yonta64のテレビ番組ブログ

テレビ番組を見ながら興味のある内容を記憶 ガッテン・あさイチ・NHKスペシャルなど 放送直後の反響ツイートも紹介しています(非公式です)

【反響要約】ブラタモリ#113「山形・酒田」☆なぜ酒田が日本一の大金持ち「豪商・本間家」が繁栄したのか?【2018年9月29日(土曜日) NHK総合テレビ】



今回のブラタモリは山形県酒田市へ!

2018年9月29日(土曜日)に放送の『ブラタモリ』は、山形県の酒田市へ。かつて北前船、西回り航路のスタート地点だった「酒田」は、最上川流域の天領米を運ぶ重要な港でした。日本一の大金持ちだった本間家や風待ち港だった「飛島」をタモリさん&林田アナが探索します!

『ブラタモリ』#113「山形・酒田」番組データ

【放送日時】 2018年9月29日(土曜日)19:32~20:17
【放送局】 NHK総合テレビ
【番組タイトル】 ブラタモリ「#113 山形・酒田」
【出演者】 タモリ 林田理沙(NHKアナウンサー)
【語り】 草なぎ剛

山形県酒田市最上川の橋の上からロケスタート!

今回の天候は雨、タモリさんと林田アナは最上川(全長229km・全国7位の長さで日本三大急流のひとつ)の橋の上からロケスタートです。

林田アナは今回が初めての酒田、タモリさんも初めてで最上川をこうしてじっくり眺めるのも初めてだと言います。

晴れていれば鳥海山を一望する大パノラマなのですが、あいにくの雨に景色はなにも見えません…。

今回のテーマは「山形酒田はなぜ日本の中心?」

今回の旅のテーマは「山形酒田はなぜ日本の中心?」

案内人を担当するのは、酒田市役所の地域振興課、小林和也さん。生まれも育ちも酒田なんだそうです。

東京から酒田までは約350kmもあります、「とても日本の中心とは思えないですねぇ…」とタモリさんが笑います。

海の総合商社「北前船(きたまえぶね)」とは?

北前船とは、江戸時代に日本海側の各地の物資を瀬戸内海を経由して大阪に運んだ船のこと。

「西回り航路」は酒田をスタート地点として、新潟 福井 広島、大坂、江戸といった主要な港に立ち寄り、米 塩 衣類などを中心に売り買いしていました。

「海の総合商社」といって良いくらい当時の経済活動に大きな影響を与えたとのことです。西回り航路を一往復すれば、現在の価値で1億円儲かったといいます。

酒田が北前船の出発点になったのはなぜ?

北前船はどうして酒田を出発点にしたのでしょうか?

ここからは、港町の歴史に詳しい専門家・京都大学の山村亜希先生が解説、山村先生は名古屋・熱田の放送(2017年6月17日)でも登場しています。

最上川沿いにある大きな倉庫群「山居倉庫」に到着したタモリさんは江戸時代そのままに残る倉庫の建物をみると「よく残したねぇ」と感動。

倉の内部はお米の倉庫となっていて江戸時代、酒田の主力商品はお米だったのでした。

最盛期には年間65万5千俵のお米を取り扱っていたそうです。

しかも、酒谷は江戸幕府が直接治める「天領」がたくさんあり天領で採れた江戸幕府の米「天領米(てんりょうまい)」を運び出す「専用ルート」の必要があったため酒田が北前船のスタート地点となっていたのでした。

1672年に河村瑞賢(かわむらずいけん)が幕府の命によって西回り航路を開きました。

北前船で酒田が大繁栄した痕跡とは?

商人は江戸幕府が作ったこの西回り航路を使って商売をし、酒田の町は急激に繁栄していったのでした。

歴史的に有名な豪商、本間家のお屋敷にタモリさん一行は移動。本間家は北前船の交易、不動産業、金融業の3本柱で潤い実質的に藩を仕切っていたと言われています。

明治時代になってもその財力は衰えず、岩崎弥太郎や五代友厚といったお金持ちと肩を並べる規模だったそうです。

東京にも本間家所有の物件があり一度タモリさんが借りようとしたことがあったそうですが、タモリさんの口添えがあっても借りることができなかったといいます。

本間家の旧本邸(600平方メートル・住み込み使用人30名)を訪れたタモリさん、幕府の役人を迎えるため超豪華な部屋の造りになっていました。

本間家11代目当主の本間万紀子さんがお出迎え、徳川斉昭の直筆の掛け軸や、加藤清正が朝鮮から持ち帰った青磁の壺を見せて貰いました。

沖合39kmにある「風待ち港・飛島」へ移動

本間家を出てタモリさん一行は、日和山公園へ移動。

ここからは日本海と港が一望できますがとても風が強い事が解りました…実は酒田の港は強風という弱点があったのです。

風を防ぐために江戸時代の人々はどのようにしたのでしょうか。それは「飛島」という島の崖のような地形を利用した風よけの港に北前船をいったん停泊させ、酒田の港の風がおさまると本港へ船を着けていたのでした。

酒田の港が強風の時は、飛島という「風待ち港」を使って風が強いという港の弱点を補っていたのでした。

飛島は火山の島、粘り気の強い溶岩が高く盛り上がって屏風岩のような形を形成したそうです。これらの溶岩は流紋岩といわれているとのこと。

 

(※2018年9月29日(土曜日)放送『ブラタモリ「#113 山形・酒田」』より)

 

『ブラタモリ』放送終了後の反響ツイートは?

次回の『ブラタモリ』は箱根…

次回のブラタモリは箱根の温泉。10月6日(土)夜7:30放送予定。

yonta64.hatenablog.com

前回の『ブラタモリ』は宇都宮…

yonta64.hatenablog.com

『ブラタモリ』関連グッズの紹介

ブラタモリ (1) 長崎 金沢 鎌倉

ブラタモリ 14 箱根 箱根関所 鹿児島 弘前 十和田湖・奥入瀬

ブラタモリ 14 箱根 箱根関所 鹿児島 弘前 十和田湖・奥入瀬