る役割(骨密度が上がる。ひいては骨粗鬆症防止に役立つ)#たけしの家庭の医学