yonta64のテレビ番組ブログ

テレビ番組を見ながら興味のある内容を記憶。ガッテン、モヤさま、etc。放送後の反響ツイートなどを紹介しています

【スポンサーリンク】

※反響「NHKスペシャル ミラクルボディー」▽第1回「世界最強の人魚たち」イシェンコ&ロマーシナペア【2016年7月16日(土)放送内容ツイート NHK】

NHKスペシャル「ミラクルボディー1」

2016/07/16(土曜日)よる9時に放送された「NHKスペシャル ミラクルボディー(第1回)」は、ロシア代表(イシェンコ&ロマーシナ)シンクロナイズドスイミングの卓越した実力の秘密に迫る。

シンクロのロシア代表選手は長年の練習によって体の構造が水生動物に近くなっていた。番組では二人を日本に招待、最新鋭の機材を使ってその姿が解明された。

【スポンサーリンク】

NHKスペシャル番組データ

【放送日時】 2016年7月16日(土曜日)よる9時(50分)
【放送局】 NHK総合
【番組副題】 第1回 世界最強の人魚たち シンクロナイズドスイミングロシア代表
【語り】 豊原謙二郎

脅威のシンクロナイズドスイミング

シンクロナイズドスイミング。

その軽やかな水面上の動きとは対照的に、水面下では過酷な挑戦が展開されていた。

演技の最中は次の息継ぎまで約3分間、選手たちは無呼吸状態のまま、真っ逆さまの状態で居なくてはならない。

選手の中には、酸欠状態となり失神するものも……。

スポーツ生理学者によると、「シンクロナイズドスイミングは、陸上競技で言えば3分間のダッシュを息を停めて行うようなもの。しかもそれを笑顔で行うのは信じられない。」と語る。

ナタリア・イシェンコ&スベトラーナ・ロマーシナ

そんな過酷な競技だが、常にトップの成績を誇っているのがロシア。

ロシアのシンクロナイズドスイミングトップスター「ナタリア・イシェンコ&スベトラーナ・ロマーシナ」は、オリンピックと世界選手権で合計44個もの金メダルを獲得し続けている。今年のリオ オリンピックでも もちろん金メダルを狙っているのだ。

ロシアンルーレット

高難易度の技、ロシアンルーレットは彼女たちにしか出来ない技。猛スピードで30秒近く足を動かす。

それを可能にするのは、無呼吸でも動き続けることが可能な身体能力。

今回NHKがその身体の神秘に、科学の力で迫った。

3月東京にイシェンコ&ロマーシナ来日

国立スポーツ科学センターに特殊撮影用のカメラを設置。2人の動きを最新鋭の機材を使って捉える。

「人魚姫」という演技を披露。水中と水面の上を同時に見ることが可能なカメラを使って本人たちも自分の演技をチェックした。

イシェンコたちは「(このカメラは)水中下の演技の様子もはっきりと映るので、私達のミスもすぐに解ってしまうわ!」と笑顔でモニタリング

無呼吸時間との闘い

この演技では、無呼吸時間が全体3分12秒のうち合計1分47秒。実に半分以上呼吸が止まった状態で活動している。

特に疲れがピークに達する後半に無呼吸時間が増加。これがロシアチームの強みだ。

今回同様に実験に参加した、スペインのヘマ・メングアル(リオ五輪スペイン代表・銀メダリスト)の演技と比べてみても無呼吸時間が多く、どんな練習をすればロシアチームがあれだけ長い無呼吸時間が取れるのか不思議だという。

なぜ無呼吸時間が長くても大丈夫なのか?

イシェンコ&ロマーシナの心拍数を心拍計で、太ももの酸素の状態を、太ももに貼ったセンサーで計測した。

無呼吸時は、肺を酸素タンクにして限られた酸素を使い心臓のポンプから酸素を供給し足を動かさなくてはならない。

また、比較のために銀メダリストのスペイン代表にも同様の計測をお願いした。

  • スペイン代表の場合 … 潜水徐脈が起こる(潜水した時に心拍数を落とし太ももに行く酸素を制限して脳への酸素を確保しようとする)これは人間の生理現象。そのため太ももの筋肉が動かなくなり長い足技が出来ない
  • ロシア代表の場合 … なぜか生理現象である「潜水徐脈」が起こらない。そのため太ももに酸素が供給され続け足技ができる。これがロシアの秘密。

ベンジャミン・ジョーンズ博士(エセックス大学スポーツ生理学)が解説。

さらに肺活量もロシアチームとスペインチームで比較計測した。

その結果どちらにも肺活量の差はなかった。肺活量が同じなのにロシア代表はどこから酸素を供給しているのだろうか…?

  • ロマーシナ … 肺活量 5.66リットル
  • イシェンコ … 肺活量 5.8リットル
  • スペイン選手 … 肺活量 4.81リットル&5.64リットル
  • 女性平均値 … 約4.5リットル

肺とは別の酸素タンク「脾臓

マイケルベレンブリング博士(リバプール大学 動物学)が解説。

ロシア代表のMRI画像を撮影したところ、肺とは別の追加の酸素タンク脾臓(ひぞう)に秘密があることが発見された。

脾臓は、水生動物に備わった重要な仕組みで水中に長時間いる時は酸素をたっぷり含んだ血液を心臓へ送る役割をしている。

一般的な人間は普段空気中で呼吸をしているので、摘出しても問題ないくらい脾臓を使うことが殆ど無い。

ロシアのロマーシナの脾臓はスペイン代表と比べても潜水時には大きく(一般の人の脾臓より23%小さく)縮んだ。(脾臓が縮む=脾臓の酸素を消費する)

更にイシェンコに至っては、59%も大きく縮んでいる。ロシア代表は、水中での補助酸素タンクとして「脾臓」を使っていたのだ。

どうやって特別な酸素補助タンクを手に入れたのか?

イシェンコとロマーシナはどうやって、「脾臓」という特別な酸素補助タンクを手に入れたのか?

特別に取材許可を得て取材班はロシアに飛び、ロシア代表の練習の様子を撮影した。

二人が育った市民プール。こちらでは5歳から450人の選抜メンバー(ロシア全土から才能を見込まれ容姿や運動能力などで選抜された少女たちが集まる)が毎日練習している。

水中で息を止め逆さ倒立をする「パッドカーチカ」という練習法。8歳から無呼吸状態でも筋肉を動かすための能力を創りだす。

毎日10時間「ただ耐える」訓練を幼い頃から年間2,000時間…、16年間続けている。

この気の遠くなるような地道な練習によって体が適応した結果、彼女たちは脾臓という補助タンクを手に入れたのだ。

完璧なシンクロにせまる

ロシア代表が金メダルを狙えるもう一つの理由は、ペアの動作が完璧にシンクロしている事。

少しでもずれると減点の対象になる。

2人は完全な無意識でもシンクロしている。実際に脳波を取ってみると、ロマーシナに合わせようとするイシェンコの脳の働きが確認できた。

これは「ミラーニューロン」という人間の能力で人は常に相手に合わせようとしている。(人があくびをすれば自分もあくびをするように)

二人の動きをシンクロさせる担当は常にイシェンコが担っていた。

たとえイシェンコの方が正しい動きをしていても、イシェンコが常にロマーシナに動きを合わせている。

田中ウルヴェ京(たなかうるヴぇみやこ)さんによれば、イシェンコは自己決定力がとても強いという。幼いころから強い向上心があったイシェンコはその向上心によって相手に合わせるという能力も獲得したのだ。

相手に合わせるという役割を果たすため、イシェンコは、ロマーシナよりも酸素を消耗する。

イシェンコの脾臓がロマーシナよりも更に大きく収縮させる能力が高いのは、ロマーシナよりも多くの酸素を脾臓から獲得するためだった。

イシェンコの背骨には大きな負担が…

今回のMRI撮影によって、イシェンコの背骨は回転する方向に大きくねじ曲がっていることも判明した。後何年背骨が持つかわからない……。

この背骨の湾曲が日々背中の痛みを生じさせている。しかし今の彼女はその痛みすら乗り越えようとしている。

足技の時間を更に伸ばすよう演技内容に変更しリオオリンピックの金メダル獲得をさらに確実にしようと工夫をこらす。

地道な練習は今日もいつもと同じように続けられていた。

今回の旅でイシェンコ&ロマーシナペアは日本の回転寿司を楽しんだり趣味の釣り道具のショッピングをしたりして、暫しの間普通の女性に戻り小休止を過ごせたようだった。

(以上「NHKスペシャル ミラクルボディー 第1回 世界最強の人魚たち」より)

【スポンサーリンク】

NHKスペシャル反響ツイート

【スポンサーリンク】

NHKスペシャル関連グッズ

日本シンクロ栄光の軌跡―シンクロナイズドスイミング完全ガイド

日本シンクロ栄光の軌跡―シンクロナイズドスイミング完全ガイド

日本シンクロ栄光の軌跡―シンクロナイズドスイミング完全ガイド

 

このブログの関連記事

yonta64.hatenablog.com