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要約「たけしの健康エンターテイメント みんなの家庭の医学」▽認知症、腰痛、うつ病、半身麻痺から奇跡の回復術【2016年8月16日(火)放送内容 テレ朝】



みんなの家庭の医学「奇跡の回復法SP」

2016年8月16日(火曜日)よる7時に放送された「たけしのみんなの家庭の医学」は、奇跡の回復法スペシャル。

現代の医学では難しい病を独自の治療法で克服した実例を紹介。名医も認める奇跡の回復法。「認知症からの奇跡の生還」「腰の激痛からの回復法」「うつ病からの回復術」「半身不随からの回復術」を紹介。

みんなの家庭の医学番組データ

【放送日時】 2016/08/16(火曜日)よる7時から(2時間)
【放送局】 テレビ朝日
【番組副題】 私はこうやって病を克服した!名医も認める奇跡の回復法SP
【司会】 たけし院長
【スタジオゲスト】 ガダルカナル・タカ 山田邦子 榊原郁恵 久本雅美
【先生アシスタント】 斎藤真美(ABCアナウンサー)

1.「認知症」からの奇跡の回復法

未だ原因不明で完治する方法も不明の「認知症」。

早田美智子さん(2010年当時78歳)は、認知症を煩い「要介護5」だった。寝たきりの状態。ところが息子の雅美さん(当時51歳)がある回復法を実行したところ2年後大きな変化が起きた。

2002年 美智子さん70歳の時最初の異変が……

2002年、早田美智子さん(当時70歳)の時、最初の異変が起きた。

夫を亡くしたばかりでふさぎ込みがちだった。ニュージランドに旅行に行ったが美智子さんは旅行に行ったこと自体を忘れていた。

レビー小体型認知症

夫も認知症で寝たきりとなりこの世を去ったためすぐに総合病院へ。病名は「レビー小体型認知症」だった。

レビー小体型認知症とは、アルツハイマーの次に多い認知症のことで、レビー小体という特殊なタンパク質が大脳や脳幹の神経細胞に発生して機能を障害する病気。

主な症状は、「物忘れ、時間感覚がなくなる、幻覚や幻聴を見る、運動障害」など。

  • 進行を遅らせる薬
  • 幻覚を抑える薬

を処方され、認知症との闘いがスタート。

最初は認知症の症状が数日に1度くらいだったが、数ヶ月も経つと呼びかけにも反応しないなど日に日に症状が進行した。

そのため、息子の雅美さんは、独自に調べ様々な民間療法などを全て試していった。

  • 有酸素運動の体操教室へ通う
  • 手先を使う作業をするため、脳活性化トレーニング教室へ
  • 歌うことが脳を活性化させる … 近所のカラオケサークルへ

しかし、どれも長続きせず、カラオケサークルでは周りの人から「変だ」と言われるようになりますます家に引きこもるようになった。

その後、路上を徘徊するようになり警察から電話が、さらに数カ月後には筋肉のこわばりも出てきたため車椅子生活になった。やがて1日ベッドに居るように。

社交ダンス通いで認知症を克服!

ある日、美智子さんがタンゴのリズムだけに反応することに気がついた息子さんは、お母さんを社交ダンス教室に見学に連れて行った。

最初は見学しリズムを指で取るだけだったが、やがて立ち上がりダンスの先生とステップを踏めるようになったという。

日本認知症学会理事 国立長寿医療研究センターの、遠藤英俊先生によれば、社交ダンスが認知機能の維持・向上に効果的だという論文が次々と発表されているという。

踊りながら、考えながら行う運動は認知機能の予防回復に効果が有る。

  • 社交ダンス = 運動+知的活動 ⇒ 認知機能向上

美智子さんが昔社交ダンスが好きだったという個人的にハマる出来事とうまく合致したため脳の歯車が回りだしたのだろうと遠藤英俊先生。

ただし、社交ダンスだけが認知症を改善させたのではない。お薬などの治療を平行して受けることも大切。

認知症とあきらめないで、患者さんにうまくハマる趣味などを見つけ出してあげる事が大切だと解説した。

認知症のリスクを下げる行動BEST3!

  • 1位 … 社交ダンス(76%リスク減)
  • 2位 … ボードゲーム(74%リスク減)
  • 3位 … 楽器の演奏(69%リスク減)

いずれも共通するのは他人とのコミュニケーションがあること。「相手に合わせる、よろこびを共有する」などの行動が効果的だという。

2.原因不明の「腰の激痛」からの回復

実は、腰痛の8割は原因不明と言われ、どんな治療をしても治らない慢性疼痛に陥ってしまう。

太田七重さん(仮名・53歳)は、6年前、勤務先の保育園で園児を抱きかかえた時に腰に痛みを感じた。

近所の整形外科へ行くと「軽いヘルニア(腰椎椎間板ヘルニア)」と言われた。

しかし一向に良くならないため、保育園をやめ座ってできる学童保育の指導員となった。

その後、腰から下、おしりの奥のほう、ふくらはぎまでも痛みが出てきた。そうなると立てないので何かにしがみついて40分位たつとだんだん足に感覚が戻ってくるという。

近所の医師に聞いても拉致があかない。

自分で腰痛改善方法を探しだした、太田さん。

  • 水中ウォーキング
  • 整体マッサージ
  • テニスボールを使ってのツボ押し
  • お風呂に浸かって血流改善

などを行ったがどれも効果はなかった。

そんな中、学童保育で子どもとぶつかった瞬間、筋肉が引きちぎられるような激痛が走った。

絶望の中さらにネットを探し情報を調べてゆくと、「戸澤洋二さん(66歳)」の腰痛体験記を探し当てた。

太田さんが通う理学療法士が「筋肉が毎回固くなる」と言っていたため「筋肉の痛み」について調べていたところだった。

ラジコンでしつこい腰痛が改善??

戸澤さんの腰痛が改善方法はなんと「ラジコン飛行機の操縦」。

戸澤さんの理論はこうだった……。

  • 脳が痛みを感じている
  • 注射で痛みを抑える
  • 痛みのない間に楽しいことに夢中になるようにする
  • 脳が痛みを感じにくくなる

奇跡の回復法は「犬を飼う」

自然に夢中になれることを考えたところ、犬を飼うことに決めた。一匹をネットを通して譲り受け「りん」と名づけてかわいがっている。

最初は、下痢をよくしていたりんちゃん。その世話をしているときは腰の痛みを忘れていた。

杖をつきながらりんちゃんと散歩を続けた。約1年後には、杖なしで普通に散歩ができるようになっていた。

その後は、生活にししょうがないほどに回復している。

医学的な観点から見ると?

東京慈恵会医科大学附属病院のペインクリニック診療部長、北原雅樹先生。

痛みを感じている脳は、痛みを繰り返している脳の中がだんだん痛みだけで一杯になる。そこで、本当に夢中になれることをして脳をいっぱいにしてやれば、脳は痛みを忘れ慢性疼痛を和らげることができると北原先生が解説した。

りんちゃんとの出会いが産んだ奇跡の回復法だった。

まずは医療機関の受診が重要

ただし、必ず医療機関を受診して、「圧迫骨折」「悪性腫瘍」など腰痛の原因が確かに無いことをまずは確認する必要がある。

何も原因となる症状が内にもかかわらず痛みが続く場合にのみこうした治療法が効果を発揮すると、北原先生がスタジオで解説した。

腰痛が改善できた「楽しいこと」実例リスト

  • 旅行
  • ハイキング
  • ガーデニング
  • 水泳
  • ヨガ

特に「身体を動かす」ことは重要。読書などが趣味の場合でも「図書館に行く」「喫茶店で読む」など身体を動かす仕組みづくりが大切だと、北原先生。

3.深刻なうつ状態からの奇跡の回復法

およそ13年間ひどい気分の落ち込みに苦しみ続けた、加藤伸輔さん(当時36歳)。

加藤さんは結婚して1年目、24歳の時にうつ病と診断された。

症状は「体が重い」「気分が落ち込む」。

そこで近所の「精神科」を受診。抗うつ薬を処方された。

数ヶ月は薬が効いていたが、やがて何をしても疲労感に襲われるようになった。

さらに強い薬を飲むが数ヶ月しか持たない。

やがて夫婦仲にも亀裂が入り5年で離婚した。

双極性障害とは?

なぜ薬を飲んでも治らないのか?ネットで検索を続けると「双極性障害」という言葉に行き着いた。

双極性障害とは、躁うつ病とも呼ばれる。

気分の落ち込みと気分の高まりが交互に繰り返される病気。「うつ病」とは異なる病だった。

そのため、鬱病の薬だけでは症状は改善されない。

双極性障害の専門医「秋山剛」先生を尋ねる

そこで、たどり着いたのが、専門医「秋山剛」先生(NTT東日本関東病院・精神神経科部長)だった。

加藤さんは、秋山先生から2つのことを指導された。

  • (1)双極性障害専用の薬をしっかり飲む
  • (2)今の不規則な生活を改めて規則正しい生活をする

加藤さんはさらに、色々な改善策を片っ端から試してみた。

  • 睡眠時間を夜・同じ時間に戻す
  • 食事の時間を同じ時間帯に戻す
  • ハーブティー
  • 瞑想
  • 呼吸法(腹式呼吸)

しかしどれもなかなか効果が現れず、どれも効果がないように思われた。

過食とうつ状態の関係??

日記をよく読み込んでいたある日、「過食」した後に「うつ状態」になることが多いことを発見。

過食後の下痢状態と腸内の悪い環境が身体に何か影響を起こしていないか?と閃いた。

そこで、食事内容を徹底的に見なおした。

  • 発酵食品 … 納豆
  • 食物繊維 … ごぼう、たけのこ
  • EPA・DHA … 青魚
  • 大豆食品 … 豆腐

を毎食かかさず食べるように改めた。食事を改善し下痢ばかりを繰り返していた便が正常になった。また、しつこい肌荒れも消えた。

国立精神神経センターの功刀浩(くぬぎひろし)先生が解説。

食生活によってうつ状態が改善する研究が出ていると話す。抗うつ薬とEPAを摂取するとうつ状態が軽減する論文などが実際に出ている。

さらに、うつ病の人は、「ビフィズス菌」「乳酸菌」などの善玉菌が少ないということもわかっている。

腸内環境を改善することが大切だという。加藤さんの便を調べてみると確かに善玉菌が多くなっていることが解った。

4.脳内出血による半身不随からの回復

3年前脳内出血に襲われた、堀尾憲一さん(69歳)。

脳の運動神経を司る部分が破壊されてしまい、左半身が動かなくなった。

彼が考えた脳のリハビリ法とは?

堀尾さんの手足は正常。脳さえ働けば普通に手足をコントロールできるようになると考えた堀尾さんは、「意識を左手に集中し凝視しながら「動け!」と念じ続けた」。

翌日も「動け!」と念を送り続けた。

病院のリハビリを続けながら、それ以外の時間を左手を動かすことに集中した。

寝る間も惜しんで独自のリハビリをした。

4日目の朝、ついにわずかに親指が動いた。そこからは、トントン拍子でうまくいった人差し指や他の指、足までなんとわずか2ヶ月で退院を果たしたという。

今では脚立に乗って作業をすることもあるという。

金沢医科大学リハビリテーション医学科教授の、影近謙治先生によれば、「ニューロリハビリテーション」によって新しい神経回路が生まれ再び左半身が動くようになったという。

(以上、要約「たけしの健康エンターテイメント みんなの家庭の医学」▽認知症、腰痛、うつ病、半身麻痺から奇跡の回復術【2016年8月16日(火)放送内容 テレ朝】)

みんなの家庭の医学反響ツイート

https://twitter.com/asatsukiayame/status/765474636041596928

前回の「みんなの家庭の医学」

yonta64.hatenablog.com

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