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yonta64のテレビ番組ブログ

テレビ番組を見ながら興味のある内容を記憶。ガッテン、モヤさま、etc。放送後の反響ツイートなどを紹介しています

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反響要約「NHKスペシャル 自閉症の君が教えてくれたこと」▽作家、東田直樹さんのことば【2016年12月11日(日曜日)放送内容】

NHKスペシャル自閉症の君が教えてくれたこと」

2016年12月11日(日曜日)NHKスペシャルにて放送された「自閉症の君が教えてくれたこと」……は、自閉症でありながらパソコンや文字盤を使うことで意思の疎通が出来る東田直樹さんについてのドキュメント。今まで自閉症を持つ人の内面を知ることはできなかったが、東田直樹さんの発信力が多くの人々を勇気づけているという。

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NHKスペシャル番組データ

【放送日時】 2016年12月11日(日曜日)夜9時(50分)
【放送局】 NHK総合
【番組副題】 自閉症の君が教えてくれたこと
【朗読】 三浦春馬
【語り】 ayako_HaLo 滝藤賢一
【ディレクター】 丸山拓也(33歳)

東田直樹さん(24歳)

東田直樹さん。彼は、重度の自閉症である。

  • 人と会話することが出来ない
  • 衝動を抑えることが出来ず。赤ん坊のように声を上げ目に入る様々なものを触ったりする

しかし、彼はアルファベットの並ぶ文字盤を前にすると急に喋れるようになる。

パソコンの文字変換のように次々と言葉が浮かび、文字盤の前で流暢に喋りだす。

じつは、NHKでは2年前の2014年8月にも「NHKスペシャル 君が僕の息子について教えてくれたこと」というドキュメンタリーを製作している。

番組では、東田直樹さんの言葉を通してこれまで当事者が伝えることのできなかった思いや考えを明らかにした。

番組のきっかけとなった本とは?

重度の自閉症をもつ人が高度な自己表現をする事は極めてまれだったため、従来は外部からその考えを想像するしか無かった。

自閉症の僕が跳びはねる理由 (角川文庫)

自閉症の僕が跳びはねる理由 (角川文庫)

 

そのドキュメンタリー製作のきっかけとなったのは、東田直樹さん本人が綴ったエッセー「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」から。

この本を読んだ多くの人が自閉症の心の内を知ることが可能となった……。

  • 何が一番つらいですか? … 何かしでかす度に怒られたり笑われたりして謝ることが出来ず、自分が嫌になって絶望することも何度もあります
  • そばにいる人は、どうか僕達のことで悩まないで下さい。自分が辛いのは我慢できます。しかし自分がいることで周りを不幸にしていることには僕たちは絶えられないのです

このエッセイ本は、世界30カ国以上の言葉で翻訳され、世界中の自閉症を持つ多くの人々に希望を与えた。

自分の子供が何を考えているか判らずにいた親たちが、この本によって初めて愛情や知性を本人たちが感じていることがわかって安心したという。

東田直樹さん、プロの作家へ

最初の出版から2年経った2016年。

今再び番組スタッフが会うと、東田直樹さんはプロの作家として活動を始めていた。

自閉症である自身の内面のことだけでなく認知症、病気など様々なハンディキャップがある人々に向けて色んな分野でエッセイや小説を書くようになっていた。

「文章を書くことは生きることそのもの」

苦しみを抱えた人がどう生きればよいのか?その成長と迷いを綴っている。

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自閉症スペクトラム障害とは?

千葉県君津市の東田直樹さんのもとへ『NHKスペシャル』ディレクター 丸山拓也氏(33歳)が2年ぶりに訪れる……。

直樹さんはすでにプロの作家として20冊の著作がありその収入で生計を立てている。

初日は、2年ぶりに会ったNHKディレクターに戸惑う直樹さんの姿があった……。

自閉症スペクトラム障害」は新しい環境の変化に対応しにくく、対人関係を築くのが難しい先天的な脳の機能障害である。

アスペルガー症候群など症状の軽いものを含め総称してこう呼ぶ。

自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体 (SB新書)

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 自分の気持をコントロールする事ができない直樹さん、母親が側にいると気持ちが落ち着くという。やがてディレクターとも慣れ落ち着いた。

NHKスペシャルディレクターの癌

ディレクターの丸山拓也氏は前回のドキュメンタリーの完成直後「胚細胞腫瘍(当時31歳)」というがんで闘病していた。

www.ncc.go.jp

肺や肝臓にも転移して5年生存率は50%。大量の抗癌剤と手術、闘病は1年間続いたという。

幸い治療の効果があり、ガンは死滅。しかし治療の後遺症と再発の不安が残った。

現在も再発をチェックするため月一回の通院が続く。

「いつ癌が再発するかわからない」…自分が癌というハンディキャップを背負う立場になり、もう一度東田直樹さんに会いたくなったのだという。

直樹さんとの会話の中で、ディレクターの「自分がガンで早く死んだら命のリレーが繋げなくなる(子を作れなくなる)」という(…癌になったら患者がよく話す借り物の言葉…何処かで聞いたような)意見に「大切なのは命のリレー自体ではなく、命は大切だからこそ一人ひとりが完結していて自分がどう生きるか?繋げなくなった人の気持ちを考えて欲しい。」と直樹さんが鋭くディレクターが(例えガンという命に関わる大病になったとしても)健常者が普段考えている気持ちの足りない部分を突いてしまった……。

作家「デイヴィッド・ミッチェル」さんとの出会い

アイルランドコーク州。ここにはクラウド・アトラスなどの作品で知られる作家のデイヴィッド・ミッチェルさんが住んでいる。

クラウド・アトラス 上

クラウド・アトラス 上

 

彼には、10歳になる会話の出来ない自閉症の男の子が居る。

息子が何を考えているのかわからず、子育てに絶望していた4年前、直樹さんのエッセーに出会った。

日本で英語教師として8年間を過ごし日本語が読めたことが幸いした。

「なぜ、息子が頭を床に打ち付けるのか?」

「突然パニックを起こすのか?」

全ての答えが東田直樹さんの書いたエッセイにはあったという。ミッチェルさんはすぐに翻訳作業に取り組み、それが世界30カ国以上に翻訳され出版された。

Naokiのおかげで息子が成長した姿を思い描けるようになったという。

現在でもメールのやり取りをする。

例えば……

  • ミッチェル「Naoki、自分が自閉症ではない人になった夢を見ることがあるかい?」
  • 直樹「僕は時々自分が普通のこどもになった夢を見ていました。クラスのみんなとおしゃべりしたりふざけあったりとても楽しそうにしてます。しばらくして夢だったことがわかると僕は酷く落ち込みました。しかし今はそうした夢を見ることもない。自閉症のままの自分が夢に登場している。」

直樹さんは、ラジオ講座を聴いていたおかげで英語を読むことが出来る。ミッチェルさんから来た英文の質問も読んで理解していた。

直樹さんが自分の状態に気がついたのは、13歳の時。小学校の授業について行けず、特別支援学校に進路を変更することになった時だ。

自分には”知能がある”、”心がある”と思っても、それを他人に訴える方法は当時なかった。

福岡北九州市認知症を患う祖母」

福岡北九州市には直樹さんの祖母が住んでいる。

今は、認知症を患っていて自分ならおばあちゃんの認知症を暖かく見守れるはずだと思っていたが、実際にかなり進行したおばあちゃんの様子を見て、現実を受け入れるのは実際には難しい「おばあちゃんは変わっていないと思い込みたいだけだった。」と感じたと言う。

自閉症の作家には見られたくない

取材をはじめて3ヶ月が過ぎた頃、直樹さんは次第にNHKの取材に苛立つようになっていた。

自閉症について何度も何度も質問を重ねる、丸山ディレクターに「私は自閉症という奇異の目で見られたくない」と講義する。

自閉症で苦しんできたのは事実だが、私が生み出す言葉と直接の関係はありません。」

直樹さんはこれから幅広く読者を獲得してプロの作家として生き残ってゆくために、自閉症の作家という特殊な目ではみられたくないと考えていた。

ミッチェルさんの住むアイルランド

2016年8月、作家デイヴィッド・ミッチェルさんからアイルランドに招かれた。

ぜひ、直樹さんに自分の息子「ノアくん」と会ってもらいたいと言う…。

3時間の食事会で直樹さんと息子のノアくんと会うことができなかったが、別れのあいさつをすることになって、ノアくんから直樹さんに近づき握手を交わすことができた。

知らず知らずのうちに、ノアくんと「以心伝心」していたのかもしれない。と父親のミッチェルさんが笑った。

「直樹さんが、自閉症で苦しいことはとても良く解っている。しかし、私たち自閉症の子を持つ世界中の親にとって(子どもの気持ちの内部を見せてくれる)直樹さんの自閉症にとても感謝しています。ありがとうございます。」

とミッチェルさん。

旅に出る前は「自閉症にばかり注目しないで欲しい」と考えた直樹さん、ミッチェルさんが何度も何度も自分の自閉症に感謝しているのを見て、その事を噛みしめるようにしていた……。

新しい小説への挑戦「自閉症のうた」

直樹さんは帰国後、今まで書いたことのない小説に挑戦している。

タイトルは「自閉症のうた」。

交通事故に会った自閉症の少女が入院先で様々な人に出会いながら、成長する物語。

「人はどんな困難を抱えていても幸せを見つけ生きることができる。おわり!」

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自閉症の君が教えてくれたこと反響ツイート

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