Nスペ「スペーススペクタクル1 宇宙人の星を見つけ出せ」
2019年6月23日(日)放送の『NHKスペシャル』は、櫻井翔さんの”スペース・スペクタクル”Part1。
「宇宙人は居る!」と天文学者のほとんどは考えているそうです。果たして広い宇宙のどんな天体に宇宙人が住んでいるのか…最新宇宙望遠鏡”TESS”を使った研究が始まりました。
スペーススペクタクル1「宇宙人の星を見つけ出せ」放送データ
【放送日時】 2019年6月23日(日曜日)21:00~21:50
【放送局】 NHK総合テレビ
【番組タイトル】 NHKスペシャル「スペース・スペクタクル 第1集「宇宙人の星を見つけ出せ」」
【司会者】 櫻井翔 和久田麻由子(アナウンサー)
【スタジオゲスト専門家】 渡部潤一(国立天文台 副台長)
最新科学研究と、最先端CG・VFX技術が出会って、“宇宙人の星”を超リアルに映像化。
— NHKスペシャル公式 (@nhk_n_sp) June 23, 2019
Nスペのシリーズ“スペース・スペクタクル”では驚きの宇宙の姿から、生命と宇宙の深い絆に迫ります。#NHKスペシャル
「シリーズ スペース・スペクタクル
第1集 宇宙人の星を見つけ出せ」
こんや9時です。 pic.twitter.com/v69HwLipDC
2017年ハワイで「全長400m!!巨大葉巻型UFO発見か!?」
2017年の暮れ、アメリカ・ハワイ州マウイ島の天文台(パンスターズ天体望遠鏡)では「宇宙人の操縦する巨大な葉巻型UFOを発見か!?」という衝撃ニュースが発信されました。
その天体は「オウムアムア(ʻOumuamua)=遠方から来た訪問者」と名付けられました。
全長は400m、細長い葉巻型UFOのような形をしていて、人類が初めて遭遇した太陽系の外から飛来した天体でした。
ハーバード大学のアブラハム・ローブさん(天文学科長)は、その軌道や加速方法が人工的であることから「ひょっとすると宇宙人が操縦しているのでは?」と想像を膨らませているとのこと。
オウムアムアの軌道 pic.twitter.com/FzDStfWBrk
— ニライカナイφ★ (@niraikanai07) November 21, 2017
――その後オウムアムアは多くの謎を残して太陽系を去ってゆきました。オウムアムアの軌道計算を担当したローマの欧州宇宙機構・マルコミケーリ先生によればオウムアムアはくじら座の方角にある星に帰っていったといいます。
UFO説を否定し、「オウムアムアは完全に自然な天体だ」と結論付けた。
— 朝日新聞デジタル天文部 (@asahi_tenmon) July 2, 2019
謎の天体に国際チーム結論「エイリアンの探査機でない」:朝日新聞デジタル https://t.co/lYB0iw2rV0
”宇宙人の星”は太陽系の外にある?
今までの観測では太陽系内の惑星に宇宙人が住んでいる見込みはなさそうです。そこで次に定めた目標は「太陽系の外」でした。
2018年4月18日、研究者たちはNASAケネディ宇宙センターから太陽系外にある宇宙人の星を見つけるためのハッブル型望遠鏡をロケットに搭載して打ち上げました。その名は――
- 宇宙望遠鏡TESS(テス)
――この望遠鏡はマサチューセッツ工科大学教授のサラ・シーガー先生(TED2015「太陽系外の惑星を求めて」)のグループが考案しました。
惑星は自分で光らないので直接見つけにくい…
1955年から探索を始め、現在までに太陽系の外にある惑星は4000個以上見つかりました。その方法は以下のような方法です――。
まず惑星は大きさが非常に小さく、しかも自分で光らないため直接見つけるのはまず無理だそうです。
そこで天文学者たちはまず大きな恒星を見つけ出し、燃え盛る恒星の前を横切る惑星の影を捉えようと考えました。(トランジット法)こうして4000あまりの惑星を発見できたのです…。
ただしこの方法では恒星により近い軌道を周る惑星でなければハッキリとした惑星の影を捉えられず、恒星から少し離れた距離になると影がぼやけて見つけることが出来ません。
つまり今まで発見した4000個余りの惑星はそのほとんどが恒星から近いもので、熱く宇宙人が住めない惑星ばかりだったのです…。
探す惑星を巨大恒星の周辺から赤色矮星の周辺に変更?
そこで研究者たちは惑星の探し方を変えました――。
大きな恒星ではなくもっと温度が低い恒星=赤色矮星(せきしょくわいせい)をメインターゲットにすることにしたのです。(赤色矮星は銀河系の恒星全体で最も数が多く、恒星の4分の3(=2000億個)も占めています)
恒星(赤色矮星)の近くにあれば影がハッキリして惑星が見つけ安くなるメリットに加え、表面温度は太陽より2000度も低くなるためたとえ恒星近くに惑星があったとしても宇宙人が住める温度環境の可能性が高いと考えられました。
赤色矮星「トラピスト1」に宇宙人が住めそうな惑星が?
巨大な恒星の探査から小さな恒星の赤色矮星にターゲットが変更された後、早速宇宙人が住めそうな惑星が3つも見つかりました。
トラピスト1という赤色矮星を回る7つの惑星のうち3つは恒星(トラピスト1)からの距離もちょうどよく、惑星の表面温度も高くないため条件的には宇宙人は住めそうだといいます。
宇宙望遠鏡「TESS」は暗く撮影に適した月の裏側で今後2年掛けて全天周を撮影、トラピスト1と同様の赤色矮星とその周辺の惑星を探索するそうです。
赤色矮星に近い惑星は自転しない=潮汐ロックとは?
赤色矮星の近くを周回する惑星は恒星に近すぎて重力の影響を非常に強く受け、地球のようにぐるぐる自転しない惑星(潮汐ロック=ちょうせきろっく)であると予測がされています。
そのため惑星の地表から見える赤色矮星は24時間常に同じ位置にあり、常に昼の面と常に夜の面が出来ます。昼と夜の気温差はなんと400度以上!
ですから生命が住めそうな気温になる場所は惑星の昼と夜がちょうど交わるエリア(トワイライトゾーン)だけかもしれません。(※NASAゴダード宇宙研究所の研究者アンソニー・デルジニオさんによるとトワイライトゾーンの面積は惑星全体の面積の20%以上の広さがあり、気温は0度~20度と予測されています)
水はありふれた物質で宇宙にはたくさん存在しているので、トワイライトゾーンにもたくさんの”液体の”水が存在していると考えられています。
ひょっとするとこれら未発見の惑星の中には高度に進化した文明を持つ宇宙人が住んでいるのかもしれません――。
和久田アナが、宇宙人に会ってきた!?
— NHK おはよう日本 公式 (@nhk_ohayou) June 7, 2019
“驚きの宇宙の姿”“宇宙と私たち生命の絆”を最新科学をもとに描くNスペです!#宇宙人 #NHKスペシャル #スペース・スペクタクル #和久田麻由子 #アナウンサー #おはよう日本 #NHK https://t.co/ZKcFbUlb1g
2019年6月23日(日曜日)『NHKスペシャル「スペース・スペクタクル 第1集「宇宙人の星を見つけ出せ」」』より
Nスペ「スペース・スペクタクル 第1集」放送終了後の反響ツイートは?
NHKスペシャル「スペース・スペクタル」
— あっぴ (@KT525_SS1022) 2019年6月14日
第1集 宇宙人の星を見つけ出せ
予告スポット
(`・3・´)「これNスペですよね?」#櫻井翔 pic.twitter.com/LF10p1B7tH
櫻井翔(嵐) 出演 NHKスペシャル スペース・スペクタクル 第1集 宇宙人の星を見つけ出せ(06/23)番宣25秒配信📺
— kooss公式 編集室(run) (@jfifdecoder) 2019年6月20日
櫻井翔、真面目なNスペのなのに「宇宙人はいる」の台本に不安と驚き。https://t.co/6BYNvBN7th pic.twitter.com/C1WM1j7T7n
2019.6.23 朝日新聞 テレビ欄
— あ り ん こ \(*'◇')ﻭ (@aio3339) 2019年6月22日
Nスペの広告
翔さんと宇宙人さんのツーショットw pic.twitter.com/S7W45h3LPo
7月28日(日)午後9時~
— 村山斉 (@sleptogenesis) 2019年6月27日
NHKスペシャル『スペース・スペクタクル』
第2集 宇宙の黒幕 ブラックホールを見よ
櫻井翔、和久田麻由子アナウンサー。下の写真は、番組に登場する特殊メークのアインシュタインと、アインシュタインのオフィスを再現したセットhttps://t.co/v2aAGuoEGr pic.twitter.com/M7Yst4Nxpl
やっとみた。NHKスペシャルとしては中々ぶっ飛んでて面白かった!
— イシダアキユキ (@ishi912) 2019年6月29日
→NHKスペシャル | シリーズ スペース・スペクタクル第1集宇宙人の星を見つけ出せ https://t.co/PUYjX9rfb2
これ先日のNHKスペシャルで、これこそ宇宙人の証拠!?みたいに取り上げていましたよね | 謎の小天体、UFO説否定=太陽系外から飛来-国際チーム:時事ドットコム https://t.co/fHoagi8yBL @jijicomさんから
— Kayo Masuko MD (@k_masuko) 2019年7月1日
2017年に発見されたインターステラ天体「オウムアムア ʻOumuamua」は、異星人が送り込んだ宇宙船ではなく天然の小天体。望遠鏡での検出限界以下の彗星活動で加速も説明可。スイス・ベルンのISSI(国際宇宙科学研究所)に集結した14名の研究者らが精査して結論。更なる発見に期待 https://t.co/QMOh1EPPdA pic.twitter.com/vjhJlTuUES
— Abe Shinsuke 阿部新之助 (@AvellSky) 2019年7月2日
オウムアムアの起源について “Here we review our knowledge and find that in all cases, the observations are consistent with a purely natural origin for ‘Oumuamua.”(これまでの知見を総合した結果、オウムアムアは完全に自然の天体である)との結論が出たようです。 https://t.co/62D6ITCQIw
— SasakiTakanori 佐々木貴教 (@sasakitakanori) 2019年7月3日
オウムアムア収穫した pic.twitter.com/uloJI7qm5g
— わぐりあんOfficial (@wagurian) 2019年7月4日
Nスペで宇宙には赤色矮星が多数あり潮汐ロックがかかる矮星近くの惑星でも大気循環があり生命が存在するだろうと語られていたので宇宙における生命は更にありふれた存在になったなあと思った
— pierre5 (@pierre5) 2019年7月7日
:「宇宙人は必ずいる」ブラックホール撮影の天文学者が断言する理由〈週刊朝日〉 https://t.co/W56pTSfXbk