yonta64のテレビ番組ブログ

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【反響要約】ガッテン!3人の体当たり研究者がズバッと提言…消化器は台所に置くなby鈴木弘明、くさやに抗生物質の役割が?by藤井建夫、入れ歯とコミュニケーションby村岡秀明【2020年3月18日(水曜日)放送 NHK総合テレビ】



火災、食中毒、入れ歯…体を張った研究者たちが登場

今回のガッテンは72分の拡大スペシャル(第4弾)でした。火災、食中毒、入れ歯…それぞれのエキスパート研究者が登場して最新情報をまとめまています。

  • 消化器は台所に置いてはいけない?
  • ”くさや”に抗生物質の効果あり?
  • 入れ歯は歯科医とのコミュニケーション?

ガッテン! 2020年3月18日 放送データ

【放送日時】 2020年3月18日(水曜日)19:30~20:44
【放送局】 NHK総合テレビ
【番組タイトル】 ガッテン!「くらしの新常識を伝授!体当たり研究者SP」
【司会者】 立川志の輔 小野文惠
【スタジオゲスト】 渡辺徹 光浦靖子 指原莉乃
【ナレーション】 山寺宏一

NHKガッテン!  2020年 04月号

NHKガッテン! 2020年 04月号

  • 発売日: 2020/02/15
  • メディア: 雑誌
 

火災学者:鈴木弘明さん登場…なぜ床に非常口のピクトグラムを?

ピクトグラムとは1964年のオリンピックで普及が進んだ、場所など(非常口、トイレなど)を示す記号のことです。現在も駅などに使われていて地下街の床などにもピクトグラムは埋め込まれています。

床にピクトグラムを表示するというアイデアを出したのが、火災学者の鈴木弘明さん。

鈴木さんは1982年のホテルニュージャパン火災の現場調査・分析を担当、以来54年旧建設庁で研究をしていました。

火災学者の鈴木弘明さんが伝えたいこと…消火器について 

火災学者の鈴木弘明さんは消火器の設置場所について伝えたいことがあるといいます。

消火器は台所に置くな!

その訳は、台所が一番火が出やすいためです。しかも台所に人が居ない時に火のつけっぱなしなどで火災が発生することが多く、もし台所に消火器を置いてしまうと火の勢いで入れないことがあると先生。また、最も危険なのは物置や押入れに入れてしまい、いざという時に思い出せない(しかもその時は相当パニックになっています)ことだそうです。

(※ブログ主注釈※ もちろん火災発生をすぐ対処することができるよう台所に置いてさらに他の部屋にも置いておけば完璧かも)

【鈴木弘明さん】…火災報知器の置き場所について

火災学者の鈴木弘明さんが伝えたいことの2つ目は、火災報知器の設置場所についてです。

火災報知器は通常部屋の壁などに設置されていますが、2階建ての家に住む場合1階が火元になると2回の部屋の火災報知器はかなり火が回らないと鳴りません。

そこで2階の火災報知器は部屋に加えて階段の天井にもつけるようにしたほうが良いとのことでした。1階で発生した煙は、まず階段を抜けてゆきます。その煙を捉え、いち早く避難するのです。

ちなみに火災報知器はお近くのホームセンターなどで2000円くらいから購入可能です。

【藤井建夫先生】くさや液には長持ち&傷を癒やす効果あり?

東京家政大学大学院の客員教授、藤井建夫(ふじいたてお)先生が登場。くさやなどの微生物を研究する学者。新島は室町時代から伝統の製法でくさやを作る一大産地。くさや加工業者の池村遼太さんが案内。

(※くさや液は元々塩水でしたが、当時塩が大変貴重だったため塩水を使いまわしていたそうです。その塩水に微生物が住み着いてくさや液になったとのこと)

くさやに使用する液体「くさや液」はとても不思議な効果があるといいます。それは…

  • 同じ濃度の塩水に比べくさや液は2倍長持ち
  • くさや加工業者は手に傷ができても化膿しない ⇒ くさや液に雑菌を繁殖させない仕組みがある

くさや液の中には沢山の種類の微生物が居て、この中には抗生物質的なものをつくる微生物が住み着いていて腐敗菌を抑えるといいます。

藤井建夫先生が伝えたいこと「保存方法に注意」

最近は「塩辛」ひとつとっても鎖具合が違っているといいます。特に薄塩の塩辛は「要冷蔵」で冷蔵庫に入れないと腐ってしまいます。昔の塩分を多く使った製法の塩辛は常温で腐りませんが今売られている塩辛は保存方法に要注意です。

また、レトルト食品は高温で殺菌していますので常温保存が可能ですが、パックの形がよく似ていても「要冷蔵」の真空パック(チルド食品)がありますからこちらも要注意です。

チルド食品には「低温微生物(低温菌)」の存在が最近知られていて

歯科医師・村岡秀明先生が伝えたいこと「入れ歯はコミュニケーション」

体当たり研究者の最後は、歯科医師の村岡秀明先生。村岡先生の歯医者さんは「むらおかきょうせいしかくりにっく」です。

村岡先生は、なんと自分の(健康な)歯を抜いて患者さんの気持ちになって入れ歯を作るエキスパートです。

入れ歯を作る時は、その歯医者さんのテクニックのみならず自分の入れ歯の悩みをしっかり共有できる関係づくりがもっとも大切だといいます。コミュニケーションがとれる自分にあった歯医者を選ぶことが良い入れ歯を作る最初の一歩になると村岡先生は言います。

 

2020年3月18日(水曜日)放送『ガッテン!「くらしの新常識を伝授!体当たり研究者SP」』より 

  

 

次回のガッテン!は…耳鳴りについて

次回のガッテン!は、自宅でできる「耳鳴り」の新発想治療。4月1日(水)よる7時30分放送予定。

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前回のガッテン!は…靴下は裏返しで洗おう!?

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ガッテン!関連グッズの紹介

NHKガッテン!  2020年 04月号