2015年6月3日(水)放送『ためしてガッテン』は、むくみモドキ。うつ病など様々な症状になる「甲状腺機能低下症」について見分け方や治療法など

2015年6月3日（水曜日）のためしてガッテンは、『足のむくみ』と『むくみモドキ』の見分け方と対処法について…

ためしてガッテン 出演者一覧

【司会】　立川志の輔　小野文恵（NHKアナウンサー）

【レギュラー回答者】　山瀬まみ（毎日むくんでいる）

【ゲスト回答者】　瀬川瑛子　高橋英樹

【ナレーター】　生野文治

ただの「むくみ」だと思っていたが……

（VTR出演医師：岡本泰之 すみれクリニック院長）

（VTR出演医師：山田恵美子 金地病院 院長）

インストラクターをしている女性Aさんは、ある日足のふくらはぎあたりでむくみを経験。毎日ストレッチを入念にしたり、むくみ用のストッキングをはいたりしたが全く効果はなかった。それどころかむくみはひどくなった。

また別の女性、Bさんはまぶたと足、手がむくんで息が出来ないほどになり緊急入院1ヶ月の治療を受けた。

女性Aさんは、心臓が大きくなる症状と判明。心臓が肥大すると血液の供給量が低下し、夜寝ていると声を上げることも出来ない症状になってしまった。

「むくみモドキ」の見分け方

• 声が出にくくなる、低くなる、しわがれる　…　声帯のむくみ
• 向こう脛を5秒指で押してみてへこみ跡が残る時は普通のむくみ（むくみモドキではない）。むくみモドキはへこみ跡が無い（押しても跡が残らない）

古いヒアルロン酸でむくんでいる状態

じつは、このタイプのむくみは、水では無くヒアルロン酸が貯まっている。むくみモドキはヒアルロン酸の弾力があるのでへこみ跡がつかない。

甲状腺に異変が？「甲状腺機能低下症」

甲状腺とは、のど仏のすぐ下にある臓器で、全身60兆の細胞に必要な甲状腺ホルモンを作る大切なもの。

ホルモンが細胞に達すると細胞はヒアルロン酸を作り出す。また同時に、古くなったヒアルロン酸は細胞が溶かして処理している。つまり細胞はヒアルロン酸を作って壊す両方の役割を持っている。

ところが甲状腺に異常が発生すると、細胞は古くなったヒアルロン酸を処理しなくなる。

その結果ヒアルロン酸がたまり体のいろんな部分でむくみが発生する。

むくみモドキの犯人は、「甲状腺機能低下症」という病気だった。

今「ためしてガッテン」で、甲状腺ホルモン不足⇒細胞が不活発に⇒ヒアルロン酸分解酵素が作られなくなる⇒古いヒアルロン酸が細胞内に蓄積⇒皮膚がむくむ⇒内臓、心臓が肥大化し生命の危険に、という奇病が紹介。３年前に奇病になった女性のスポーツインストラクターが登場。　@onodekita

— パンダロウ (@pandasukidesu) 2015年6月3日

甲状腺機能低下症が劇的改善治療法

病院で、甲状腺ホルモン剤を処方することにより、数ヶ月で効果を実感できる。

うつ病も甲状腺機能低下症？

甲状腺機能低下症は、体がだるく階段なども休み休みでしか上ることが出来ないなど鬱に似た症状が出る場合がある。

もしも、うつ病で抗うつ剤を飲んでいるのに効果が出ない場合は、「甲状腺機能低下症」を疑ってみるのもよい。

女性が多い病気で遺伝でも起きる可能性がある。

• 抜け毛
• 極度の冷え
• 発汗減少
• 便秘
• 疲労
• 心機能低下
• 関節痛

ほかにも以上のような症状が出てくる。まずはかかりつけ医の内科を受診すると良い。

機能低下は血液検査で簡単に判明する。

「ためしてガッテン」が甲状腺機能低下症の話で、むくみ・うつ状態（抗鬱剤が効かない）・だるい…とかCFSと同じ症状だけど、薬があるのと血液検査でわかるのがいいよな（比較しちゃダメだけど）。

— 時の坩堝 (@emanatio999) 2015年6月3日

次回6月10日の『ためしてガッテン』は…

次回のためしてガッテンは糖尿病。これまでとは全く違う血糖値ダウンの新ワザを披露！運動も薬も食事制限もなしに血糖値をダウン？

2015年6月10日放送の『ためしてガッテン』は、糖尿病体質改善。腸内環境を改善する方法が紹介 - yonta64のテレビ番組ブログ

前回5月27日の『ためしてガッテン』は…

yonta64.hatenablog.com

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