ブラタモリ「秋田・男鹿～海を渡った！？秋田の魅力とは！？」
今回のブラタモリは秋田県男鹿半島へ…秋田シリーズの2回目です。ナマハゲも秋田美人も大陸から渡ってきた？タモリさんと林田アナがたどった秋田・男鹿の魅力を地図にまとめました。
ブラタモリ 2019年11月16日 放送データ
【放送日時】 2019年11月16日（土曜日）19:30～20:15
【放送局】 NHK総合テレビ
【番組タイトル】 ブラタモリ「秋田・男鹿～海を渡った！？秋田の魅力とは！？」
【テーマ】 海を渡った！？秋田の魅力とは！？
【ロケ地】 秋田県・男鹿半島
【出演者】 タモリ 林田理沙（アナウンサー）
【案内人】 柳山務（秋田スリバチ学会会長）
ブラタモリ 秋田・男鹿半島 ロケ地点マップ
１．男鹿半島「巨大なまはげ」前からロケスタート！
タモリさんと林田理沙アナウンサーは秋田県男鹿半島へ～。前回の「秋田・大館」編に続く後編です。
（※前回をまとめた記事＋ルート地図です）
タモさんと林田アナの真後ろには全長15mの巨大な「ナマハゲ」の像…その名も「巨大なまはげ（秋田県男鹿市船越一向）」がそびえ立っています。天候は晴れ。
男鹿半島はナマハゲの本場で、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。またナマハゲは鬼ではなく神様だそうです。
２．真山神社でナマハゲ達と待ち合わせ
真山神社（秋田県男鹿市北浦真山水喰沢９７）はタモリさんと林田アナがナマハゲと待ち合わせした神社です。
ナマハゲの名前の由来は、囲炉裏端で寝てばかり居る怠け者の腕にできる火鉢の軽いやけど「なもみ」を出刃包丁を使って剥ぐ神様が由来だそうです。「なもみをはぐ」⇒「なまはげ」に変化しました。ちなみになまはげが持っている桶は剥いだ”なもみ”を入れるんだそうです。（怖い！）
３．八望台で戸賀湾を眺める
八望台（秋田県男鹿市戸賀浜塩谷和山）へ移動したタモリさんと林田アナ一行。
男鹿半島の様子が一望できる展望デッキで、戸賀湾（とがわん）を眺めました。江戸時代、戸賀湾はマール（水蒸気爆発によるえぐられた地形）による地形のせいで波が静かなため、沖で難破し漂流したロシア船などがたまに入ってくるそうです。
そのためナマハゲは遭難したロシアなどの異邦人が日本に住み着いたのではないか？という説もあるとのこと。
４．男鹿水族館で石焼料理を堪能
男鹿水族館（秋田県男鹿市戸賀塩浜壷ケ沢９３）に移動しタモさんと林田アナが男鹿伝統の「石焼料理」を頂きました。
前回登場した火山学者の林信太郎さん（秋田大学）も合流し、石焼料理に使う石が800度の高熱に耐える「溶結凝灰岩（ようけつぎょうかいがん）」であると教えてもらいます。2500万年前に大陸から分岐して生まれた日本列島…その石が生まれた頃は大陸にあった石だったのでした。
また、水族館近くの海岸にある突き出た岩の連なりは2000万年前位に出来た岩脈（大陸が引っ張られて避けた割れ目に染み込んだ溶岩が固まったもの）です。林信太郎教授が大好きなスポットとのこと。
５．寒風山展望台で八郎潟の雄大さを確認
寒風山展望台（秋田県男鹿市脇本富永寒風山６２−１）へ。八郎潟を見渡せる景色は雄大です。
大潟村は最近野鳥の楽園になっていてバードウォッチングに訪れる人が数多いとのこと。その野鳥の数は270種類以上、しかも年々種類は増え続けているそうです。
６．秋田城の跡地と秋田美人の意外な関係とは？
最後は秋田城の跡地（秋田県秋田市寺内大畑５）へ。秋田市立秋田城跡歴史資料館事務長の伊藤武士さんが合流。
733年（天平5年）に作られた秋田城には当時最新式だった水洗トイレがあり側にはロシアからの客を招く迎賓館があったと考えられています。
当時、海（渤海）を渡ったロシア人は多数居たと考えられ、日本人と混血し秋田美人が生まれた可能性…「秋田美人のロシア人DNA説」が新たに加わりました。
2019年11月16日（土曜日）『ブラタモリ「秋田・男鹿～海を渡った！？秋田の魅力とは！？」』より
前回の『ブラタモリ』は…秋田・大館
次回の『ブラタモリ』は…岡山県
次回のブラタモリは岡山県。30日（土曜日）よる7時30分放送予定。桃太郎のストーリーに隠された真実とは？
『ブラタモリ』関連グッズの紹介
