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要約「総合診療医ドクターG 学校に行けない」▽病名は「甲状腺機能亢進症」【2016年4月13日(水)放送 NHK総合】

今回の総合診療医ドクターGは…

2016年4月13日(水曜日)22時24分に放送された「総合診療医ドクターG(ドクタージェネラル)」は、学校に行けない…が病気の主訴。

今回から「シーズン7」となる。今回は甲状腺機能亢進症や起立性調節障害などによって朝起きられない・脱力などの症状に悩まされるが親からは「単なる怠け病」と見られてしまう辛い病気について。

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総合診療医ドクターG出演者

【司会】 浅草キッド(玉ちゃん 水道橋博士
【スタジオゲスト】 犬山紙子(6年間ニート生活を経験) 片岡鶴太郎
【ドクタージェネラル】 鈴木富雄(番組最多出演・大阪医科大学附属病院・総合診療科)

今回の研修医のみなさん

  • 小川瞳(おがわひとみ) … 東京都 慶應義塾大学病院 研修医
  • 金縄 健治(かねなわけんじ) … 鳥取県立中央病院 研修医
  • 都築清歌(つづきさやか) … 京都府洛和会音羽病院 研修医

突然学校に行かなくなった…

(※実際の症例をもとに再構成したドラマ。名前はすべて仮名)

谷啓太さん(高校2年生)は同級生の、石田菜緒さんと元気に登校。部活ではサッカー部に所属し、高校生活最後の大会にも張り切って出場していた。とても素直な男の子で充実した高校生活だったという。

ところが突然学校を欠席するようになった。原因がわからず生活も昼夜逆転しこのままでは引きこもりになってしまいそうだと母親が心配している。

患者水谷啓太さん「主訴 学校に行けない」

お母さんと一緒に大阪医科大学附属病院の総合診療科を訪れた。

啓太さんの主訴は以下のとおり…。(仮名・実際の症例を元に再現)

  • 17歳高校生、171cm、53kg、37.3度(微熱)、脈拍毎分98回
  • 来院3ヶ月前から遅刻が多くなり「だるい」「すぐ怒る」ようになった
  • 朝起きられない
  • 1年前両親が離婚し、母と二人生活となった
  • ----(ここで母親が席を外す)-----
  • 体が疲れているのに寝れなくなった
  • 夜更かしするようになり深夜にカップヌードルなどを食べるようになった
  • 心療内科に行き「焦らずに様子を見よう」と言われる。心療内科では薬はもらっていない
  • 「起きたい」のに起きられない
  • 夜中、足がつるようになった
  • 欠席が増えたのは来院3週間くらい前から
  • 1年の時から付き合っていた彼女を親友に取られたことがショック
  • 立ち上がった時にふらふらしたことがあった。目は回っていない

研修医たちの最初の診断

研修医たちの最初の診断は三人とも「甲状腺機能亢進症」(正解)だった。

  • 小川瞳先生 … 甲状腺機能亢進症
  • 金縄 健治先生 … 甲状腺機能亢進症⇒周期性四肢麻痺(=過剰な甲状腺ホルモン(+炭水化物の大量飲食)のせいで脱力発作が起こる)
  • 都築清歌先生 … 甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症とは?

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)とは、首にある甲状腺(普段は新陳代謝を促す器官)に自分の免疫が攻撃して刺激し甲状腺からホルモンがたくさん出て汗をかく病気。

不眠、イライラ、疲れやすい、体重減少などの症状が出る。

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うつ病を否定しない理由は?

今回「うつ病」を診断結果に入れなかった理由は、彼女を取られたなどの精神的ショックがあっても部活仲間とは楽しそうに食事などをしていてうつ病の症状はないと判断したという。

睡眠相後退症候群」=ニート病?

ニートの時に体験する、昼夜逆転現象。

昼間はカーテンを締め切り、夜元気に活動して朝になると寝るという生活状態には病名があり「睡眠相後退症候群(すいみんそうこうたいしょうこうぐん)」という。

ニートを経験した時期がある犬山紙子は自分がニートの頃やっていたことに病名があると聞いて驚いた。

ホルモンの分泌がおかしくなり昼に活動するのが難しくなり、結果学校に行けない状態になる。

ナルコレプシー

10代の日本人の多い病気。

場所や状況にかかわらず睡眠発作が起こり突然倒れて眠ってしまう。

ギランバレー症候群

ギランバレー症候群とは、手足の筋肉を動かす運動神経に障害が起こる病気。

足がつったり力が入らない事があり、重症な場合は呼吸ができなくなることもある。

筋力を確かめる「徒手筋力テスト」

ナルコレプシーやギランバレー症候群などの場合筋力が極端に低下する。

こうした筋力をテストする方法が「徒手筋力テスト(としゅきんりょくてすと)」。

手や足に力を加えた時の抵抗力を見るテストで、医師などが患者の方に力を加えその力にどの程度抵抗できるのか?を見るテスト。

増える「起立性調節障害」とは?

さらに病名が加わった。

起立性調節障害とは、精神的なストレスや環境変化の影響で自律神経の調節に障害が起こる病気。

交感神経(活動神経)は朝活動が始まると優位になり、夜寝るときになると副交感神経(休む神経)が優位となる。

しかし、起立性調節障害の場合は朝に交感神経が働かず起きれなくなる。

血圧の回復が遅れ、脳に血が行かなくなってしまう。25秒以上血圧が戻らない人は「起立性調節障害」であると言える。

熱が出るわけではなく、頭痛やだるさがあり「ズル休み」「グズ」とよく言われてしまう。

現在小学校などでこうした悩みを抱える児童は多いという。

起立性調節障害自体知らない医師も多く「不登校児童」の3割から4割が実はこの病気だったという調査(大阪医科大学附属病院調べ)もある。

交感神経は血圧で判る

交感神経は血圧で判る。低血圧の人は朝起きにくい。

寝ている状態から体を起こすと、血液全体は下半身に溜まった状態になっている。

これを元に戻す働きをするのが、交感神経が担っている。

  • 下半身の血管を収縮させる
  • 心臓を速く動かして、血流を増やす

など行う。あるデーターでは起立後血圧回復時間は平均17秒と言われている。

計測方法は…

  1. 寝た状態で血圧を測定(午前中に10分間寝た状態で測定)
  2. 血圧計の圧力を固定
  3. 起き上がってから血圧が回復するまでに25秒以上かかる場合は「起立性調節障害」と考えられる

再現ドラマの続き…

  • 朝起きられない。痛みはない。
  • 朝や激しい運動後、驚くほど足や腕に力が入らない事がある(1時間続いた)
  • 徒手筋力テストは正常
  • 血圧回復時間は正常

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最終診断結果「甲状腺機能亢進症」

最終カンファレンスでも、研修医たちが最初に診断した「甲状腺機能亢進症による周期性四肢麻痺」が最終的な診断だった。

甲状腺機能亢進症の診断

  • 首の腫れの状態 … あり(甲状腺が腫れている)
  • 手の震え … あり
  • 手のひら … 汗ばむ

啓太さんには、薬による甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の治療が行われた。

3ヶ月前うつ病だったかも?

また啓太さんは、3ヶ月前に彼女を取られたショックで(短期的な)うつ病が絡んでいたかもしれないため、薬による甲状腺機能亢進症改善と合わせて、精神的なストレスをケアする治療も同時に行った。(うつ病の薬は処方なし)

自律神経の病気は体とともに心の病気がきっかけになることもあるため総合的に診てほしいと鈴木富雄医師は話した。

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次回は、尻もちをついて腰の骨を折った女性。骨粗しょう症が原因か?

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