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【反響要約】ガッテン!究極の長生き&寝たきり対策は「人とのつながり!?」最新研究が明かすその仕組み…【2018年6月6日(水曜日)放送内容まとめ】



『ガッテン!』究極の”要介護”対策は人との繋がり!?

2018年6月6日(水曜日)放送の『ガッテン!』は、究極の寝たきり予防法について。

高齢者にとって一番避けたいのは、転倒などで寝たきりとなり「要介護」になってしまうこと…。そこで番組では、運動よりも効果の高い「ある対策」を紹介!その方法とは?――

『ガッテン!』6月6日番組データ

【放送日時】 2018年6月6日(水曜日)19:30~20:15
【放送局】 NHK総合テレビ
【番組タイトル】 ガッテン!「筋肉&血管を守る!健康長寿 最強の条件」
【司会進行】 立川志の輔 小野文恵(NHKアナウンサー)
【スタジオゲスト】 LiLiCo(リリコ) 大島麻衣 山崎樹範(やまざきしげのり)
【ナレーション】 山寺宏一

ガッテン!「寝たきり予防」キャンペーン?

ガッテン!(ためしてガッテン時代も含む)がこれまでに放送した「寝たきりを予防する方法」に関連した内容は以下のようになっています――。

  • 転倒を防ぐ(2012年12月放送)… 片付ける(部屋を片付ければつまずくリスクを回避できる)
  • 筋肉を維持(2015年7月放送)… 運動後に牛乳(運動直後は筋肉にタンパク質が取り込まれやすい)
  • 骨折を防ぐ【まとめへリンク】(2017年2月放送)… かかと落とし(つま先立ちをしてかかとを強めにストンと落とす運動=骨への刺激が骨を丈夫にする)
  • 筋肉を維持【まとめへリンク】(2017年5月放送)… 肉を食べる(隠れ栄養失調。高齢者は肉(タンパク質)の摂取が減っているのでご注意!)
  • 骨と筋肉を維持【まとめへリンク】⇒(2017年6月放送)… 日光浴(骨・筋肉合成に必要なビタミンDを日光浴で生成)
  • 運動神経を刺激【まとめへリンク】⇒(2017年8月放送)… くねくね体操(体幹を通る運動神経をくねくね体操で刺激)

「人に親切にする」ことが長生きの秘訣!? 

寝たきりにならないための、とっておきの方法を求めて番組スタッフがやってきたのは、「アメリカ・カルフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)」。

スティーブコール教授は、長年”長生きの仕組み”を研究しているエキスパートです。

長生きの秘訣は、身体の機能を若々しい状態に保つことが基本になります…。」とスティーブ教授。

スティーブ教授は最近、150人を対象にしたユニークな実験を行いました。

その実験とは「毎日誰かに親切をして、親切をした人の免疫力を測定する…」というものです。

すると毎日1ヶ月間―1日3回、他人に親切をした人は免疫の炎症反応が低下していることがわかりました――。

免疫細胞の炎症反応とは?

免疫細胞の炎症反応とは一体なんでしょうか…。

免疫細胞が炎症を広げて行く様子がVTRで紹介されました。(映像提供:東京大学 白崎善隆JSTさきがけ研究員 理化学研究所IMS 茂呂和世チームリーダー)

免疫細胞は、病原菌を攻撃する時には「炎症モード」に切り替わります。

この炎症モードが長期にわたると、自分自身の細胞まで攻撃をはじめ筋繊維が萎縮し全身が衰えてゆきます。

これは筋肉だけで無く、血管など全身で発生し脳梗塞、心筋梗塞、動脈硬化などのリスクを上昇させてしまうのです。

この炎症モードが、なぜか「人に親切にした」時だけ減っていることがわかったのです。

また、「世の中に役立つ」ことをしたり、「自分が嬉しい」ことをしたりした場合はなぜか炎症が逆に増えていました。

なぜ人に親切にすると炎症や遺伝子に良い変化が?

なぜ人に親切にすると炎症や遺伝子に良い変化が現れるのでしょうか?

スティーブ教授によれば、私たち人類は進化の過程でお互いが助け合って生き残ったという歴史が関係していると言います。

集団で狩りなどをしていた原始生活では、孤独になることはすなわち死を意味したのです…。

人間は孤独になると身体が反応して緊急モードに入ります。すると免疫細胞も炎症モードに入ります。これが長期に及べば様々な悪影響が出てくるというわけです。

  • 人に親切ににすると…寝たきりの原因となる炎症物質も減るのです

ついに判明?健康長寿最強の条件とは?

では「人に親切にする」以外に、炎症反応を抑える方法はないのでしょうか?

そんな疑問に答えてくれる研究が日本で行われました!

それは千葉県柏市に住む5万人を対象にした調査。調査の結果、炎症反応を抑え身体の不調や将来の介護を予防するのに大切なのは「運動」のほかに「人とのつながり」も大切だということが解ったのです。(※”運動”だけでも大切です。運動なしで、さらに人との繋がりも無い…という場合はもっと要介護のリスクが高くなるという調査結果がでています。)

東京都内に住むある高齢のご夫婦の例では、毎日独りで10,000歩ウォーキングをするご主人よりも、運動嫌いでインドア派ですが社交的な奥様のほうが体力テストが良かった…という意外な結果。

人と直接コミュニケーションを取ると言うことが、免疫細胞の炎症モードを減らす究極の条件となっていたのです――。

現在、人とのつながり不足は世界的にも大問題となっているそうです。イギリスでは「孤独担当大臣」が発足し、人とのつながりの改善に政府が乗り出して、死亡率の減少に向けた対策をしていました。

人とのつながりチェック法

番組では人とつながれているかチェックする方法を紹介しました。

  • 月に1回以上、顔を合わせたり消息を取り合う人は( )人いる
  • 個人的なことでも気兼ねなく話すことが出来る人が( )人いる
  • 手助けを求めることができるような身近に感じる人が( )人いる

(※親族もOK)

東京大学 高齢社会総合研究所の、飯島勝矢教授がスタジオに登場。

「人とつながる」ということは、健康にとても大きなインパクトをもっていると先生は言います。

そしてさらにもう一つのデータ「長生きに影響する度合い」を紹介。

全世界148個の研究を全て集めて調べた結果が出ていました。

長生きにプラスに働くのは、「人とつながる」ことが「禁煙」を抑えて1位になっています。

  • 【1位】…人とつながりがある
  • 【2位】…禁煙する
  • 【3位】…酒を飲み過ぎない
  • 【4位】…運動をする
  • 【5位】…肥満を予防する

一人でカラオケに行くよりもみんなで行く。一人でケーキを食べるよりもみんなで食べる。一人でしっかり運動するよりも、みんなで軽めの運動するほうが介護予防効果あるそうです。

運動が長寿に効果があるのは解っていますが、さらにみんなでわいわい運動すればさらなる効果があるといいます。

人とのつながりって何から始めればいいの?

定年などでつながりが切れてしまい、何から始めていけばいいか解らないという人も大丈夫。

例えば週に1回、同居家族以外の人に会うくらいでもOKなんです。(週1回でも身体の機能が衰えないということが、多くの研究結果によってわかっているそうです)

まずは、地域の包括支援センターがどこにあるのか探し、どんな取り組みをしているのか調べてみましょう!

 

(※2018年6月6日放送「ガッテン!「筋肉&血管を守る!健康長寿 最強の条件」」より)

『ガッテン!』放送終了後の反響ツイートは?

https://twitter.com/hoyoDX/status/1004319845595340800

https://twitter.com/ta_ma_si_g/status/1004319936762675201

https://twitter.com/lovepmika/status/1004327234587545600

次回の『ガッテン!』は胃酸について

次回のガッテン!は、日本人を襲う胃の細胞の変化について。咳が止まらない?歯が溶ける!?13日水曜日放送予定。

前回の『ガッテン!』は高血糖と物忘れ

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