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反響要約「主治医が見つかる診療所」▽ダイエット・免疫力UP・認知症予防に抜群の食べ合わせ理論とは【2016年12月12日(月曜日)放送内容 テレ東】



主治医が見つかる診療所「脳の若返り食べ合わせ」

2016年12月12日(月曜日)テレ東にて放送された「主治医が見つかる診療所」は、脳が若返り&痩せる身体に!究極の食べ合わせ法について。

ダイエット効果、認知症予防、インフルエンザ予防などの免疫力UPに良い食べ合わせには様々な知恵があった。組み合わせで二倍にも三倍にもバランスがアップする食べ合わせを紹介。

主治医が見つかる診療所番組データ

【放送日時】 2016年12月12日(月曜日)よる8時(60分)
【放送局】 テレビ東京
【番組副題】 脳が若返り&痩せる体に!究極の食べ合わせ法「やせる 免疫力UP 認知症予防 すぐできるカンタン食べ合わせ法」
【所長】 草野仁
【副所長】 東野幸治
【テレビ東京アナウンサー】 森本智子
【スタジオゲスト】 早見優(50歳・セロリとピーナッツバターが美味しい) 陣内貴美子(52歳・うなぎと梅干しは絶対食べなかった) 
【スタジオゲスト医師】 秋津壽男(内科) 丁先生(漢方)

「食べ合わせ」はいつ頃言われ始めたのか?

日本人が「食べ合わせ」を気にするのは、なんと平安時代からだった。

平安時代に書かれた医学書「医心方(いしんぽう)」にはすでに食べ合わせについての記述がある。

そして昭和初期には「富山の置き薬」がおまけとして配布した「食べ合わせ」ポスターが広く知れ渡っていた。そのポスターによれば「悪い食べ合わせ」は……

  • うなぎと梅干し … 医学手根拠はない。消化不良を起こすのではないかと言われたが、むしろ梅干しのクエン酸の酸味が脂の消化を助ける。
  • スイカと天ぷら
  • タコと柿
  • こんにゃくときゅうり
  • アヒルの卵ととろろ汁
  • カニと柿 … 医学的に正しい。カニも柿も身体を冷やすので胃腸の弱い高齢の方は注意
  • 松茸とアサリ

などなど。これらの食べ合わせは、先人が長い間に経験で得た噂や言い伝えが主なもの。

原宿リハビリテーション病院(東京都渋谷区)にて、食べ合わせに詳しい院長の、林泰史先生が解説。

林泰史先生は「骨粗鬆症」の第一人者として数々の著作もある。

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医学的にも食べ合わせには根拠があることが解ったと林泰史先生。

よく言われる「良い食べ合わせ」は……

  • とんかつ(豚肉) と キャベツ

キャベツは豚肉の脂肪を吸着してくれるという。さらにキャベツを千切りにするとより脂肪の吸着効果が上がると言う。

  • 酢豚 と パイナップル

豚肉のタンパク質はそのままでは、クサリ状につながっているが、パイナップルの消化酵素が分解し、栄養を吸収しやすくする。

タンパク質は鎖状のままではまったく吸収されないが、鎖をバラバラに分解し小さくすることでアミノ酸になるため、そこで初めて吸収されている。

私たちの身体の殆どは20種類のアミノ酸から出来ているので、食べ合わせによってより吸収しやすい状態を作り出すことがとても重要だと、林泰史先生。

ちなみに海外では、「ソーセージとフルーツジャム」も定番で、ソーセージのタンパク質はフルーツジャムの消化酵素で分解されるベストな組み合わせとなる。

「生ハム」と「メロン」の食べ合わせにも医学的な意味があり、生ハムのタンパク質はメロンの消化酵素で分解される。さらにメロンのカリウムは生ハムの塩分も排出する。いつも目にする何気ない食べ合わせにはこのような驚きの健康効果があるのだ。

漢方に於ける「冷やす」食べ物と「温める」食べ物

スタジオゲスト医師の、丁先生(漢方)によれば、以下のような「身体を冷やす」食べ物と「身体を温める」食べ物があるという。

  • 身体を冷やす … トマト・きゅうり・ナス・豆腐・ワカメなど
  • 身体を温める … 鶏肉・にんにく・ごぼう・納豆・ネギなど

これらは、冷やす+温めるの組み合わせで食べるととてもバランスがアップする。(出典:図解 東洋医学のしくみと治療法がわかる本」(ナツメ社2010)より)

例えば、ワカメ(冷)とネギ(温)の味噌汁などはとてもバランスが良い。

図解 東洋医学のしくみと治療法がわかる本

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骨粗しょう症を予防する食べ合わせとは?

原宿リハビリテーション病院の林泰史名誉委員長は、「納豆」と「シラス」を加えると骨粗しょう症予防になる。

しらすに含まれるカルシウムの吸収を納豆の「ビタミンK」がカルシウムの吸収を促し、骨からカルシウムが溶け出るのを防ぐ役割をするのだ。

食べ合わせ理論で健康に?

壮健タムラ薬局(千葉県市川市)で40年以上食べ合わせの研究をしてきたという、田村哲彦(薬剤師・タムラ薬局代表)は、食べるだけで健康になるにはどうすればいいかを研究してきた。

その結果「食べ合わせ理論」に至ったという。

食べ合わせはなんと、500種類あるという。その健康になれる食べ合わせ方程式とは?代表的な例を以下に紹介。

  1. 肉 × ワサビ ⇒ 疲労回復 … 肉にはアミノ酸が豊富。身体の傷を修復し疲労回復効果がある。ワサビ(アリルイソチオシアネート)は胃の薬として肉のアミノ酸消化を促進する
  2. ナッツ × レモン ⇒ 免疫力UP(インフルエンザ予防) … アーモンド(カルシウム・鉄・亜鉛)の吸収をレモンが助ける働きがある。ブロッコリーにアーモンドとレモンをふりかけて食べるとよい
  3. 青魚(サバ・イワシ・アジ・サンマなど) × 抹茶 ⇒ 認知症予防 … 抹茶のポリフェノール(カテキン)の強い酸化防止作用でDHAの酸化を防ぐ。普通に焼き魚にして抹茶粉末を掛ける

番組主治医が実践する「食べ合わせ」とは?

  • 大根おろし + 焼き魚 ⇒ 大根の辛味成分(イソチオシアネート)は発がん物質を中和してくれる。(こげに極微量に含まれる発がん物質)
  • 豚肉 + ネギ類(ニラ・ネギ・にんにく) ⇒ ビタミンB1の吸収を良くする … ネギやにんにくのアリシンは、疲労回復効果があるビタミンB1の吸収を良くする
  • 豆腐 + キノコ ⇒ 骨を丈夫にする … 豆腐とキノコを食べると骨に良い6つの要素を全て摂れる。(タンパク質+カルシウム+イソフラボン+ビタミンD+ビタミンK+マグネシウム)
  • 皮ごとのラ・フランス(皮ごとのぶどうなどでもOK) + エゴマオイル ⇒ エゴマオイルのオメガ3でアンチエイジング効果がある
  • 卵 + 納豆 ⇒ 記憶力に良い(脳の膜の原料であるレシチンは卵にも納豆にも含まれている)
  • ビール + 青汁 ⇒ 青汁にビールを注ぐと美味しいと南雲吉則先生。(スタジオゲストからは嫌がられてしまう)

食べ合わせ最強の調理法とは?

新宿溝口クリニックの溝口徹先生。

溝口クリニックでは、「栄養療法」という新しい治療法で注目されている。食事方法やサプリメントで栄養バランスを改善し、詳細な血液検査のデータから個人個人に最適な食生活を実現すると言う。

また、患者のデータからタンパク質が特に足りていないと言う。

タンパク質が減ると免疫力が落ちたり、不定愁訴による頭痛などが起きてしまうと言う。

そこで、溝口先生は「1日一食のスープ」を推奨している。

  1. スープのポイント1 … 「植物性タンパク質」と「動物性タンパク質」を同時に摂る
  2. スープのポイント2 … タンパク質と大量の野菜を同時に摂る

溝口医師オススメの最強スープレシピ

そこで、溝口医師がお勧めする最強スープのレシピが紹介された。

  • 牡蠣(動物性タンパク質) + 豆乳(植物性タンパク) = 牡蠣と豆乳のスープ(ダイエット効果)
  • イワシ(動物性タンパク質) + 豆腐(植物性タンパク質) = イワシと豆腐のスープ(認知症予防)

ただし、同じものばかりを食べるのは良くない。いろんなものをバランス良く食べると色んな栄養素がとれるようになっているという。

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