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【反響要約】総合診療医 ドクターG+「ビタミンD欠乏症で声が出なくなる?・・・働き盛りの女性を襲う怖い病とは?」【2018年12月1日(土曜日)放送 NHK総合テレビ】


ドクターG+「働き盛りの女性を襲う怖い病」とは?

 2018年12月1日(土曜日)放送の『総合診療医ドクターG+(プラス)』は働き盛りの女性を襲う怖い病について…。

 最終診断は「ビタミンD欠乏症」。ビタミンDが欠乏するとカルシウム不足により筋肉や骨、喉など全身に症状が現れるそうです。長期に渡る極端な日光浴不足によってビタミンDが作られず、やがて「慢性疲労」「低カルシウム血症」や「骨軟化症」などの症状が現れたといいます…。

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『総合診療医ドクターG+』番組データ

【放送日時】 2018年12月1日(土曜日)21:00~21:50
【放送局】 NHK総合テレビ
【番組タイトル】 総合診療医ドクターG+(プラス)「働き盛りの女性を襲う怖い病」
【司会進行】 浅草キッド(水道橋博士 玉ちゃん)
【スタジオゲスト】 かたせ梨乃 足立梨花
【ドクターG】 生坂政臣(千葉大学医学部附属病院)
【研修医】 荒木甫(はじめ)(名古屋第一赤十字病院) 丸山理子(総合病院国保旭中央病院) 桂川広幸(兵庫県立尼崎総合医療センター)

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加納しおりさん(31)の問診-1

 患者、加納しおりさん(31)が初めて病院へ…最初の問診は以下の通りでした。

 仕事はアパレルショップの店長、身長は161cm、体重は45kg。病歴はありません。

 主訴は「ずっと疲れが取れない(慢性疲労)・・・。」

 結婚を控えていて彼とよくケンカ、部下とも上手くいっていず大きなストレスを抱えています。また最近猫を飼い始めるなど環境の変化が大きい状況にあったといいます・・・。

  • 立ち仕事が多いですか? ・・・ 接客業なので一日中立ちっぱなし。足も腰もパンパンです
  • 重い荷物を持つことは? ・・・ 結構あります。服が入った重い段ボールをよく移動します
  • 仕事にやる気が起きないことは? ・・・ やる気が起きないことはありません
  • 荷物を持って階段を上るときは? ・・・ 最初からつらく感じます
  • 疲れが取れなくなったのはいつから? ・・・ 2年くらい前からです
  • 動悸(どうき)や立ちくらみは? ・・・ ありません
  • むくみは? ・・・ あります。仕事帰りには朝履いてきた靴が入らないことも・・・
  • 痛みはありますか? ・・・ 足と腰が特に痛む。動かすと痛みを感じます
  • 睡眠は? ・・・ あまり採れていません。
  • ペットは飼っていますか? ・・・ 猫を飼っています。アレルギー症状はありません
  • 日中の眠気は? ・・・ なし
  • 生理は順調? ・・・ 順調です
  • 体重は? ・・・ 1年で3kg減った気がします。結婚を控えていて、ウエディングドレスにサイズを合わせるためにダイエット中です
  • どんなダイエット法ですか? ・・・ 炭水化物ダイエットで野菜を中心に、脂っこいものは食べません
  • 心配事などは? ・・・ 最近彼と喧嘩が絶えません。仕事でもスタッフと上手くいっていません。あまりの怒りのせいか声が出なくなったことも・・・

最初の問診で研修医たちが推理した病名は?

筋萎縮性側索硬化症(ALS)

 筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、運動神経が徐々に働かなくなってゆく病気です。筋肉を自分の意思で動かせなくなる難病(※研修医、荒木甫先生の推理)。合わない点は、ALSの場合、多くは手先(足先)から動かせなくなってゆくが加納さん(患者)は手先は普通に動かせているのでALSとは考えにくい。

多発筋炎

 多発筋炎とは、ウイルスや細菌から身を守るはずの免疫システムが誤って正常な自分の体の筋肉細胞を攻撃してしまう病気です。筋肉の炎症によって力が入りにくくなったり、痛みが出ます。(※研修医、丸山理子先生の推理)

甲状腺機能低下症

 甲状腺機能低下症とは、甲状腺から出るホルモンの量が減り、だるさやむくみなどが出る病気です。(※研修医、桂川広幸先生の推理)

重症筋無力症

 重症筋無力症とは、神経から筋肉への指令が伝わらず筋肉が動かしにくくなる病気です。目の周りや、近位筋(腰・太もも・肩の筋肉)が低下し疲れやすくなります。

 ただし、重症筋無力症は「だんだん疲れが来る」のが特徴ですが、加納さん(患者)は「最初から疲れている」ので可能性は低い。

生坂政臣先生のカンファレンス1「慢性疲労について」

 生坂政臣先生のカンファレンスにて「慢性疲労とは何か」について話されました。

  • 疲労には2つの種類がある ・・・ 生理的疲労=キツい運動や睡眠不足など寝れば治る疲労 と 病的疲労=病気が原因で疲労を起こしている

 東京慈恵会医科大学の近藤一博教授(ウィルス学)によれば、「疲労」という他人が見てわかりにくい症状を客観的に捉える手段があるといいます。

 それは「唾液中のヘルペスウイルスの量を調べる」というものです。

 ヒトヘルペスウイルスは人類のほとんどが感染しているウイルスで誰にでもあります。普段は静かに潜伏していますが、疲れが溜まると唾液に集まり他の人間に乗り移ろうとする性質があります。

  • 生理的な疲労が溜まる = ヘルペスウイルス(HHV-6、HHV-7)が唾液中に増加する

スタジオゲストのかたせ梨乃さんの唾液を調べてみるとヘルペスウイルスが低く、ストレスも全く感じていないという検査結果が出ました。

さらに病的な疲労を見分ける方法として――

  • はじめからやる気すら無い ⇒ 精神の疲労あり
  • (動作に関して)最初からダメ ⇒ 筋肉や関節に問題あり
  • (動作に関して)だんだんダメになる ⇒ いろいろな病気(が原因の疲労)の可能性

 加納しおりさんは、仕事に対するやる気はあり、だんだんダメにもならない。でも、荷物を持って階段を上がったりするときは”最初から辛い”と話したため、「近位筋優位(=体の中心から近い筋肉=腰・太もも・肩・腕に問題あり)」の可能性があるといいます。

  • 神経に問題がある場合 ・・・ 遠位筋(手先、足先)に痛みを生じる
  • 筋肉に問題がある場合 ・・・ 近位筋(腰・太もも・肩)に痛みを生じる

加納しおりさん(31)の問診-2

  • 疲れた時の痛みは筋肉痛に近い痛み? ・・・ はい
  • 太もも・肩・腰の筋肉が痛い? ・・・ はい
  • 大きく息を吸ってください ・・・ 大きく息を吸うと痛くて吸えません
  • 脇腹の診察 ・・・ 触診すると痛みが出た
  • 歩行の観察 ・・・ 肩を大きく揺らして歩く

「問診―2」から研修医たちが推理した病名は?

全身性エリテマトーデス

 全身性エリテマトーデスとは、前進の様々な臓器に炎症が生じる自己免疫疾患のひとつです。

 全身倦怠感、筋肉痛、関節痛、胸膜・心膜の炎症など多彩な症状が現れます。日光過敏症もあり(※研修医:丸山理子先生と研修医:桂川広幸先生の推理)

混合性結合組織病

 混合性結合組織病とは、全身性エリテマトーデスや全身性硬化症、多発筋炎の病気の特徴を併せ持つ病気です。胸膜炎、関節炎、皮膚の硬化など多彩な症状が現れます(※研修医:荒木甫先生の推理)

生坂政臣先生のカンファレンス2「ポイントは筋肉と骨」

 問診―2で(患者)加納さんの脇腹を押さえたときに痛みが強く出ていました。また、結婚式の打ち合わせで着たウエディングドレスの脇腹部分が「痛い」と言っていた加納さん…。

 これらのことから、加納さんは筋肉と骨に障害がある病気と鑑別されました。

 骨に関しては「骨軟化症(骨粗鬆症似よく似た病気です)」が疑われました。

 また、低カルシウム血症によってカルシウムが不足し筋肉が動かなくなり、声が出なくなったり、階段が上がりにくくなるといった症状も出ていました。

 血液中のカルシウム濃度が低くなると筋肉が敏感になりすぎ、筋肉の過収縮が起こります。

 この状態を「テタニー」といいます。加納さんは声が出なくなったときに筋肉の過剰な収縮によって手の指が不自然な形に曲がっていました。

 加納さんの症状をまとめると――

  • 筋力低下(テタニー=血液中のカルシウム濃度不足による)
  • 骨軟化症(骨のカルシウム不足)
  • 低カルシウム血症

 また、加納さんは日中は屋内、帰る頃は真っ暗…と、1日中太陽に当たらない生活に加え、UVカット化粧品を使う生活が長期間続いており、カルシウムを吸収するのに必要なビタミンDが極度に不足していました。

最終診断は「ビタミンD欠乏症」

 最終診断はビタミンD欠乏症でした。カルシウムの吸収に不可欠なビタミンDの極端な不足により必要なカルシウムを食べ物から吸収することができず「骨軟化症」「低カルシウム血症」を引き起こしていました――。

 ビタミンD欠乏を引き起こした原因は、加納さんがほとんど日に当たらない生活を数年間続けていたことです。

 1,25(OH)2ビタミンDではなく25(OH)ビタミンDを血液検査で測定、基準値以下であることを確認し確定したといいます。

治療法は・・・・・・

  • ビタミンDの服用し食べ物からカルシウムを得る
  • カルシウム製剤の服用し体に必要なカルシウムを補う
  • 日光を意識して浴びてビタミンDを作り出す

 その後、加納しおりさんはこれらの治療が奏功し半年ほどで回復、今では日常の生活を取り戻し結婚もしたそうです。

1日に必要な日光浴の時間とは?

 国立環境研究所によれば、1日に必要なビタミンD(10㎍)を造る事が出来る日光浴の時間は、7月中旬なら半袖短パンで10分程度、12月中旬で長袖長ズボンで北海道は250分、横浜や宮﨑で30分から40分程度だそうです。

 ただし、この時間の3倍以上日光に当たり続けると皮膚がんのリスクが高まるそうです。

 また、キノコ類(きくらげ、まいたけ)、魚介類(あん肝、いわし、しらすなど)に微量含まれています。

ビタミンDは赤ちゃんや子どもにはより必要?

 ビタミンDに詳しい東京大学医学部附属病院の伊東伸朗先生によれば、お母さんが日焼けを恐れるあまり赤ちゃんにも全く日光浴をさせない場合があるとのこと。

 その結果、ビタミンD欠乏症となり赤ちゃんの成長に欠かせないカルシウム不足を引き起こし「くる病(骨の変形)」「O脚、X脚」などの原因を作っているそうです。

 若い人も積極的に太陽に当たるよう心がけ、ビタミンD欠乏症に注意しましょう。

―今回のおさらい―

  • 寝ても疲れが取れないときは「病的疲労」を疑う
  • 適度な日光浴で骨を丈夫に!
  • 歩くときは大股でいつまでもお元気に!

 

(※2018年12月1日(土曜日)放送『ドクターG+(プラス)「働き盛りの女性を襲う怖い病」』より)

 

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