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【反響要約】NHKスペシャル AIに聞いてみた「”健康寿命”は運動より食事より”読書”と関係が強かった!?」どうすんのよ!?ニッポン第3回【2018年10月13日(土曜日)放送 NHK】



AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン第3回

 2018年10月13日(土曜日)に放送されたNHKスペシャル「AIに聞いてみた…どうすんのよ!?ニッポン」の第3回目です。

 「健康寿命」を決めるのは「食事よりも運動よりも読書習慣!?」フリーになって初NHKの有働由美子アナとマツコデラックスさんが、AIを使った様々な結論からピンピンコロリ(健康寿命)の秘策を探ります。

NHKスペシャル「AIに聞いてみた」放送データ

【放送日時】 2018年10月13日(土曜日)21:00~21:55
【放送局】 NHK総合テレビ
【番組タイトル】 NHKスペシャル AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン 第3回 健康寿命
【司会進行】 マツコデラックス 有働由美子
【スタジオゲスト】 坂田一郎(千葉大学教授) 近藤克則(国立長寿医療研究センター)
【語り】 芦田愛菜 近藤正臣

今回のテーマは「AIで探る健康寿命」へのヒント?

 スタジオに登場した有働由美子アナと、マツコデラックスさん。

 有働アナはNHKを退職しフリーアナウンサーになってから、これが古巣に帰っての初仕事です。「お帰りなさい」とNHK記者大越健介さんが笑顔で迎え入れてくれました――。

 今回のテーマ「健康寿命」とは、健康上の問題で日常生活が制限される事無く生活できる期間のこと。いわゆる「ピンピンコロリ」のことです。

  • 日本人の平均寿命 … 男性 81.09歳、女性 87.26
  • 日本人の健康寿命 … 男性 72.14歳、女性 74.79

 介護が必要になってから亡くなるまでに平均10年のブランクがあります。ある専門家の調べたところでは、この10年間の医療費は生涯の半分近くを占めるほど莫大な金額だと言います…。つまりこの寝たきりの期間を可能な限り短くすることが出来れば数兆円の医療費が削減できるのです。

 そこでマツコデラックスさんと有働アナが「人生を最後まで元気で過ごすにはどうすれば良いのか?」AI(ひろし)に尋ねてみることにしました。

発表!どの都道府県がピンピンコロリ?

 番組が日本のどの都道府県が健康で長生きしているのかをグラフにして調べました。そのデータ(厚生労働省による)によればーー

  • 健康で長生き … 山梨(健康寿命男性1位、女性3位)愛知、岐阜、富山、静岡、石川、福井など
  • 健康で短命 … 茨城、栃木、鹿児島など
  • 不健康で短命 … 青森、秋田、和歌山、岩手、大阪
  • 不健康で長生き … 奈良、京都、熊本、滋賀、長野東京など

どんなデータをAIに使ったのか?その方法とは?

 北海道から沖縄までの61歳以上のお年寄り、のべ41万人の生活習慣や行動のデータ(質問数600以上、10年以上の追跡調査=JAGES(日本老年学的評価研究機構))をAIに入力。

 例えば「ジョギングが好き」という質問で”YES”と答えた人がその他のどの質問に何人YESと答えているのかを調べ関連の強さを数値にしてゆきます。

 ベイジアンネットワークなど複数の機械学習を組み合わせ、これら約18万通りの関連を全て調べ上げ、質問と質問の間にある強度を判定、強い関連性がある質問同士を線で結び図として配置しました。

 人間の手作業では膨大な時間のかかる作業をAIによって仕上げる事が出来たといいます。

健康寿命をのばすには…運動や食事よりも「本や雑誌を読むこと!?」

 AIによれば「本や雑誌を読む」人は、非常に多くの「他の健康につながる質問」と関連があることがわかりました。(不健康要素の質問には一つもつながっていないそうです)

 例えば「本や雑誌を読む」人は…以下のような設問で「YES」と答えています。

  • 手すりなしで階段を昇る
  • 外出はほぼ毎日
  • スポーツグループに参加している
  • 1人で交通機関を利用できる
  • テレビやビデオでよく笑う
  • 今の生活に満足
  • パソコンが好き
  • 野菜や果物を毎日2回以上食べる

 また、ピンピンコロリで良い成績だった山梨県は図書館が全国1位で県の人口を上回る年間92万人の人が図書館に訪れると言います。やはり読書と健康に関連があるかも知れません。

 また、アメリカのイエール大学で行われた研究(50歳以上の約3600人を調査)では、本を読む人と全く読まない人を12年間追跡調査したところ本を読む人は読まない人に比べ2年以上長い寿命だったそうです。また、性別や健康状態、財産、学歴にも関係はなかったとのこと。

 番組が結論づけたその理由は――

  • 図書館に出かける、本を探し回ることの運動効果
  • さまざまな知的刺激を受ける
  • 過去の記憶が呼び覚まされる

 …などだそうです。「本や雑誌を読む」ことは行動を起こすきかっけを与えてくれるのではないかとスタジオゲスト専門家の近藤克則さん。

 またスタジオゲストのマツコデラックスさんは「本を読む人は活力や向上心がある。図書館の営業時間を遅くすればいろんな健康上の問題が解決するのでは?」と読みました。

その他のAIの提言は?

  • 子どもと暮らすな1人で暮らせ!? … 完全な独りでは無く緩やかな独り暮らしが可能であればストレスが減るから(完全に独りの場合はストレスが逆に増える)
  • ピンピンコロリには泥棒を捕まえろ!? … 「地域の治安が悪化」すると外出しにくくなったりしてストレスが増え、心臓病などの病気のリスクが上昇するから

 

(※2018年10月13日(土曜日)放送『NHKスペシャル AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン 第3回 健康寿命』より)

 

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