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反響要約「未来世紀ジパング トランプ政権誕生目前。メキシコが大ピンチ」▽不法入国の実態。国民食マルちゃん事情ほか【2017年1月16日(月曜日)放送内容 テレ東】



未来世紀ジパング「トランプ政権誕生」

2017年1月16日(月曜日)夜10時から放送された「未来世紀ジパング」は、トランプ政権とメキシコへの影響について。沸騰キーワードは「見える壁・見えない壁」。

情熱の国メキシコ。国民達はメキシコ伝統の「ピニャータ」という中にお菓子の入った人形をトランプの顔に差し替えてメッタ打ち。さらにメキシコに進出する日本企業もトランプ氏の標的となった。

アメリカとの国境の町を番組が取材した。

未来世紀ジパング番組データ

【放送日時】 2017年1月16日(月曜日)よる10時(54分)
【放送局】 テレビ東京
【副題】 トランプ政権誕生目前!メキシコが大ピンチ
【司会】 SHELLY
【スタジオゲスト】 パックン 宮崎美子
【テレビ東京アナウンサー】 秋元玲奈
【スタジオゲスト】 杉山セリナ(タレント・キャスター・メキシコ出身6歳から11歳までメキシコに在住した経験を持つ)
【国際政治学者】 三浦瑠麗(みうらるり・東京大学政策ビジョン研究センター講師)
【沸騰ナビゲーター】 窪田淳(くぼたあつし・日本経済新聞アジア部担当部長)

アメリカとの国境の町を訪れた

アメリカとの国境の町「ティファナ」を訪れた番組スタッフ。

現在3メートル以上の高さの壁(鉄板)が長く連なっているのが見える。壁の向こうには監視カメラが設置されており、24時間体制でアメリカの国境警備隊がパトロール。

しかしその壁は隙間だらけでいたるところに大人一人が通れる穴が掘られていた。

不法移民は年間19万人

そうした穴から米国に渡るメキシコの不法移民は年間19万人。

車のトランクに隠れるなどありとあらゆる様々な方法で不法入国は絶えることがない。

国境近くの町「ティファナ」の安宿。ここに集まる人々は「不法入国」予備軍だという。

不法入国闇ビジネス「コヨーテ」とは?

ここには、不法入国をサポートする「コヨーテ」というグループがあり、2000ドル(約23万円)で請け負う闇ビジネスもある。そのメニューは……

  • コヨーテが同行する場合 … 約230万円
  • 徒歩で山越え … 約35万円
  • 船で海を渡る … 約115万円
  • 車で入国 … 約175万円

メキシコ・ティファナ市警のレイナルド・ゴンザレス刑事の同行を得てコヨーテのビジネスに迫る。

丁度、国境の壁が切れる場所がある。

そこには今日も不法入国を企む男が居た。ゴンザレス刑事が職務質問をすると「景色が良いから寝そべっていただけ」とウソをつく。

実は、男は越境を手助けする「コヨーテ」のメンバーだった。

携帯電話で仲間と連絡を取り合い、国境の状況を観察している。

しかも一人ではなく、監視小屋まで建てられていて複数のメンバーが国境警備隊の状況を見ていた。この付近はコヨーテの縄張りだ。

国境警備隊が交代する瞬間に合図を送り、不法入国者を手引している。

コヨーテの縄張りを潰さない理由とは?

しかし、見張り小屋や国境付近にたむろする、コヨーテのメンバーたち。

彼らが居るのは判っていても警察は誰も逮捕に動いてはいない。それはなぜなのか?

実は、コヨーテはマフィアと繋がっており手出しをすれば身の危険がある。そのためメキシコ警察も簡単に手出しはできないのだと言う。

アメリカ側から見た国境の壁はどうなっている?

アリゾナ州の国境の町、「アリヴァカ」。

ジムチルトンさんは77歳。4人のカウボーイを雇う牧場の主。この地で三代続いている。東京ドーム4000個分の広大な敷地を持ち、国境に接するエリアもあるという。

国境には40kmに渡る有刺鉄線があるだけ。こうした無警戒な場所を狙って不法入国者が越境を企むと言う。

取材の日にも、メキシコからの不法入国者を発見。緊迫する中、若い男の不法入国者4人と対面した。

彼らは大胆にもジムチルトンに「水は無いか?」と要求する。

英語が全く通じないのでしばらく言葉のやり取りをしていると「コヨーテに置いていかれてしまう」と言い残しその場を足早に去ってしまう。

ジムチルトンさんは、「トランプが大統領になる前からここに壁は必要だ」と言ってきた。なぜなら沢山の麻薬の運び屋が越境するからだという。

麻薬の運び屋は、カーペットを裏地に付けた靴を履いて足跡を消す。近所の住人は麻薬の入ったバッグを発見し通報した所報復を受け次の日射殺されたと言う。

ジムチルトンさんの毎日は危険と隣り合わせだ。枕元には散弾銃が常に置かれていた。

現在3千キロの国境のうち壁があるのは3分の1だけ。

アメリカの農園では人手不足が深刻化

アメリカカリフォルニア州の農業法人「リモネイラ」。リモネイラのCOO、アレックスティーグさんが案内した。

ここでは日本などに輸出するレモンを大規模に生産している。実は、このレモン農園で働く8割が合法的にビザを取得したメキシコ移民たち。

しかし深刻な人手不足で、レモンが収穫できずせっかく実ったレモンを廃棄している。金額にして年間2億円の損失。

そこでメキシコからさらに移民を増やすため、社宅や公園の整備までしている。

COOのアレックスさんは、「もし今 働きたいメキシコ人が100人居たらすぐにでも全員雇いたい」という。時給をかなり上げても農業や建設系のきつい仕事にはアメリカ人が応募しない。

スタジオゲストのパックンは「実は、アメリカの経済は移民によって支えられている」と話した。

NAFTAによってメキシコに工場が進出

NAFTAによって、メキシコの工場で作った商品はアメリカに輸出しても関税はかからない。(2008年から)

この条約が締結されたことにより、アメリカや日本の大規模メーカー(キャリア(空調メーカー)・トヨタ・フォードなど)が次々とメキシコに工場を建てメキシコは潤っている。

しかしトランプ次期大統領は、アメリカの雇用を守るためフォードやトヨタに「メキシコに工場を建てれば関税を掛けるぞ」と脅している。

「キャリア」はその影響でメキシコ移転を断念した。

(ただし、サンタ・カタリーナ市長:エクトルカスティージョ氏によれば「キャリア」は当初の予定通りメキシコに工場を建ててすでに稼働中。キャリアはアメリカ本国の工場を残すことで、メキシコにも工場を建てられることになった)

メキシコでの「マルちゃん」人気とは?

メキシコでシェア9割を誇る東洋水産のカップ麺「マルちゃん」。

街のスーパーでも棚一面がマルちゃんとなっていた。

その魅力はその安さ。

メキシコの国民食「タコス」が一皿約150円なのに対し、マルちゃんは40円。

マルちゃんは、1980年代後半にメキシコ販売が始まった。東洋水産会長自ら陣頭指揮を取り包装紙の微妙なデザインまで徹底的にコストカットした。

その結果安く提供することが出来今やメキシコ中で愛されている。

しかし、NAFTAが撤廃されれば関税がかかり安いマルちゃんの価格を値上げさざるを得ない。

東洋水産メキシコ現地法人の、小笠原 和弘取締役も価格に影響が出ないように企業努力をしたいと語った。

メキシコで操業する日本企業は900社

現在、メキシコで操業する日本企業は、900社。

日本は、メキシコの自由貿易協定を結んでいるため、メキシコに工場を置けば低い関税で貿易が可能だと言う。

これから迎えるトランプ新政権時代、予測不能だが過激な表の顔だけでなくトランプ氏の真意を汲み取りつつ日本も対処していかなくて花ライト、スタジオゲストの三浦瑠麗氏が語った。

未来世紀ジパング反響ツイート

https://twitter.com/TamagoAllergy/status/821161975648428032

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