yonta64のテレビ番組ブログ

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ためしてガッテン熱中症&血液ドロドロを筋肉を増やしてドライボディを一気に解決!



2015年7月15日(水曜日)放送のためしてガッテンは、熱中症の予防方法と対策法。なんと水分の貯蔵庫、筋肉が少ない人は熱中症になりやすい「ドライボディ」の人だった…。今回のガッテンでは見極め方や筋肉量を増やし脱水を防ぐ対策法も紹介ーー

今日のためしてガッテンは熱中症!

毎年30万人以上が襲われ今年もすでに多くの人が命を落としている熱中症…。

「自分は大丈夫!」と思っていても、気づかぬうちに意外なほど脱水傾向になっている場合も。しかも…ただ水や塩分を摂取するだけでは解消されない恐ろしい脱水が待ち受けていた!?

熱中症の元凶「ドライボディー」

(VTR出演医師:谷口英喜先生(神奈川県立保健福祉大学))

2013年にイギリスにて発表された論文で「ドライボディ」という体質が注目された。ドライボディとは、熱中症になりやすい体質(常に水分が失われている人)のこと。

番組で65歳以上の健康なお年寄りを調べたところ7人に1人の割合で「ドライボディ」体質の人が居た。一日推奨の1リットルを飲んでも足りない。

ドライボディの人は水分を体にためておくことが出来ないのが原因で、この体質は年齢に関わりなくお年寄りでも若い人にも居るという。

日本医科大学高度救命救急センター医師が熱中症を語る

日本医科大学高度救命救急センターには、夏になれば沢山の深刻な熱中症患者がやってくる。

センターで日夜担当している先生の布施明准教授によれば、外見に「著名なルイソウ」を認められる人が熱中症になりやすいという。

「著名なルイソウ」とは、「著名なルイソウ(羸痩)」つまり痩せて筋肉の量が落ちている状態のこと。

るいそう - Wikipedia

荻野祐一先生(群馬大学医学部附属病院)は、脱水すると脳が縮小して神経過敏になり痛みに対して感じやすくなる。まただるさやいらいらなども出てくると話した。

体に水分がためられない人の共通点とは?「筋肉量が少ない」

体に水分が貯まる人は筋肉がたっぷりある人。筋肉には水分が80%も貯められるが脂肪には20%しかたまらない。体重60kgの人は筋肉に20リットルもの水分を貯められるという。

しかし加齢によって筋肉が少ないドライボディの人は、水分をため込むことが出来ないので熱中症になりやすくなる。

これが同じ条件下に居て熱中症になる人とならない人の違いが出る原因だった。

また、筋肉量が多い人は二日酔いの脱水症状にもなりにくい。

危険のサイン!?脱水の見極め方

自分が今、脱水になっていると知るための見分け方が紹介された。

  • 口の中がネバネバする(口の中が乾く)
  • 脇の下が乾いている
  • 手の甲の皮膚をつまむと跡が3秒以上残る(皮膚の乾き)
  • 便秘ぎみ(便中の水分が失われている)
  • 体重の急な減少(ダイエットもしていないのに体重が減ってきた)

脱水対策について

脱水を起こさないための対策については、まず体の筋肉量を増やすことを第一に考える。

しかし高齢の方の場合は筋肉を増やすのは難しいので、水分と塩分をこまめにとること。

そして、暑い環境を避けて涼しい場所に居ることが重要。

また最も重要なのは「食事量」。一食抜いただけでもコップ1杯分を抜いたのと同じ事になる。「暑いから食欲がない」と言って食事を抜かないようにしたい。

「筋肉は水分を貯めるタンク 筋肉が少ない人は食事や水分補給に要注意」

暑さに強い体を目指して「下半身トレーニング」

下半身には筋肉の6割が集中している。したがって下半身をトレーニングすると良い。

<外で…>インターバル速歩

普通の散歩の時に、ややきつめの早歩きを3分、その後3分は普通に歩き、また3分間早歩き。これを一日15分間繰り返す「インターバル速歩」などはとても良いトレーニング法。(1日15分を週4回程度)

<室内で…>楽々スクワット

能勢博先生(信州大学大学院医学系研究科)によれば、室内の場合は机や椅子につかまりながらのスクワットでも良い。

少しきついと感じるまでゆっくりスクワットをする(目安は10回)。1日2セット程度

運動が終わった後は30分以内にコップ一杯の牛乳を飲むと効果がさらにアップする。

筋肉を鍛えれば熱中症を防ぐこともできる。

暑さによる失神「熱失神」

これからの季節怖いのは暑さによる失神。これは「熱失神」と呼ばれている。暑い日に急に立ち上がるとめまいがして失神になる症状。

筋肉の無い人はこの失神が起きやすい。脚に筋肉がないため、立ち上がった時に足に貯まっていた血流が上半身や脳へ送り返せなくなってしまう。

今日のガッテン3行まとめ

今日のためしてガッテンを3行にまとめると…

  1. 体の筋肉の量が少ない人を「ドライボディ」という
  2. 筋肉には水を貯められる。よって筋肉が少ないといくら水を飲んでも熱中症になりやすい(常に水分をとる必要がある)
  3. 「インターバル速歩」「楽々スクワット」で下半身の筋肉を増やし熱中症を防ごう!

次回7月22日(水)のためしてガッテンは…

次回のためしてガッテンは、ダニ完全撲滅宣言!洗濯しても干しても真空にしても死ななかったダニに達人が挑む!

前回7月8日(水)のためしてガッテンは…

2015年7月8日放送の『ためしてガッテン』は、帯状疱疹が早期発見出来る方法が紹介 - yonta64のテレビ番組ブログ

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