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【反響要約】NHK タモリと山中伸弥の「驚き!人体解明ヒストリー」▽キンストレーキから8K顕微鏡まで…国立博物館で医学の進歩を再発見?【2018年3月31日(土曜日)放送内容まとめ】



『驚き!人体解明ヒストリー』放送の内容は?

Nスペ「人体」シリーズの名コンビ、タモリさんと山中伸弥先生、進行の久保田祐佳アナが再び集結!ダヴィンチの直筆解剖スケッチ、キンストレーキ(人体模型)から最新8K顕微鏡まで東京国立博物館で急激な医学の進歩を体感。

『驚き!人体解明ヒストリー』番組データ

【放送日時】 2018/03/31 夜7時30分~
【放送局】 NHK総合テレビ
【番組タイトル】 驚き!人体解明ヒストリー
【出演者】 タモリ 山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所所長)
【ゲスト】 ロッチ(中岡創一 コカドケンタロウ)
【語り】 立川志らく

国立科学博物館から番組スタート!

番組の始まりは、国立科学博物館(東京上野)。

タモリさん、久保田祐佳アナが登場。久保田祐佳アナは「ブラタモリ(2010年)」の初代アシスタントです。

「二人でロケというのは本当に久しぶりだね!」とタモリさん。久保田アナは「久々過ぎてかえって緊張してしまいます!」と話しました。

そこにどーもくんの後ろから登場したのが、山中伸弥先生です。NHK大型企画「シリーズ人体」のメンバーが再び集結しました。

「特別展 人体」国立科学博物館

現在東京上野の国立科学博物館では、「特別展・人体」が開催中。(2018年6月17日(日曜日)まで)

jintai2018.jp

会場では、”モナリザ”で有名なレオナルド・ダ・ヴィンチ直筆の人体解剖図や200年前ヨーロッパで発明されて幕末に日本に持ち込まれた超リアル人体模型「キンストレーキ」、など貴重なお宝が数々展示されています。

また、シリーズ「人体」の番組内で使用した小道具や高精細な人体のCG画像なども間近で見ることができるとのこと。

1.タモリさん山中伸弥先生も仰天!「天才ダビンチのお宝」とは?

「モナリザ」の様な美しい芸術作品を生み出したレオナルド・ダ・ヴィンチ。

彼は究極の「観察オタク」で、人体の解剖スケッチも数多く残していました。

人体展では、ダヴィンチが描いた数多くの人体解剖スケッチの中から「ダヴィンチの解剖手稿(直筆)」も展示されています。タモリさんも「ほう、これが500年前の直筆…本物なんだ…」とじっくり見つめます。

博物館の副館長 篠田謙一さん、研究員 森健人さん、山田格さんの案内です。

篠田さんによれば、当時ダビンチは自分で解剖していたそうです。リアルさにこだわったダビンチは「人物を描く上で解剖は欠かせない……。」と考えていたとのこと。

当時はようやく解剖が許された時代、それまで人体を使った解剖は、宗教上の理由からできませんでした。

また、ダビンチは解剖図を世間に公表する気はなく、すべて亡くなってから発見されたものです。

その後、若き天才医師アンドレアス・ヴェサリエスが登場。驚くほどリアルなデッサン力を持った彼が初めて本格的な人体解剖の書「ファブリカ」(1543年・木版画)を出版し、世間に大きなインパクトを与えたのです。(ファブリカも当時出版されていた木版画本が展示されています)

幕末期・明治期~日本の医学事情は?

日本の幕末、明治時代に日本の医学は大きく進歩してゆきました。

中でも福井藩は熱心で、福井藩・藩医の橋本左内(はしもとさない)を筆頭に西洋医学を積極的に学んでいます。

その橋本左内の弟、橋本綱常は後に日本赤十字社病院の初代院長を務めました。

今回、人体展にて展示されている人体標本(キンストレーキ)は、橋本綱常が若い頃、秘かに内部の臓器を取り出して部屋に持ち込みじっくりと観察したという逸話も残っています。

2.あくなき執念がミクロの扉を開けた?

ミクロの世界と言えば欠かせない「顕微鏡」。

人体展では、歴代の顕微鏡も展示されています。

その中で特筆すべきなのは、1700年頃に製造された「単式顕微鏡」。

一見するとただの機械部品のような顕微鏡は、アントニ・ファン・レーウェンフックが開発。もともとはオランダの織物商ですが、布の品質を確かめるために自ら倍率200倍以上の拡大レンズを作りました。

レーウェンフックはこの顕微鏡を使って「人体の細胞」「細菌」の存在。…という大発見をして当時の王様に科学者として認められるまでになっています。

「こういったある種の”変人達”がたぐいまれな執念で研究した成果ですよね。」と山中伸弥先生。

現在も新しい顕微鏡はどんどん開発されいます。

2014年にノーベル化学賞を受賞した、エリック・ベツィグさん。エリックさんが開発した格子光シート顕微鏡は、免疫細胞を立体的に観察可能です。

また、栃木県・自治医科大学の西村智先生(自治医科大学教授)は、8K顕微鏡を開発しました。

西村先生の開発した8K顕微鏡は、従来の顕微鏡では観察できなかった超広範囲の視野を持っています。そのため、血液中の血栓が移動する様子や、免疫細胞が血管内をながれる様子などを美しい精細映像で観察できます。

今は「体の中に入れて観察可能な、新型”やわらか顕微鏡”」を開発中とのこと。

3.いよいよ生きた体内を観察できる時代へ――

ちょっと前まではレントゲン写真でしか見られなかった生きた体内の様子。

現在では、最新の超小型内視鏡を使って新生児の小さな肺の内部まで観察可能です。

昭和大学横浜市北部病院の工藤進英教授が操る大腸内視鏡は、500倍まで拡大可能な大腸の内視鏡の使って、絨毛(じゅうもう)の中を走る毛細血管までくっきり見ることが出来るまでになりました。

www.showa-u.ac.jp

タモリ×山中伸弥も興奮?橋本マナミの「体内透視」

ドイツの地方都市、エアランゲン。ここに拠点を置く世界的な医療機器の会社「SIEMENS(シーメンス)」。

シーメンスの研究者である、クラウス・エンゲルスさんが橋本マナミさんの体内透視映像を作り上げました。

様々な角度から撮影したMRI画像を立体的に組み合わせ、独自技術で色をつけて出来上がります。

「将来、こうした技術がより進歩すれば手術前に様々なことが解るようになる」と山中伸弥先生も驚きます。

(※2018年03月31日(土)19:30放送「タモリ×山中伸弥の驚き!人体解明ヒストリー」より)

「驚き!人体解明ヒストリー」番組の反響ツイート

https://twitter.com/nagisa3745/status/980041510497304576

https://twitter.com/3i7_3i7/status/980564395221598208

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