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反響要約「ガッテン(ためしてガッテン)」▽急激なダイエットは脂肪肝を招く。肝臓健康ワザほか【2016年10月12日(水)放送内容反響ツイート集】



ガッテン!「ダイエットが引き起こす肝臓の悲劇」

2016年10月12日(水曜日)夜7時30分にNHK総合にて放送された「ガッテン!」は、ダイエットによる脂肪肝について。

ダイエットした人の身体に異常事態が!?なんと急激なダイエットを繰り返し行うと、脂肪肝になるという。脂肪肝は肝硬変から肝臓がんへ進行。危険なダイエットを防ぐ方法とは?

ガッテン!番組データ

【放送日時】 2016年10月12日(水曜日)よる7時30分(45分)
【放送局】 NHK総合(NHKG)
【番組副題】 まさか!ダイエットが引き起こす肝臓の悲劇
【司会】 立川志の輔 小野文惠(アナウンサー)
【スタジオゲスト】 大島麻衣(趣味がダイエット) ビビる大木(仕事がダイエットになる) 清水ミチコ(家系的に太る体質)
【ナレーター】 山寺宏一

成功者たちのダイエット方法は?

会社員の伊藤芳春さん(38歳)。やりだすと凝り性な性格できっちりと体重をコントロール出来ると話す。そのダイエット方法は「キャベツ」と「もずく」ダイエットだった。

伊藤さんのようなダイエット成功者ばかりを集めた。それぞれが成功したというダイエット方法は…

  • 伊藤さん(男性) … キャベツ+もずくダイエット
  • Aさん(女性) … 野菜から食べるようにして、ウォーキング
  • Bさん(男性) … 年間1000Km走ろうと目標をたて実行。3年で10kgやせた
  • Cさん(男性・小学校教員) … 自作の創作ダンスを毎日行ってダイエット

しかし肝臓がパンパンに!?

しかしこれらダイエット成功者たち25人を調べると、なぜかそのうちの11人の肝臓がパンパンに腫れていた!という。

特に「キャベツ+もずく」ダイエットをしていた伊藤芳春さん。肝臓の詳細なエコー検査を行った。

横浜市立大学附属病院の結束貴臣先生によれば、肝臓のダメージを知らせる値は危険水域(ALT(GPT)=124H)。さらに肝臓の組織にも異常が出ていた。

これを放置すると肝硬変となりやがて肝臓がんへと進行する。

伊藤さんは、2泊3日の入院をし肝臓の組織を取って調べることを薦められた。

ダイエットで脂肪が減っているのに「脂肪肝!?」

肝臓は「幹細胞」がたくさん集まって出来ている。

これが「パンパン状態」になると、幹細胞に脂肪で出来た隙間ができて肝臓全体が膨らんでゆく

なぜ、ダイエットして脂肪を減らしているのに、肝臓に脂肪が貯まるのか?

肝臓が脂肪でパンパンになるダイエットとは?

肝臓がパンパンになる人の特徴は「激しいダイエットの繰り返し」だった。

みんな、一気に7kg、10kgなど短期間で減らし、またリバウンドも激しかった。

肝臓は「ビタミンEの代謝」「非常時に血液を作る」「薬の成分を代謝」「鉄の貯蔵」「胆汁酸の生産」など実に様々な役割をしている「スーパー臓器」。

特にダイエットに関連する役割として「脂肪の出し入れ」は重要。何時も血液中に脂肪が一定量になるように調節している。

この脂肪の出し入れの役割が「急激なダイエット」によって脂肪肝の原因となる。その仕組は…。

  1. 急激なダイエットをする
  2. 血流に脂肪が不足する
  3. おなかに貯めた脂肪から血液に補充
  4. お腹が引っ込む
  5. 急に血液に脂肪が増える
  6. 肝臓が急に増えた脂肪を取り込む
  7. 「脂肪肝」へまっしぐら
  8. ダイエットが終わって再び脂肪を食べだす
  9. また血液に脂肪が増える
  10. 痩せて筋肉も落ちているため、血中に使われない脂肪が溜まりやすい
  11. 「脂肪肝」へまっしぐら

ダイエットしいても、ダイエットを終わってもどちらも脂肪が肝臓に溜まってしまう。ダブルで脂肪がたまり「パンパン」に。

自分は健康なつもりでも肝臓は常に働き詰めで大きな負担をかけていた。

スタジオには、中島淳(なかじまあつし・横浜市立大学附属病院肝胆膵消化器病学)先生が登場し解説した。

急激なダイエットは肝臓には良くない。肝臓の細胞を傷つけてしまう。

自覚症状がないのでとても危険。

拒食症の場合でも脂肪肝になりやすいと中島淳先生。

どれくらいの期間でダイエットすれば良い?

10kg痩せる時の目安は、半年間。

半年間掛けながらゆっくり10kg痩せると脂肪肝になりにくい。

1ヶ月では、多くても2kgから3kgまでが目安だと、中島淳先生。

急激なダイエットで「血糖値スパイク」に!?

急激なダイエットを経験すると「血糖値スパイク」になる。

血糖値スパイクとは、隠れ糖尿病ともいい、食後急激に血糖が上昇することを言う。

高知大学付属病院の、中島勇魚先生によれば血糖値スパイクで心筋梗塞など様々な血管の病がおきるため注意が必要だと言う。

肝臓には血糖を貯めておく機能もあるが、脂肪肝になると脂肪が邪魔して血糖を蓄えるスペースが無い。

するとより、血糖が溜まりやすくなる。さらに急激なダイエットは筋肉も小さくする。小さくなった筋肉は、もともと筋肉に備わった血糖を貯める機能も落ちてさらに血糖値が高くなる。

脂肪肝は血液検査で「ALT」の値を見て、40を超えると要注意となる。

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コレでスッキリ最新・肝臓健康法

ここからは、その対策方法。

肝臓の細胞は、再生能力がとても強い。半分切り取っても、2ヶ月後にはもとの大きさに戻っている。

  • 食事療法 … ご飯を何時もより少し減らす。特定の食べ物に偏るダイエットは厳禁。寝る前に食べない
  • 運動療法 … 1日30分程度のウォーキングが最適(早歩きだと効果大)
  • 睡眠療法 … 夜更かししない(早寝)。早めに寝て充分な睡眠をとる

睡眠は肝臓に良い。

早寝をすると、肝臓からの脂肪を減らすことが出来る。夜は糖の代わりに脂肪を使うモードに切り替わるという。その御蔭で夜よく寝ると肝臓にたまった脂肪を消費し肝臓を健康に保てる。

世界初!iPSを使った夢の肝臓治療法

肝臓の夢の最新治療があるという。

それは、iPS細胞を使った最新の治療法。肝臓再生のスペシャリスト、谷口英樹教授(横浜市立大学)は、将来は移植に使う肝臓をゼロから作り出すことが可能になるかもしれないという。すでにマウスの体内では成功していると言う。

3年後を目指して人に使えるようにしていきたいという。

ガッテン!反響ツイート

https://twitter.com/furefurefan/status/786812742061613056

次回の「ガッテン!」は…

新幹線、座席は何時も通路側。それは誰にでも起こる、頻尿などの尿のお悩み。次回は、快尿!オシッコの悩み全部解決!19日水曜日。

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