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あさイチ パート・非正規…職場の悩みを専門家と賢く解決!今が働き方改革の時?…【2019年7月24日(水曜日)放送 NHK総合テレビ】



あさイチ「職場の悩み 賢く解決!”非正規”の働き方改革」

2019年7月24日(水曜日)放送の『あさイチ』は、非正規で働く人々の職場の悩みについて…。

今年3月放送のあさイチでファクスの数が2000通以上!非常に反響の大きかった「パート・派遣」の悩み&解決策特集第二弾!

『あさイチ』7月24日(水)放送データ

【放送日時】 2019年7月24日(水曜日)08:15~09:55
【放送局】 NHK総合テレビ
【番組タイトル】 あさイチ「職場の悩み 賢く解決!”非正規”の働き方改革」
【司会者】 博多大吉 博多華丸 近江友里恵(アナウンサー)
【コーナー担当】森田洋平(アナウンサー)
【スタジオゲスト】 松尾諭 横澤夏子
【スタジオゲスト専門家】 須田美貴(社会保険労務士=自らも数々の職場を体験)

「新しく入ってきた正社員が異常に横柄」…どうすれば??

Aさんはパート従業員。新しく入ってきた正社員二人がそれまでの平和な職場を壊しました。新しく入った新人アルバイトもその二人のおかげでどんどん辞めてゆきます…。

正社員の店長に相談するも「二人は職場を良くしようとしてくれているので我慢してほしい…」と言われてしまい為す術がありません。

そこでAさんは同僚だった元正社員にも相談しました。その結果「やっぱり問題の二人はおかしい!」という事になり八ヶ月かけて職場改善を行っていくことになったそうです。

職場環境改善…その具体的な改善方法は?

  • 【ポイント1】具体的な記録を紙に残す
    感情的にならず、他の従業員から聞き取りを行った「いつ・具体的に何を言われどんなことがあったか・その時どういう気持ちになったか」をヒアリング調査し形にする(自分たちの気持をいったん紙に詳細な記録をしてまとめる=信憑性が増す)
  • 【ポイント2】賛同する仲間を集める
    およそ3ヶ月を費やして従業員の署名を集めた⇒最終的に8割の署名が集まった。ただし署名を強要してはいけない
  • 【ポイント3】本社など第三者に相談
    以前相談して無駄だった店長ではなく本社の人事部にヒアリングの結果と署名などの客観性のある証拠を提出。第三者に委ねる

本社人事部にヒアリングと署名を提出するとまもなく、本社から問題の二人に聞き取りがあったそうです。そして三ヶ月後二人は別の店舗に異動することが決定しました。

約八ヶ月間かかりましたが、二人の移動で職場は元の明るさを取り戻したそうです。

労働局の行う「あっせん」制度とは?

例えば職場で上司等が「仕事が出来ないから明日から来なくていい」と言われてしまった…などのトラブルが発生した場合は、労働局に「あっせん」を依頼することが出来るそうです。

ja.wikipedia.org

あっせんを依頼された労働局は、トラブルのあった当事者双方個別に(顔を合わせること無く)ヒアリングを行い解雇の取り消しなど和解出来るようなチャンスを作ってくれるそうです。

「あっせん」はヒヤリングまでは数日、証拠は不要、ヒアリング自体は数時間、そして無料で行なえます。裁判等で弁護士などを立てる前に費用のかからない「あっせん」を一度検討してみてはいかがでしょうか?

「残業代はもらえるのか?」ある社員の悩み

派遣社員として大手の介護施設で働いていたAさん(女性)。子どもの送迎のため夕方までの約束だったはずが、毎日残業するように…。しかも給料明細を確認しても残業代はついていません…。

さっそく自身の派遣コーディネーターに改善を依頼しましたが、コーディネーターはすでに退職…仕方なく派遣先の施設長に直談判しました…。

すると「残業代は施設長のポケットマネーから支払われるので残業代を払うと私のお金がなくなる。」と信じられないことを言われたそうです。

労働基準監督署も取り合ってもらえず…

そこでAさんは最終手段として「労働基準監督署」へ相談しましたが証拠不十分として取り合ってもらえなかったそうです。

後日あさイチがAさんが相談した労働基準監督署に取材したところ、署長は少ない人員で年間1万2千件の相談を抱えており非常に厳しい…過労死の危険が迫っているなどより深刻なケースを最優先している…という回答でした。

相談先の”相談”は「総合労働相談コーナー」へ!!

残業代が支払われないなどのトラブルに遭遇してしまった場合はいったいどこに相談すればよいでしょうか…?

現在、各都道府県に300箇所設置されている「総合労働相談コーナー」がその窓口を果たしているとのことです。

www.mhlw.go.jp

この窓口では「その相談場合なら労働局へ或いは、労働基準監督署へ…」など相談内容に応じた振り分けを行っていて、適切な窓口と申請の方法、用意する証拠などを申請に必要な手続きなども教えてくれるそうです。

非正規は有給休暇が非常にとりずらい問題…

パート・非正規は有給休暇の制度があってもとても取りづらいと感じる人は多いようです。

弁護士の住川佳祐さん(労働問題のスペシャリスト)によれば……

  • 6ヶ月間継続勤務した
  • 8割以上出勤した

……という条件があれば正社員・パート・アルバイト問わず全ての人が有給休暇を貰える事になっています。

そして有給休暇をもらう資格があることを証明するには……

  • タイムカードや出勤簿などの勤務実績を証明するもの(シフト表)や給与明細
  • メール、SNSの記録、音声テープなど相手が有給休暇の申請を拒否した証拠
  • タイムカードなどを残さない会社の場合も毎日の記録の積み重ねで証拠として使えます(ただし手書きのもの、エクセルなどにまとめたものは不可)

その他パート・非正規労働者から寄せられた悩み…

  • 20年間1円も給料(時給)が上がらない ⇒ 賃金を上げることは義務ではないため残念ながら経営者に一任されています(最低賃金を上回るのであれば違法ではない)
  • 契約書に無い仕事を頼まれた ⇒ 自分のスキルに全く合わない場合はまず職場へ相談

 

2019年7月24日(水曜日)放送『あさイチ「職場の悩み 賢く解決!”非正規”の働き方改革」』より

 

『あさイチ』放送終了後の反響ツイートは?

https://twitter.com/Bread12xx/status/1153816023209922560

https://twitter.com/kurorin9600/status/1153817289008877571

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