2014/10/08(水曜日)放送の『ためしてガッテン』は…
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スタジオ出演者
メイン司会者、立川志の輔、小野文恵アナウンサー。
レギュラー解答者、山瀬まみ。
ゲスト解答者、宮本亜門、くわばたりえ。
ナレーター、生野文治。
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検証!体温のヒミツ
やって来たのは、茨城県日立市にある動物園「かみね動物園」
日立市かみね動物園公式ホームページ(住所:茨城県日立市宮田町5丁目2−22)園内には、子どもたちに大人気の動物がいっぱい。
日立市かみね動物園の獣医師、正籐陽久(まさとうはるひさ)さんが解説する。猿の体温は肛門、像は出したてのフンの温度など、で測ることになっている。
【各種動物の体温】猿…38.9度、像…36度、孔雀…41.1度、うさぎ39.2度。
孔雀の体温が41度とかなりの高温、これは鳥類がすぐに羽ばたけるように体温はいつも高温に保たれているため。
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油断大敵!”謎の微熱”原因&対策に迫る
発熱の中でも、微熱は意外に怖い熱。高橋喜子さん(仮名)は、微熱が原因で、倒れた。5年前(H19年8月〜11月)、疲れが抜けにくいと感じ熱を測ると微熱。この微熱が1周間も続いた。市販の解熱剤でも効き目はない。病院を6件回ったが原因不明だった。
やがて全身が異常なだるさに襲われ、ベッドから起き上がることも出来ない。ところがある時を境に、微熱が出なくなった。
微熱の原因は「ストレス」=「心因性発熱」
高橋喜子さんの微熱の原因は「ストレス=心因性発熱」だった。当時、お父さんがガンにかかってしまい心配でストレスがかかったが、父のガンを受け入れた時、ストレスが無くなり不思議なことに微熱も下がったという。
心因性発熱かもしれないと思ったら|ストレスと高体温|体温と生活リズム|テルモ体温研究所
「心因性発熱」を放置してしまうと、不眠・頭痛・高血圧を併発したり、うつ症状が出ることもある。
ストレスと、発熱の関連に関する研究も進んでいる。九州大学病院では、「鏡に映した文字をなぞる」ストレスがかかる実験をしている。
ストレスが掛かる中の体温を測定すると、どんどんイライラで体温が上昇する。こうしたイライラで体温が上がる様なことに繰り返しあっていると、体温が下がらなくなってしまう。これが、今回の高橋喜子さんが体験した微熱の正体だった。
油断大敵
— Proxxy (@flextv) 2014年10月8日
謎の微熱
原因&対策に迫る。
ためしてガッテン
興味深い。
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一言で言えばストレス(の負荷)
心因性発熱。
とのこと。
https://twitter.com/Susumu_Akashi/status/519808526315556865
ためしてガッテン、これ、途中から見たけど不明熱やってる? 症状、すっごい似たの経験したことあるんだけど。
— 森哲平 (@moriteppei) 2014年10月8日
心因性発熱の治療法とは?
(九州大学大学病院医学研究院:岡孝和 准教授)
心因性発熱になってしまった場合は、患者さん自身が自覚してペースダウンすることが重要だという。物事の考え方、しゃべり方、呼吸を全てスローにするだけでもずいぶん違う。「日常生活のペースダウン」を行う。(症状がひどい場合には抗うつ薬を投与)
こんな微熱は「心療内科」を受診しましょう
まずは、内科で血液検査をしても問題なし。特定の出来事に反応して発熱がある。解熱剤を飲んでも熱が下がらない。などの症状がある場合には、一度「心療内科」を受診するほうがよい。
急増!熱が出ないのに病気が進行!?肺炎・インフルエンザ
(国立国際医療研究センター:忽那賢治 医師)
熱が無いからと安心していたら、肺炎が悪化し肺に水がたまっていて重症になったという人もいる。「夏バテ」と医師に言われ安心していたため処置が遅れた。
肺炎やインフルエンザ、腎盂腎炎では、通常38度以上の熱が出る。しかし75歳以上の3割〜5割りは熱が出ない場合があるので注意が必要。
熱は「バイキンと戦う為に」出る
熱は、身体を守る力。バイキンと戦うために熱を出している。何故熱を出す必要があるのか?実は、体内でバイキンと戦う、リンパ球は体温が2度下がるだけで活動が弱まる。
リンパ球が活動しやすい環境にするためには体温の熱を出す必要がある。
年齢は関係なし!発熱力を上げる秘策「サルコリピン」
熱が上がらないのは、年齢のせいだろうか?
「サルコリピン」とは、筋肉の内部に居るタンパク質の一種。「寒い」という指令を受け取った脳は、筋肉を震わせて熱を出す。
しかし、筋肉もそれほど長い時間身体を震わせて体温を上げる事は出来ない。そこで「サルコリピン」はATP(食事から摂った糖や脂肪)を熱に変えて体温を上げることが出来る。
筋肉質な人は、このサルコリピンをたくさん持っているため、発熱力が高い。つまり、免疫力が高い。
ぐっすり快眠!体温計一本!黄金の法則
体の熱気アップ。群馬県中之条町の「中之条町保健センター」では、住民の活動量を10年以上前から記録している。現在住民1,600人の体温を測定し、睡眠との関連性を調べている。
データーを分析したのは、東京都健康長寿医療センター研究所の、青柳幸利さん。高齢者の運動や健康についての専門家。
今回の調査で「体温計一本」で眠れるかどうかわかるようになったという。スタジオに青柳幸利さんが登場し、解説した。
人間の睡眠は体温の落差が大きい人ほどよく眠れる「夕方の散歩」
一日の中で、人間の体温が最も上がるのは「夕方」。夜⇒朝の体温差が大きいほどよく眠ることが出来る。一日の体温の変動の幅が小さくなると眠れなくなってしまう。
体温のメリハリがあると良い。良い眠りの秘訣は、夕方に運動して寝る前の温度を上げること。2ヶ月位夕方に運動し、繰り返すことで体が慣れてよく眠れるようになってくる。
【熟睡できる体温の法則】
寝る前 ー 起きた直後 = 0.5度以上
が理想の体温差。寝る直前の体温と起きてすぐの体温を測って、+0.5度以上であればOK。ただし年齢とともにこれは難しくなってくるので、温度差が、0.1度でも0.2度まずはプラスであれば良いからその体温を目指して運動などをしてみる。
(↓番組に登場した体温計はオムロンの体温計)
知っとくメモ 簡単筋トレで発熱力UP↑
発熱力をアップする運動には、2014年9月17日放送の「3分歩くだけ筋トレ」が良い。軽く息切れする程度の早歩きを3分。休憩してもOK。早歩きを3分、繰り返して一週間で早歩きの合計が60分にする運動方法。
そして、歩いた直後30分以内に、牛乳(などの乳製品)をコップ一杯飲むと更に良い。三ヶ月続けると、風邪をひきにくくなり、5が月で筋力が10%アップする。
次回の『ためしてガッテン』は…「笑顔」
次回のためしてガッテンは、10月15日(水)夜8時放送。辛い花粉症を完璧に治す最新治療法を紹介する。たった2日で失明してしまう恐怖の病からの生還や、今日美味しい謎の泡レシピ・緑内障についてガッテン。
前回の『ためしてガッテン』は…「便秘」