2014-10-29(水曜日)放送の『ためしてガッテン』は…お手玉けん玉?
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《今日のためしてガッテンまとめ》「認知症&受験に勝つ!脳フル回転する昔遊び」△昔あそびで脳をフル回転△けん玉導入で成功「古賀道場」「松陰塾」△ダーツプロ、村松治樹さん、けん玉達人「秋元悟」さんが脳活性効果テスト△オノマトペ藤野良孝さん「じ・ぶらーん」△お手玉で脳活性。うつ・不眠症に効果△折り紙ヒコーキ「スカイキング」の折り方・昇降舵で長時間滞空など。
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スタジオ出演者 立川志の輔ほか
メイン司会者、立川志の輔、小野文惠アナウンサー。
ゲスト回答席、松本明子、竜雷太。
レギュラー回答席、山瀬まみ。
ナレーター、生野文治。
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脳をフル回転させる昔あそび
昔は、けん玉や、お手玉で遊ぶ人が多かったが、現在でもけん玉の世界大会「Catch & Flow」が開催され若い人たちに反響がある。
ビーチバレーのトップアスリート、西堀健実選手や、溝江明日香選手もけん玉とお手玉を練習前に10分程度遊び集中力を増している。
大ブーム!けん玉で脳を自在コントロール
神奈川県川崎市「古賀道場」
(住所:神奈川県川崎市)
この道場で指導しているのは、バルセロナオリンピックで金メダルを獲得した「古賀稔彦(こがとしひこ)」さん。
古賀さんが練習の前に取り入れているのが「けん玉」。稽古の前に5分間欠かさずけん玉をする。けん玉は丁寧に手を抜かず柔道をするためのトレーニングにとても役立つ。けん玉を取り入れたあと、全国大会を3連覇した。
北海道札幌市の学習塾 松陰塾の場合
「松陰塾」(住所:北海道札幌市)
通い放題の学習塾 北海道松陰塾 - 北海道 札幌市 - 教育 | Facebook
松陰塾の生徒たちが勉強を抜け出し別室で「けん玉」を始めた。けん玉をやったあとに勉強をすると集中できるという。他にも吉田沙保里選手もけん玉をトレーニングに取り入れている。
ダーツプロ「村松治樹」さん・けん玉「秋元悟」さん
(実験協力:諏訪東京理科大学 篠原 菊紀 教授)
世界クラスのダーツプロ、村松治樹さんが、脳の血流の変化から脳活動を測定するテストに協力した。
また、けん玉名人(けん玉道六段)の、秋元悟さんが同じ脳活動テストを受けた。
けん玉で本当に集中力がつくの?
けん玉をしているときは、脳の前頭前野がブルーになり活動が抑え込まれる。一方で自分の姿勢や傾きをコントロールする脳の部分は活発。
つまり、脳が集中している状態とは、必要な場所だけ働かせてほかは休んでいる状態。これが究極の集中状態「集中モード・ゾーン」と言われる状態。
こうした集中モード(ゾーン)に入ることを脳に覚えさせると、けん玉をする時だけでなく、けん玉以外でも集中モードを出しやすくできる。
けん玉初心者がけん玉をするときは、脳全体が刺激され活性化する。これは「脳のどの部分をどんなふうに使えばよいか?」を試行錯誤している状態。
慣れていない技をするときには、脳全体が働き活性化モードに。慣れた技をするときには、脳の決まった部分が活性化する集中モードに入ることがわかった。
脳は慣れていないことをするときには、脳のいろいろな部分を動かし、慣れてくるにつれ、自動的に脳の決まった部分を動かし集中モードに入れるようになる。
ためしてガッテンでゾーンの話が出てましたが、けん玉の大会で優勝するレベルに調子がいいときはたぶんゾーンに入ってますね。成功イメージとか集中力とかを凌駕して、技を始める前から技が完成して終わっているような感覚があります。トップアスリートなんかは入り方がうまいんでしょうね。
— Katsuaki Shimadera (@shakemid) 2014年10月29日
ためしてガッテンでやっていたこと。けん玉など新しい技に慣れるまで脳の中は全体が大興奮。充分慣れると運動を調整する分野のみが活性化し、後は静かになっている。この状態が一番集中出来ている状態なのだと。続く。
— michi.t (@utaroumii) 2014年10月29日
https://twitter.com/kotonoha_faf/status/527439867446190080
初心者でもカンタン!けん玉上達の秘策「ジ・ブラーン」
日本けん玉協会会長の、松永義希さん(けん玉道九段)が、けん玉上達の秘策を伝授。「ヒザを2回動かす」。玉を上げる前に1回ヒザを曲げ、玉が皿に乗る直前でもう一度ヒザを曲げると、ショックを吸収してうまく皿に乗せることができる。
テレビ放映 NHK「ためしてガッテン」 | 公益社団法人日本けん玉協会
スポーツ心理学者、朝日大学准教授の、藤野良孝さんは、「オノマトペ」という手法でオリンピック指導などをする専門家。身体と声を連動することでけん玉もできるようになるという。「ジ・ブラーン」と声を出しながら「飛行機」という技を成功させた。また、「ぶらーん・キュッ」で、難技「ふりけん」も成功。
スタジオで、「じ・ぶらーん」の技「飛行機」を試すと、立川志の輔、竜雷太が成功した。成功すると脳の「腹側被蓋野(ふくそくひがいや)」と呼ばれる部分が刺激されドーパミンが出る、すると前頭前野がさらに活発になる。
手軽でカンタン!お手玉の脳活性効果
銅夢にいはま(新居浜市)
新居浜物語(新居浜市公式ホームページ) > 商業振興センター(銅夢にいはま)
(住所:新居浜市泉池町10番1号)
お手玉をいつもと逆向きに回す「脳活性効果」
「銅夢にいはま」では、全国初のお手玉の師範代、今村シメ子さんがお手玉を教えていた。カンタンに脳の訓練になるお手玉の遊び方がある。
それは、「いつもと逆向きにお手玉を回す。」慣れている方向でお手玉を回す時には脳はあまり苦労せず活動も低め(集中モード)だが、慣れていない逆向きに回したとたん、脳が活発に動き出す(脳がどこを働かせるか迷っている)。
このお手玉の効果は「うつや不安障害」に役だっている。心療内科医師の中原和彦さんは、お手玉の反対回しを治療に取り入れている。患者の中には、不眠などが解消したという。
イギリスの研究グループの論文(Training induces changes in white matter architecture 2009)によるとジャグリング6週間で、脳の神経線維のかたまり(白質・はくしつ)の部分が6%近くも増えたという。しかも、やめて4週間経っても増えた部分は残っていた。そのポイントは「難しい技に挑戦する」ということ。
Training induces changes in white matter architecture(論文・英文)
脳を大きく刺激!折り紙のパワー
(データ提供:学研教育総合研究所)
学研のデータによると、一番脳の活性化する昔あそびは、「折り紙」その後、「計算ドリル」⇒「パズル」⇒「けん玉」⇒「囲碁」⇒「将棋」⇒「トランプ」⇒「すごろく」と続く。
よく飛ぶ紙ヒコーキを作ろう!そのコツ
特に折り紙ヒコーキが良いという。滞空時間を競う勝負を10人の学生が行った。しかし10人の平均滞空時間は2秒行かなかった。しかし折り紙ヒコーキ協会会長の達人「戸田拓夫さん」に教えてもらうと驚くほど滞空時間が伸びた。
戸田拓夫さんは4年前(2010年)室内での紙飛行機滞空記録で世界記録を更新した。記録は29秒2。
Paper Airplane Guinness Record(Takuo Toda) - YouTube
よく飛ぶ紙ヒコーキ「スカイキング」のコツは翼の後ろ
戸田拓夫さんが伝授する、よく飛ぶ紙ヒコーキのコツは、翼の後ろ部分をほんの少し爪を立てるようにして上向きに曲げること。「昇降舵(しょうこうだ)」をつける。昇降舵が無いと飛ばしてもすぐに落ちることが多いが、昇降舵のひねる角度が大きすぎるとこれもすぐに落ちてしまう。
折り紙ヒコーキ協会事務局長、藤原宜明(のりあき)さんがスタジオに登場。その極意を伝授した。
滞空時間世界一「スカイキング」の作り方(折り方)も披露された
(Youtube WIRD公式チャンネルより)
How to Fold a Sky King - YouTube
次回の『ためしてガッテン』は…
次回のためしてガッテンは、11月5日(水曜日)よる8時から。「おいしくって超楽しい カリフラワー新調理術」
前回の『ためしてガッテン』は…