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【反響要約】NHK 総合診療医ドクターG「草場鉄周 先生」妊活を始めた夫婦、感染源は意外な人物?最終診断は「B型肝炎」…【2017年5月17日(水曜日)放送内容】

総合診療医ドクターG「草場鉄周」先生

2017年5月17日放送の「総合診療医ドクターG」は、「あちこちの関節が痛い」。

今回は北海道本輪西の家庭医、草場鉄周先生が登場。

新婚で妊活を始めたという夫婦、夫がある日、手首や肘、膝などに関節痛を訴えるようになった……。問診や血液検査からわかった原因は意外な人からの感染だった――。

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総合診療医ドクターG番組データ

【放送日時】 2017年5月17日(水曜日)よる10時25分(50分)
【放送局】 NHK総合
【副題】 あちこちの関節が痛い
【司会】 浅草キッド(玉ちゃん 水道橋博士
【スタジオゲスト】 ガレッジセール・ゴリ(現在首の神経痛で通院中) SHELLY

症例を解決したドクターG「草場鉄周」先生

今回のドクターGは、草場鉄周先生(本輪西ファミリークリニック=北海道)。

先生は地域医療に力を入れる「家庭医」。患者の守生廉さんは以前から草場鉄周先生を主治医として家族ぐるみで通院していたという。

youtu.be

今回登場の研修医

再現ビデオ(1)患者「守生廉さん」31歳

今回の患者、守生廉さん(仮名・31歳)。

食品輸入メーカーの営業の仕事をしている守生廉さん。

このところ手首、肘、肩などの関節が痛く、人前でも痛みを隠せないほどになってきた。

  • 肩・ひじ・ひざが痛い
  • 痛みは2週間前から手首が痛くなった。じっとしても痛くて動かすとさらに痛い
  • 来院10日前は、両膝が痛くなりだした
  • 来院3日前には、肩や肘が痛みだした
  • 下痢、腹痛、嘔吐はないがだるさがあり食欲がない
  • 寒い場所で手先が白くなったりなどはない
  • 手首を押すと痛みがある
  • 両腕、両足の関節付近に赤い発疹が出来ている。発疹は痛みがある
  • 発疹は腕の痛みが出た時には出ていた
  • 目の乾きや充血はなし
  • 口内炎、喉の腫れなし
  • リンパの腫れはなし
  • トイレが近くなる、排尿痛はなし
  • 風疹とパルボウイルスのワクチンは接種済み
  • 三ヶ月前に新婚旅行でプーケット
  • 子どもはまだ。現在妊活中(妻は34歳)
  • 2週間前に、熱っぽかった
  • 奥さん以外との性交渉はない(この半年で)

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番組の流れで登場した可能性のある病名とは?

番組では再現ビデオを見て研修医達が様々な病名を提案した。

1.反応性関節炎(はんのうせいかんせつえん)

研修医、渡邊先生、野村先生、朝鳥先生が三人揃って最初に挙げたのは「反応性関節炎(はんのうせいかんせつえん)」。

ある種の感染症にかかったことがきっかけで、膝やカカトなどの関節に炎症が起きる病気。

皮疹も出ることがある。

排尿時痛、結膜炎による目の痛みや充血もある。

多くはクラミジアなどの性感染症がきっかけで起こる場合があるという。ただし、性感染症ではなくサルモネラ赤痢などでも起きる可能性もある。

――合わない点は?

今回の症例で合わない点は……

  • 結膜炎がない
  • 尿道症状がない

このため、「反応性関節炎」の可能性は低いとされた……。

関節リウマチ(かんせつりうまち)

関節リウマチとは、自己免疫性疾患のひとつ。

本来外部からやってくるウイルスなどを攻撃するはずの体内免疫システムが、誤って自分の身体を攻撃する病気。

手ゆびや足の関節に炎症が起きはじめ、長い年数をかけ症状が進めば関節の変形してしまう。

――合わない点は?

  • 関節リュウマチの症状の出方と違う

関節リュウマチの可能性も低いとされた……。

3.全身性エリテマトーデス

全身性エリテマトーデスとは、自己免疫性疾患のひとつ。全身の様々な場所に免疫システムが誤反応を起こし攻撃をする。

その結果、関節、皮膚、内蔵(心臓、腎臓、消化器)、脳で炎症を起こす。発熱や貧血を伴うことが多く症状はゆっくり進行する。

(※可能性がある病気として残された)

4.A型肝炎(えーがたかんえん)

感染した直後には、関節痛や発熱、発疹、倦怠感がある。

ウイルスが肝臓に住み着いて炎症をおこすと「黄疸(おうだん)」などが現れることがある。

A型肝炎の場合は、水や食べ物から感染を引き起こし、海外などへ行く機会が多い守生廉さんにもその可能性は捨てきれない。

――合わない点は?

  • 3ヶ月前ならば、もっと前に発症してもおかしくはない

守生廉さんは、3ヶ月前にプーケットへ行っているが、A型肝炎は3ヶ月も潜伏することはないため、可能性は低いとされた。

5.B、C型肝炎(びー、しーがたかんえん)

B型肝炎C型肝炎は、血液を介して感染る病気。輸血や注射などによって感染する。かつては集団予防接種で感染者が多かったが、現在では主に性交渉で感染。

関節痛や倦怠感が初期症状にあり、ウイルスが肝臓に住み着けば、黄疸などの症状が出る。

慢性化すると肝硬変、そして肝臓がんを引き起こす。

再現ビデオ(2)血液検査をした

感染症で疑いのある病名は「HIV、梅毒、B型肝炎C型肝炎」、自己免疫性疾患で「関節リウマチ、全身性エリテマトーデス」があるため、この6つに絞って血液検査をした。

翌日に血液検査の結果が出た。陽性反応が出たのは「B型肝炎抗原」となった。

しかし、B型肝炎ウイルスは肝臓に住み着くが、そこで活発に活動しない場合もある。(無症候性キャリア=B型肝炎ウイルスの保菌者)

無症候性キャリアの人の場合、パートナーに感染する恐れが強いためふたりとも診察してもらうように電話で連絡した。

  • その後痛みは続いている
  • だるさもある
  • (奥さん)奥さんにも性交渉によるB型肝炎の陽性反応が出た

奥さんからB肝炎ウイルスをもらっていた?

血液検査の結果、奥さんにもB型肝炎が発見された。

つまり、奥さんだんなさんのどちらが原因で(パートナー以外との)第三者との性交渉による感染が疑われる事態となった。

イギリスでは、パートナー以外との性交渉により感染した場合は、家庭医がそのパートナーを呼び出して検査する仕組みがあるが日本ではそれは出来ないという。

また、母子感染(垂直感染)によって母親からB型肝炎が感染している場合もあるが、垂直感染の場合は赤ちゃんの時からあったB型肝炎ウイルスを異物と見ないため基本的に症状が全くでない

しかし他人同士である夫婦間や不倫などで水平に感染(水平感染)した場合は、無症候性キャリアから感染ってしまうと、ウイルスを異物と判定するため、関節痛や発熱がおきると言う。

また、1986年にB型肝炎防止事業が開始されているため、旦那さんのウイルス母子感染の可能性は少ない。(※2017年10月からは、全ての新生児へのB型肝炎ワクチン投与も始まっている)

最終診断は「B型肝炎

1986年以前に生まれた奥さんは、まだワクチン投与がなかった時代だったため、母親からB型肝炎をもらっていた。(奥さんの母親も父親も血液検査の結果、B型肝炎陽性だった)

それが潜伏し、だんなさんへ水平感染した。

その5日後、B型肝炎による急性肝炎を発症。しかしすぐに処置が行われ1週間後に無事退院した。

家族はその後全員肝炎の治療を行った。そしてさらに1年後、奥さんは妊娠し順調だと言う。

(※2017年5月17日放送)

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