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反響要約「NHK チョイス@病気になったとき」▽冬のお風呂や寝室に潜む危険性とは【2016年12月3日(土曜日)放送内容】



チョイス@病気になったとき「冬の家に潜む危険」

2016年12月3日(土曜日)よる8時から放送された「チョイス@病気になったとき」は、冬の家に潜む思わぬ危険を紹介。

「お風呂」で事故死する人は年間実に約2万人もいて、特に冬に集中する。また「寝室」では暖房器具の使い方によっては大怪我をすることも?こうした危険を避けるチョイスを大公開。

チョイス@病気になったとき

【放送日時】 2016年12月3日(土曜日)よる8時(45分)
【放送局】 NHK Eテレ
【副題】 冬の家に潜む危険
【スタジオゲスト医師】 倉林均(埼玉医科大学リハビリテーション医学講座教授)
【スタジオゲスト看護師】 秋山正子(暮らしの保健室 訪問看護師)
【司会】 八嶋智人 大和田美帆
【チョイスコンシェルジュ】 新井秀和(アナウンサー)
【語り】 佐藤真由美 江越彬紀

入浴中の事故死の推移

東京23区(2005年~2014年)に取られた入浴中の事故死の推移グラフ(東京都監察医務院調べ)。

事故死の人数の平均は、夏の時期8月が一番少なく、12月~2月くらいにかけ冬の時期に集中している。

冬の入浴中の危険とは?

2016年2月。命にかかわる入浴中の危険にあった方を番組が取材。

森さん(54歳・仮名)。

「(いつものようにマンションの大浴場で入浴していて)毎日と同じだったんですよ。(とのときだけは)突然ブチッと来たから、ええっ?って感じで、何?という感じだった」と証言する森さん。

大浴場のお湯はやや熱めの43度。この浴場で10年来昨日と同じように肩までしっかり浸かっていた。

すると、今まで感じたことのない激しい頭痛を感じ「痛い!痛い!」と叫んだと言う。

それを聞いた近くの人がたまたま看護師の経験があったため、すぐにくも膜下出血だと判ったという。

その人が湯船をすぐに出て横に寝かせた。直ちに救急搬送された。

検査の結果はやはり「クモ膜下出血」だった。至急クモ膜下出血を止める手術を受け一命はとりとめたが今も後遺症が手などに残っていると言う。

埼玉医科大学リハビリテーション医学講座教授の、倉林均先生が開設。

原因は冬の熱いお湯は血圧の上下が激しいことだと倉林先生。入浴中に起きる病気としては以下のようなものが多い。

  • 脳卒中 … 「脳梗塞(詰まる)」「脳出血(内部の血管の破裂)」「クモ膜下出血(クモ膜の下で出血)」
  • 心筋梗塞 … 心臓の冠状動脈(心臓に栄養を送る血管)が詰まることで起きる
  • 意識障害(立ちくらみ) … 体が温まり血管が広がった所で急に立ち上がると、血液が重力に従って急激に頭から引いてゆく。すると立ちくらみが起きる

冬の入浴法のチョイスとは?

事故を防ぐための安全なお風呂の入り方を紹介。

  • 入浴前 … コップ1杯の水分を補給する。⇒汗と利尿作用により水分が多く失われる。そのため血液がドロドロになり脳梗塞が起きやすくなるため
  • 脱衣所 … 脱衣所を温める ⇒ 脱衣所とお風呂の温度差をなくす。温度差があると血圧が変化するため脳卒中や心筋梗塞の危険がある
  • 浴室 … 浴室を温める。シャワーを使って壁などに湯をかけるとよい。また、浴槽の蓋を外して沸かすと浴室が温まって良い
  • かけ湯 … かけ湯は心臓から遠い所(足や手)から最初にする。その後胸など心臓に近い部分にかけるとよい
  • 湯船に入る … 温度は38度~40度。湯船には足からゆっくり入る。42度以上になると、地を止める「血小板」が刺激され血がドロドロになり、脳梗塞や心筋梗塞の危険が増す
  • お湯の量 … お湯の量はみぞおちくらいまでが最適。(タオルを湯に浸して肩にかければ温かい。)若い人は肩まででもOK。⇒ 水圧で心臓に負担がかかるため
  • お風呂の蓋 … 湯船にお風呂の蓋をかけ、テーブルのようにして両手を置いておけば万が一気を失っても溺死しない
  • お湯に浸かる時間 … ひたいに汗をかき始めたら出る。15分以下が目安
  • 湯船から出るとき … 湯船からはゆっくりと立ち上がり、湯船に腰をかけて休む。
  • 朝風呂は避ける … 朝は副交感神経優位の状態から、交感神経優位の状態に大きく変化する時間帯。そんな時に風呂に入って副交感神経を刺激するのは身体に大きな負担がかかる

とても注意点が多いが、いちばん重要なのは「(入浴前と後の)水分補給」「脱衣所の暖房」「浴室の暖房」「40度以下の湯温」の4つ。

冬は「銭湯」を利用するのもひとつ。人が周りにたくさんいるため異常があれば処置を受けやすい。

冬の寝室に潜む危険とは?

東京逓信病院皮膚科の、松崎大幸先生。

寝ている間に起きる「低温やけど」に注意する必要があると言う。

低温やけどは、皮膚の深いところまでいつの間にか達してしまい、神経まで侵される場合も……。

44度の少し熱い感じる温度が6時間同じ場所で続くとやけどになる。

さらに温度が上がるとたとえ触れている時間が6時間より短くても火傷になるという。

また、脳梗塞の後遺症がある人は身体の片側が感じないため低温やけどを起こしやすい。さらに糖尿病の場合も皮膚感覚が鈍く火傷に気づかない。そのうえ、傷も治りにくい。

「低温やけど」を起こさない工夫

  • 湯たんぽはカバーで覆う
  • 寝る前に外す
  • 貼るカイロ … 直接肌に当てない

高齢者の為の「冬の工夫」

高齢者の場合の冬の生活の工夫も紹介された。

  • 引火しない素材の服 … はんてんの袖がストーブやガスコンロに引火する危険
  • 部屋全体を暖房するようにする … こたつなど一部を温めると活動しなくなる。部屋全体を温め冬でも活動的になるように仕向ける
  • お餅は小さく小分けに … お餅は、とにかく小さくする。食べきるまでしっかり周りが見とどける

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