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チョイス病気になったとき【前立腺がん…何もしない治療も!?】ロボット支援手術など2019最新治療SPまとめ!2019年5月18日(土曜日)放送 NHK Eテレ


チョイス@病気になったとき「前立腺がん」スペシャル

2019年最新版!前立腺がんの最新治療情報です。

初期には自覚症状が殆どないため症状が出たときには遅い…と言われる前立腺がん。小線源療法や重粒子線がん治療、ロボット支援手術など新しい治療法が紹介されました!

チョイス@病気になったとき番組データ

【放送日時】 2019年5月18日(土曜日)20:00~20:45
【放送局】 NHK Eテレ
【番組タイトル】 チョイス@病気になったとき「前立腺がん最新治療」
【司会者】 八嶋智人 大和田美帆
【チョイスコンシェルジュ】 吉田真人(アナウンサー)

前立腺とはどこにある?

前立腺は男性にしかありません。膀胱のすぐ下、尿道を取り囲むようにクルミのような形をしています。

この部分にできる癌を前立腺がんといいます。患者数はここ20年で増えていて年間8万人近くになるそうです。

増えている要因は「高齢化」と「PSA検査の普及」だそうです。

前立腺がんを経験した「山田さん63歳」の場合…

前立腺がんを経験した山田さんは63歳。

山田さんががんを発見するきっかけになったのが「PSA検査」です。PSA検査は血液検査の一種です。前立腺がんがあると前立腺から血液中に漏れ出すPSAという物質の値を調べる検査です。

日本大学医学部附属板橋病院の髙橋悟先生によれば、PSA検査は早期発見に非常に有効だと話します。

山田さんは毎年PSA検査を受けていて、2年前の61歳のときに基準値を初めて超えました。その後すぐに前立腺の組織をサンプルで取り出し調べたところ初期の癌が見つかったそうです。

山田さんの前立腺がんの治療のチョイスは?

前立腺がんの治療には主に以下の2つの治療法があります。

  • 摘出手術 … 前立腺の一部または全部を切除する
  • 放射線療法(小線源療法=しょうせんげんりょうほう) … 放射線を出す装置を埋め込み癌を処理する。ただし、万が一がんが再発した場合は手術が出来なくなります(放射線により組織に癒着が起き、切除できなくなるため)

手術によって前立腺とその他の組織を取り出す治療は完治する可能性は高まりますが、機能障害や尿もれの問題が出ます。そこで山田さんは「放射線治療」をチョイスしました。(山田さんの場合再発のリスクが少ないことも選択の要因でした)

放射線による治療では1時間程度で手術は終了し、入院は3泊4日くらいで歩いて帰れるそうです。痛みや血尿が混じることも無かったそうです。

「PSA検査」で数値が高い場合すぐにがんが疑われる?

PSA検査の数値が4を超えると、3割程度の人に前立腺がんが見られるそうです。PSA数値が高いほどリスクは高まってゆきます。

ただし癌がなくても「前立腺肥大症(ぜんりつせんひだいしょう)」や「前立腺炎(ぜんりつせんえん)」などで基準値を超えることもあるため、精密検査や専門医による診断が重要だといいます。

「PSA検査」で数値が高い場合の精密検査とは?

PSA検査で再検査となった場合の精密検査には以下のような方法があるとのことです。

  • 直腸診(触診) … まず行う検査。医師がしこりなどを触診する
  • エコー … 直腸にエコープローブを入れ画像検査
  • MRI … 最近進歩を遂げている。画像によってかなり鮮明にがんが発見可能
  • 前立腺針生検 … 針生検は、直腸診、エコー、MRIなどを経て最終的に行う確定検査

前立腺がんの初期に自覚症状が少ない理由とは?

前立腺がんの初期には自覚症状が少ないと言われています。

なぜ自覚症状が少ないのか?…その理由の一つは「がんが前立腺の外側の皮の部分から発生する(事が多い)から」…。

がんは外側から次第に大きくなり尿道に転移して血尿を出したり、尿道を圧迫したりして頻尿や排尿障害尿などの自覚症状を現します。初期には尿道から遠いため自覚症状が現れにくいのです。

さらに初期の自覚症状は「前立腺肥大症」や「前立腺炎」に似ているため注意が必要です。こうした自覚症状が始まった段階ではかなりがんは進行していて「直腸」「尿道」「骨(特に腰に)」などに転移が始まっていると考えるそうです。

やはり初期の前立腺がんを発見するにはPSA検査が最も有効とのこと。

前立腺がんは早期発見できれば非常に治療の選択肢は広い!!

前立腺がんは早期発見であればあるほど、治療の選択肢の範囲は格段に広まるそうです。

小線源療法(放射線療法)による治療法の詳細は?

  • 小線源療法のメリット … 体への負担が低い。尿もれや機能障害が起きにくいなど
  • 小線源療法のデメリット … 悪性のがんには適用できない(=もし再発したら摘出手術が出来なくなるため)。施術を受けられる病院が限られる(全国100箇所程度)

小線源療法の治療費は、3割負担の場合は約30万円~35万円。高額医療費制度も適用可能のため更に負担を抑えられる。

外照射療法(放射線療法)による治療

最新型の場合は、体を立体的に取り囲みながら照射する方法も登場して、一つの皮膚に放射線が当たり続けることがないようになっているそうです。

「癌が見つからない!?」64歳栗山さんの場合は…

次に紹介された栗山さん(64歳)のケース。栗山さんは59歳のときに初めてPSA検査を受け数値が4.1で基準を超えていました。

すぐに精密検査を行いましたが、がんを発見できず。その後3ヶ月置きにPSAの数値が高くなるのですが何度も検査してもがんが見つかりませんでした…。

しかし4年後、MRI画像診断でついに発見。悪性度を示すグリーソンスコアは中間の7でした。(栗山さんの場合は悪性度が決して低くはないため通常は摘出手術を勧められる)

栗山さんの悪性度から再発のリスクがやや高めでした…放射線治療も利用できましたが、放射線療法を進めてゆく段階で「もし万が一再発したときに再手術ができない」という理由から前立腺を全摘する手術をチョイスしました!

摘出手術は非常に精密に手術を行える「ロボット支援手術(ダヴィンチと呼ばれる機材)」を採用。栗山さんはロボット支援手術によって神経の殆どを温存することに成功し尿もれや機能障害のリスクを最小限に回避できたといいます。

ロボット支援手術はここ6、7年で急速に普及し2012年には保険適用となりました。現在日本での前立腺全摘手術の6割で行われているといいます。

juntendo-urology.jp

ロボット支援手術の費用は?

ロボット支援手術の費用は3割負担で、約50万円。高額医療費制度を適用できるので更に負担を抑えられるとのことです。

最新治療「重粒子線がん治療」とは?

群馬大学には重粒子線医学センターという施設に「重粒子線がん治療」を行える施設があります。VTRに登場し、施設を紹介したのは群馬大学重粒子線医学センター教授の大野達也先生。

巨大な加速器から飛び出す重粒子をがんに当てて処理する方法で、X線よりもピンポイントで強力なため週4回×3週間の計12回程度で治療することが出来るといいます。(X線は6から8週間かかる)

適用されるのは「転移がなく前立腺内にとどまっている」低リスクのがんに限られます。

2018年4月に健康保険の適用となっていて約50万円。高額医療費制度で更に負担を抑えられます。ただし非常に大規模な実験施設のため現在日本で6箇所のみです。

heavy-ion.showa.gunma-u.ac.jp

最も体への負担が少ない”何もしない”治療法がある!?

荒木さんは64歳。10年前からPSA検査を受け去年2月にはごく初期の前立腺がんが発見されました。

PSA値は12.2と高めですが、悪性度は低いがんで3ヶ月に1度PSA検査を行う以外は何もしません。

これを「PSA監視療法」というそうです。

がんがあっても悪性ではなく小さいままでPSAが上がらない限り何もしませんが、1年から2年おきに針生検を行いもし癌が急に大きくなったり悪性度が増したりした場合に初めて手術や放射線療法に踏み込む…という治療です。

こうすることで、手術による後の後遺症や機能障害を回避することが可能になります。

ただし……

  • 癌が前立腺内にとどまっている場合
  • グリーソンスコアが6以下で悪性度が低い場合
  • PSA値10以下の場合
  • 針生検で見つかった癌が貼り2本分以下の場合

……に限られ一定のPSA監視療法基準があります。

 

2019年5月18日(土曜日)放送『チョイス@病気になったとき「前立腺がん最新治療」』より

 

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