yonta64のテレビ番組ブログ

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2015年6月1日(月)放送『主治医が見つかる診療所』あなたの腸を大改善 腸内フローラスペシャル▽オリゴ糖・阿波晩茶・便移植など



2015年6月1日(月)に放送された『主治医が見つかる診療所』あなたの腸を大改善特集第4弾!腸内フローラスペシャル……<Yonta感想:そういえば今回は、ほとんどヨーグルトについて触れませんでした。ヨーグルト無しでも善玉菌優勢にすることは可能のようです>

主治医が見つかる診療所 出演者

【司会】 草野仁 東野幸治 森本智子(テレビ東京アナウンサー) 

【ゲスト】 渡辺正行(59歳) 柴田理恵(56歳) 大島麻衣(27歳) ハイヒールリンゴ(53歳) 内山信二(33歳) 篠山輝信(31歳)

【医師・博士】 辨野義巳 農学博士(理化学研究所 特別招聘研究員・66歳) 秋津壽男 医師(秋津医院院長) 上山博康 医師(禎心会病院 脳疾患研究所 所長) 森一博 医師(獨協医科大学) 姫野友美 医師(ひめのともみクリニック) 中山 久德 医師(そしがや大蔵クリニック) 南雲𠮷則 医師(ナグモクリニック)

腸内フローラとは?

最近よく耳にする「腸内フローラ」という言葉。腸には約1,000兆個の腸内細菌が住み着いている。その様子をお花畑になぞらえて「腸内フローラ(腸内の花畑)」と呼んでいる。

最近急速にその細菌の役割が解明されつつあり、「免疫力改善」「健康長寿」に応用されている。

腸内フローラのバランスが崩れると「便秘」「腸炎」「下痢」などになってしまい、がんや糖尿病など命の危険に関わることも……。

世界で8,000人以上の便を調べた辨野義巳先生によると、腸内フローラのバランスは年を取っても変えることが出来るという。番組では健康長寿の秘密を探った。

腸内細菌の3パターン

腸内細菌には、3パターンあり、乳酸菌やビフィズス菌のような「善玉菌」、ウエルシュ菌やディフィシル菌などの「悪玉菌」、全体の7割を占める「日和見菌」で構成されている。日和見菌の正体はまだわかっていない。

全体的に、善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7の構成が理想とされる。

善玉菌は加齢により減ってくる。すると大腸がんなどの病気になることも。

腸内フローラに影響を与える三大要素

  • 食べ物 … 食物繊維(野菜や海藻類に含まれ、善玉菌のえさになる)、発酵食品(納豆、味噌、チーズなど)、オリゴ糖(オリゴ糖は小腸で吸収されないので大腸に届く。大豆・バナナ・たまねぎに含まれる)
  • 運動
  • ストレス

この3つが腸内フローラのバランスを考える上で重要な三大要素となる。中でも食べ物は特に重要。

オリゴ糖とは?

オリゴ糖研究20年の第一人者で実践女子大学の学長、田島眞 農学博士(71歳)によると、オリゴ糖はビフィズス菌の餌になる。

  • フルクトオリゴ糖 … 根菜類
  • ガラクトオリゴ糖 … 母乳・牛の初乳
  • イソマルトオリゴ糖 … 味噌・蜂蜜

以上の三種類のオリゴ糖がありそれぞれ食品にも含まれているが量が少ない。しかしゴボウ、タマネギ、ニンニク、納豆、バナナ、蜂蜜、エシャロット、味噌なら量が多く効率的に摂取できるという。さらに加熱するとオリゴ糖が増える。

またきな粉や納豆の大豆オリゴ糖は、少量でビフィズス菌を増やせる。

ぴんぴんころりの島「知夫里島」へ

ぴんぴんころり(寝たきりの時間がすくない長寿)で有名な、島根県知夫里島に取材。島は坂道だらけでインナーマッスルが鍛えられる。そのためか便秘を訴える人が少ないと診療所の医師が証言した。

「なめ味噌」という味噌が代々伝えられていてとても美味しい。海で捕れたわかめと山で捕れた根菜類を毎日食事している。

自然な運動と、自然の食料が豊富なため長寿の島となっている。

島の人から便をもらい調査したところ、高齢にもかかわらず善玉菌がとても多いことがわかった。やはり善玉菌を増やすことが長寿と関係していることがわかった。

善玉菌を増やす発酵食品「阿波晩茶」

大妻女子大学名誉教授の大森正司 農学博士(おおもりまさし・73歳)は「阿波晩茶(あわばんちゃ)」に注目している。

この阿波晩茶(阿波番茶)とは、阿波番茶は植物性乳酸菌を多く含むため、腸内フローラを改善するという。

阿波晩茶の生産地は、徳島県上勝町。山茶という徳島地方に自生する木の葉っぱが原料。生産地の人々は毎日このお茶を飲み”便秘知らず”だという。

スタジオで腸内フローラのバランスを調べた結果を発表したところやはり善玉菌が多かった。

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未来の腸内フローラ最新治療「便移植」

健康な人の腸内細菌を、移植する最新治療がアメリカやオランダなどですでに始まっている。

日本でもこの治療法を行っている病院は現在3カ所のみ。「順天堂大学医学部附属 順天堂病院」がその1つ。

研究のプロジェクトリーダー、石川大 医師(39歳)は、臨床研究で便を移植している。

まず抗菌剤で患者の腸内細菌を少なくして、そこに健康な人の便を移植、腸の内視鏡を使用し、便を移植する方法。

難病の「潰瘍性大腸炎」の患者さんにこの方法を用いると改善が見られたという。ただし現在は臨床試験中で受けられる患者さんは重篤な人に限られるという。

東京都内に住む、山下綾さん(仮名・27歳)は去年(2014年)に便移植を受け現在順調に経過を観察しているという。

効果のない方もいるので、現在研究と改善を行っている。将来的には「メタボ治療」「糖尿治療」「肥満治療」が可能になるかもしれない。

次回6月22日(月)の『主治医が見つかる診療所』は…

次回の『主治医が見つかる診療所』は、芸能人人間ドックスペシャル第12弾。

2015年6月22日(月)『主治医が見つかる診療所』芸能人の人間ドックSP 第12弾▽チャンカワイ動脈硬化症の危機【テレビ東京】 - yonta64のテレビ番組ブログ

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