yonta64のテレビ番組ブログ

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要約「NHKスペシャル(Nスペ) 第4集「最後のイゾラド」 大アマゾン 最後の秘境」▽マシュコピーロ、文明社会との接触【2016年8月7日(日)放送内容 NHK】


NHKスペシャル「最後のイゾラド」

 2016年8月7日(日曜日)午後9時にNHKにて放送された「NHKスペシャル 最後の秘境 第4集「最後のイゾラド」」は、南米アマゾンで森の果てに住む謎の部族(マシュコピーロ)の生態に迫るドキュメンタリー映像です。

Nスペ「最後のイゾラド」はこんな番組でした――

  1. 「イゾラド」とは文明社会と接触しなかった部族の総称
  2. 最近、イゾラドが住める安全な森が無くなり、イゾラドからの接触が増えた
  3. 周辺の部族を襲う事件も発生。村人も亡くなっている。現地ではそんなイゾラドを「マシュコピーロ(野蛮な人間)」と呼んだ…
  4. 彼らは免疫を持たない為、接触には何種類もの予防接種が必要となる
  5. 現時点で残り数百人のイゾラド。このままではあと2~3年で絶滅するだろう…

NHKスペシャル大アマゾン番組データ

【放送日時】 2016年8月7日(日曜日)よる9時(50分)
【放送局】 NHK総合(NHKG)
【番組副題】 第4集 最後のイゾラド 森の果て 未知の人々
【語り】 松田龍平
【音楽】 佐藤正治

相次ぐ 謎部族「イゾラド」の目撃情報

 2014年11月。

 アマゾン川の河口から5000キロ、ペルーの「ラス・ペドラス川上流域」。謎の部族イゾラドが現れたという情報が相次いで届いた――。

 イゾラドとは、文明社会に未だ触れたことがない部族の総称のこと。

モンテ・サルバードにある”イネ族”の集落へ

 取材班はラス・ペドラス川を3日掛けて遡った。7回もの目撃情報があった「モンテサルバード」に向かうのだ。取材が始まった2014年、これほどの目撃情報が上がったことは過去100年間無かったという…。

 NHKは政府に取材交渉を重ね、やっとペルー政府イゾラド担当(人類学)「ヘクトール・スエヨ」氏ら調査団への同行を許された。調査団一行には万が一のため武装警官も随行し銃を所持していた。

モンテサルバードの監視所にて

 モンテサルバードはアマゾンでも最上流にある集落で、ここにはイネ族が住居を構えている。

村人の目撃情報によれば、イゾラド族は対岸から弓矢を担いでやってきたという。

 ちょうど10日前、川の対岸がイゾラドで埋め尽くされた…。

 その情報を受けペルー政府は、約100人が住むイネ族の集落「モンテサルバード」に”イゾラド監視所”を構えた。

 監視所のエルネスト・アルバラードさんがイゾラドのものだと言って、矢を見せてくれた。

 矢は、カピバラのようなげっ歯類の歯を使って磨いだもので非常に鋭く出来ていた。さらに蛇の猛毒が塗られていて、刺さればすぐに絶命するという…。

イゾラドに襲われたイネ族・青年の証言…

 イネ族の集落には、森でイゾラドと遭遇した青年もいた。カメラの前で証言する――。

 矢はみぞおちに入り、脇腹を抜けたため奇跡的に一命は取り留めたという。

しかし胃のほとんどと腎臓の一部を失ってしまった

 今もその瞬間を思い出すと夜も寝付けない、殺される夢ばかり見てしまうというのだ。

6月…ついにイゾラドをカメラに捉えた!

 2014年6月。NHKの取材班が村に入る5ヶ月前、ついにイゾラドをカメラに捉えた。

 10人の弓矢を持ったイゾラドがこちらを見ながら川を渡ってくる。

 調査団は「友よ!兄弟よ!矢を収めてくれ!刺さると痛いんだ!」と叫び相手を刺激しないように声掛けをするが、それでも集落に近づいてくる。

 やがてイネ族集落はパニックになった。監視所は唯一カギが掛かる施設のため、子どもや女たちは全員監視所へ逃げ込んだ…。

文明社会と接触を試みるイゾラドたち

 集落のリーダーは、家々から大量のバナナを集めて敵ではないことを伝える。

 イゾラドは、それが通じたのか槍を足元に置きこちらに近づいてきた…。

 腰巻き以外何もつけていないイゾラドたち…。顔には化粧をしている者も居る。慎重に近づいては盛んにこちら側を指さし始めた。

 集落側の一人がパンツだけになり、笛を吹くとイゾラドも笛を吹いて答えた。

 動物のモノマネをするとイゾラドも返すようになり、歓迎ムードが漂う。

 すぐに、小舟のバナナをイゾラドに進呈するとバナナを貰ったイゾラドは、自分たちが手に持っていた木製のナイフを「返礼の品」として小舟に乗せて返した。

イゾラドが大挙してやってくるようになる

 バナナを進呈した接触をした後、突如として115人ものイゾラドが大集団で現れた。

 モンテサルバードのイナ族よりも多い集団だ。

 ペルーの人たちは文明社会に姿を表したイゾラドをマシュコピーロ(乱暴で野蛮な人間)と呼ぶことにした。

 その姿は皆、野性的な顔立ちで長い髪を持っている。

先住民の言葉が通じる事が判明した

 マシュコピーロたちへ呼びかけをしていると、イナ族の先住民の言葉が一部通じることが判った。

 「どこからきた?」とマシュコピーロへ話しかけると「上(上流)から来た」と答える。

 「5つの夜が終わったら上(上流)に帰るので、早くバナナをくれ」と要求してくる。

 マシュコピーロが「女は居ないのか?みんな出てこい」と言ったり、動物のモノマネをしたり終始友好ムードとなった。バナナを渡すと「また明日の朝くる」と帰って行きしばらくその関係は続いた。

11月…雨期が始まり姿を見せなくなる

 2014年11月。

 やがて雨期が始まり彼らは上流へ帰っていった。

 政府の調査団が、上流へ入りイゾラドの痕跡を調べる。道案内したイナ族の長老は手に猟銃を持っていた。

 マシュコピーロ(イゾラド)の住居を発見。ヤシの葉を傘にしただけの簡易的な住居だ。

 バナナを焼いたり、野ブタやカメなどの食べ残しを発見…。

なぜか鉄の鍋とホーローの皿も…

 錆びた鉄の鍋とホーローの皿も彼らの住居跡に発見。

 どこから入手したのか?

 政府の仮説によれば、1980年代イゾラドの生息地に不法伐採業者たちが流れ込んだ時期があり、鉄の鍋とホーローの皿もこれらの業者から奪ったか盗んだものだろうと推測される。

 マシュコピーロたちは、不法伐採業者を避け森の奥に姿を消したが、その先にも国道が建設され元居た森へと帰ってきた。

 長い年月が流れ自分たちの元居た森(上流域)に帰ってくると伐採業者は一掃され、すでに居なかったが、代わりに見たこともない部族、モンテサルバードのイナ族が自分たちがもともと居た場所に住んでしまっていたのだ…。

政府調査終了直後イナ族が襲われた

 政府の調査が終わり、政府の調査団メンバーやNHKの取材班も帰ることになった。集落でお別れのパーティーが開かれた。

 しかし取材班と調査団が帰った3週間後の2014年12月、すぐにモンテサルバードのイナ族が襲われた。

 幸いイナ族たちは船で逃げ、被害はなかったが、村の全ての家畜は殺され家は徹底的に破壊された。殺された犬や、首のない鶏の死がいが辺りに散乱する。

 襲撃から一ヶ月後、政府の調査団が再び現地入りしたが、イゾラドたちはすでに姿を消していた…。

イゾラドを追って森に入ると、カエルが吊り下げられていた。カエルは「森に入るな!」という拒絶のサインだという。

別の集落でも襲撃事件

 2015年8月。

 更に半年後、モンテサルバードから150km離れた「シベチアリ地区」で青年が弓矢で襲われ死亡した。矢で心臓を一突きされていた。

 弓の形が違うため、襲ったのはモンテサルバードとは別のマシュコピーロ(イゾラド)だと考えられた。

 シベチアリ地区に住む部族は、100年以上前から文明社会に接触していて、現金収入の殆どをエコロッジなどの観光収入から得ている。現在もエコロッジを建設中だった。

 しかし青年が殺されてからは、観光客は全く来なくなったという…。

 収入を絶たれた集落のマシュコピーロへの憤りが高まる。「報復するしか無い」と先住民達は言う…。

マシュコピーロをペルー政府の管理下へ

 こうした事件を受けてペルー政府は、マシュコピーロを政府の管理下へ置くことを決定。

 マシュコピーロの森が見渡せる高台に接触のための前線基地が設けられた。

 最終的には文明社会の一員にしてしまおうという計画。

 接触前線基地には、ロメウ・ポンシアーノさん(先住民族・モンテサルバード出身でマシュコピーロとの豊富な接触経験がある)が抜擢された。

マシュコピーロ家族との接触

 実は、免疫を持たないマシュコピーロたちは現代人との接触によって簡単に絶滅してしまう

 500年前からそれは繰り返されてきた。

 病原菌を撒き散らす現代人は、森を開発しイゾラドが住む安全な森を削ってきたのだ。現在残るイゾラドはどんなに多く見積もっても500人程度しか居ないだろうという…。

 2015年9月。9人のマシュコピーロと10回目の接触。接触前には予防接種など万全の感染対策を行った。

 文明化の第一段階として、好奇心のより強い若い人たちに握手やハグなどの作法を教える。芋やバナナを贈り物として渡すなどの試みを続ける。

ついに取材班とイゾラドが接触に成功!

 NHK取材班のカメラマンが一人、イゾラドの家族との接触を許された。

 10種類以上の予防接種を打ち、健康チェックを受けた。カメラを抱えてバナナと一緒に同行する。

「ノモレ!ノモレ!(友達)」と何度も唱えながら近づくが新しい客人(カメラマン)を警戒するマシュコピーロ。

 「私の子どもに害を与えるなよ」と警告もされた。21分間の接触の間、好奇心が旺盛で近づいてきては、服を着てみたい。あなたは誰?何もしない?など次々と喋りかけてくる。

あなた達は「怖い」…

 12回目の接触で、イゾラドたちに「なぜ、人をあやめたのか」と質問をした。

 イゾラドは「あなた達は怖い、あなた達が先に殺した。(今)幸せ(かどうか)は分からない。」と答えた。

 政府は、この場所で接触を続けたが、やがて3ヶ月後「帰る」と言い残し去っていった。それ以来現在に至るまで全く姿を表していない。

イゾラドは2~3年後に姿を消すと予測…

 専門家たちはイゾラドが、あと2~3年で絶滅するだろうと予測している。

 広大なアマゾンは、今現在も未知なるものを失いながら文明社会に染められてゆくのだ……。

最後のイゾラド反響ツイート

https://twitter.com/zeki_ima/status/762372139932459008

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