今日のあさイチ…「40代50代を襲う家計のピンチ!」
2019年3月6日(水曜日)放送の『あさイチ』は…40代と50代がピンチ!?”家計の危機”をどう乗り越える?
今や超低金利の時代…昔借りたお金は借り換えて支払総額を大幅ダウン出来るかも!さらに保険の見直しや奨学金支援策の話など…ピンチを安心に変える方法はまだあるかもしれません。
『あさイチ』3月6日(水)番組データ
【放送日時】 2019年3月6日(水曜日)08:15~08:55(※国会中継のため短縮放送)
【放送局】 NHK総合テレビ
【番組タイトル】 あさイチ「40代と50代がピンチ!家計の危機をどう乗り越える?」
【司会進行】 博多大吉 博多華丸 近江友里恵(NHKアナウンサー)
【コーナー担当】 遠藤亮(NHKアナウンサー)
【スタジオゲスト】 森尾由美 三倉佳奈
今日のあさイチ、NHKオンデマンドにて配信されています。https://t.co/LrO4FWLLOc
— テレビ番組ブログ (@yonta24blog) March 6, 2019
「お金を稼ぐより節約する方が難しい…」ユダヤ人の格言より
日本弁護士連合会の統計(2014年)によりますと、収入が比較的高いはずの40代(21.05%)と50代(27.02%)が、自己破産をした全ての年齢層のほぼ半数を占めるという意外な調査結果に…。
40代から50代にかけては、住宅ローン、教育費、親の介護など大きな支出が集中しがち…自己破産まで行かなくても家計が赤字に転落する世帯は多いと言います。
また若い頃には考えてもいなかった「想定外」の出費も増える時期です…。
- 住宅ローンは無理のない金額で組んだけど、管理費がじわじわ上がって毎月3万円増えた!!
- 年齢が上がって冠婚葬祭に行く頻度が増え、交通費や香典などがかさむ!!
- 子どもが奨学金を返せなくなり連帯保証人の親に請求が!!
などなど…しかも、この15年間で「ボーナスの社会保険料がアップ」「配偶者特別控除の一部廃止」「定率減税の縮小・廃止」「子どもの扶養控除の縮小・廃止」などで給与から天引きされるお金は年々増え、現在の手取額は年間50万円も減っている状況です…。
これだいぶと問題じゃない?景気がいいとか言うてるのどこのだれ? #あさイチ pic.twitter.com/Ng3thMuq0m
— 秋 葵 (@daisuke_train) March 5, 2019
番組が取材したあるご家庭では…
ファイナンシャルプランナーの中村芳子さんが、番組に協力したあるご家族の悩みを解決する手段を考えました――。
このご家族は節約をしているけれど、夫は外国人で退職金がもらえない労働契約があり、加入が遅かったため年金も満額もらえない…さらに最近、長女が地方の国立大学に進学し、長男も将来大学に進学したいと言っている…というご家庭です。
…住宅ローンも定年後7年も残るなか、退職した後の生活を特に心配されていると言います…。
ファイナンシャルプランナー:中村芳子さんの解決策「ローンの借り換え」とは?
ご夫婦は当初、とにかく今より生活を切り詰めて節約し、貯蓄を増やそうと考えておられました…。
そこでファイナンシャルプランナーの中村芳子さんが提案したのが、「住宅ローン」の借り換えを行うこと!
「年金生活になってからローン返済が長すぎる」事はとても問題で、せっかく今生活を切り詰めて貯蓄したとしても定年後のローン返済で急激に貯蓄が無くなってゆきます。…。
ローンは今より金利の低い会社のローンへの借り換えを行い、退職前に全て終えることが大切です。
ネット銀行の借り換えローンなら金利大幅減も見込める!
住宅ローンを借りた数十年前は変動金利で1.475%程度の金利が普通だった時代でしたが、今やネット銀行が登場し金利が0.59%と大幅に低く抑えられる住宅ローンも多くなりました。
そこで今のローンを借り換えて金利を抑え、返済期間も退職前に前倒しする…というものです。
ローン借り換え手数料などに80万円ほどかかりますが、それでも今までの住宅ローンを続けるよりも金額を抑えられます。
- ネット銀行の借り換えローンを使えば…
手数料など … 80万円
金利 1.475% が 0.59%(10年固定金利)へ
このご家族の計算では、手数料を払い借り換えて、金利を下げ返済期間を9年短縮しても、支払総額で220万円も削減できました。
ご家族も「借り換えをするのとしないのでは全然違う!知ってびっくりした」と安堵の表情をされました。
こうして退職後は貯蓄額を全て生活するためのお金に回せます。
金利が低くなった時代だからこそ、貯蓄よりもローン金利の見直しを行って借り換えすることはとても大切な事だと言います。
人生でまとまったお金を貯める時期は3回しかない!?
ファイナンシャルプランナーの深田晶惠さんがスタジオに登場。
深田さんは「人生でまとまったお金を貯める時期は3回しかないんです」と興味深い発言をされました。
- 結婚して出産するまでの間
- 子どもが小学生の間 … 保育園の時、中学生以降はお金がかかる
- 子どもが独立してから60歳までの間
”保険は絶対必要”という考え方は改めよ!
ファイナンシャルプランナーの深田晶惠さんが次に提案するのは「保険」の見直しです。
- 保険は絶対必要という考え方は改めよ
ここで対象とする保険は「医療・生命」保険です。医療はいまや技術力の進歩により入院日数が8割で30日以内と格段に減っています。そこで長い入院に備えた保険ならば見直しを検討します。
- 医療保険は入院に手厚い保障が必要か検討を!
また、生命保険に関しても子どもの成長に合わせた必要額の見直しを検討するとよいとのことです。
深田晶惠さんが実際に提案した保険見直しのケースでは、保険を月1万円見直しただけで、20年で240万円、夫婦二人なら480万円の保険料を老後の貯蓄に回せるのです。
ネット保険や職場のグループ保険ならば価格も抑えることが出来るといいます。
知ってました?大学進学費用も上がってます
今や国公立の大学でも4年間の学費(+入学金)は私立大なみに上がっています。
- 1981年の大学学費 … 私立1,722,623円 国立820,000円
- 2017年の大学学費 … 私立3,729,857円(約2倍にUP) 国立2,425,200円(約3倍にUP)
そのため奨学金を借りる学生は多く4年間で500万円ほどにもなります。社会人になってから奨学金を返済できず破産した人も…。(2012年~2016年度」日本学生支援機構)
- 変換社本人の破産 … 8,108件
- 連帯保証人の破産 … 5,499件
小さな支出の削減を侮ってはいけない!
スタジオのファイナンシャルプランナーの深田晶惠さんの提言、ふたつ目は「小さな支出の削減を侮ってはいけない!」です。
- 保険の見直し
- 携帯電話料金の見直し
など小さい額でも積み重ねれば大きなお金になります。
また、児童手当を使わないで貯めておくと一人あたり200万円程度にはなるそうで、塵も積もれば山となる支出の見直しをすれば余裕のある生活を手にできるかも知れません。
また、学費は上がる一方のため思い切って子どもの進学については親が全額出すという考えは捨て、学校を私立にするか、国立にするか、地方に行くか地元に行くかなどを選択させ足りない分は自分で努力して通ってもらうという考え方で子どもと話し合う必要がありそうだと深田晶惠さん。
奨学金を借りる学生が急増!広がる支援策
家計の問題や授業料の値上げから奨学金を借りる学生は増加する一方です。しかし支援策も増えているといいます。
- 会社の奨学金支援 … 勤続年数によって数百万円を支給
- 自治体の支援策 … 自治体の会社に就職した場合に支援金を支給
こうした支援策(奨学金、授業料免除)は、以下のサイトに詳しく解説されているとのことです。
- 日本学生支援機構 … www.jasso.go.jp
- 大学ポートレート … portraitsniad.ac.jp
(※2019年3月6日(水曜日)放送『あさイチ「40代と50代がピンチ!家計の危機をどう乗り越える?」』より)
『あさイチ』放送終了後の反響ツイートは?
いつも思うけど、年収700万とかじゃなくて300万〜500万ぐらいで分けてシミュレーションしてくれないかな 700万とか全然参考にならない #あさイチ
— 行燈 (@orientallamp) 2019年3月5日
ぎょえ〜。 #あさイチ pic.twitter.com/T58ai1BKkg
— 不器用なママ (@7monthsmom) 2019年3月5日
怒られるかもやけど
— 🦀犬🦀 (@make_inu_tsu) 2019年3月5日
自分の子供の大学進学に投資する価値はありますか?
何を学びに行くのですか?
奨学金制度をちゃんと理解してますか?
とりあえず大学って人のその後…
っていう特集の方がずーーっと役に立つんじゃない?#あさイチ
「きちんと準備しておかないと、子供に大きな負債を負わせることになりかねません」
— 空 満 暮 (@joy703) 2019年3月5日
という教育費
おかしいよね、この国#あさイチ
学生から金利取るなや!!
— tri(トライ)🍡 (@tri_400x) 2019年3月5日
酷い国だよな。
他の先進諸国は国立だと学費無料やで。
#あさイチ
学費が2倍3倍なのに所得は2倍3倍になってない事をもっと問題視するべきじゃない?#あさイチ
— 岡 ひじき (@gaizeric1) 2019年3月5日
え、え、えーーーーー!!!
— ゆうすい美帆@マスクdeおしゃれ応援団BASE販売中 (@yuusuimiho) 2019年3月6日
国立に行けば親孝行なんて今は昔
なになに
こんなに値上がってたの???
地方出したらどっちも変わらない
って
う〜ん、考えちゃうな
お金で将来を考えたくないけど
考えずにはいられない問題
それにしてもやっぱりおかしい
日本の教育#あさイチ #子育て #教育費 pic.twitter.com/MF6HgJaKXt