ブラタモリ「岩手県 三陸リアス三鉄搭乗のタモリさん一行」
今回のブラタモリは岩手県の三陸。朝ドラ『あまちゃん』で有名な三陸鉄道リアス線が登場。タモリさん&林田アナが三陸鉄道に乗車、リアス海岸がどうやってできたか探る…という放送でした。
- ブラタモリ「岩手県 三陸リアス三鉄搭乗のタモリさん一行」
- ブラタモリ(156回)番組データ
- 三陸鉄道「盛駅」からロケスタート
- 三陸の夢ひとつ目は「三陸鉄道の復活」
- タモリさん&林田アナが三陸鉄道に搭乗
- トンネルが多いのも三陸鉄道の特徴
- 名物ホタテがうまい「恋し浜駅」で下車
- 三陸リアスの地形がホタテを美味しく育てた
- リアス式海岸は2万年前の気温上昇と断層によって出来た?
- ブラタモリ当ブログの関連記事紹介
- ブラタモリ関連商品の紹介
ブラタモリ(156回)番組データ
【放送日時】 2020年2月15日(土曜日)19:30~20:15
【放送局】 NHK総合テレビ
【番組タイトル】 ブラタモリ「三陸リアス~鉄道がつないだ三陸の夢とは?」
【ロケ地】 岩手県大船渡市(2019年9月ロケ)
【出演者】 タモリ 林田理沙
【ナレーション】 草彅剛
【地形も坂道も】
— NHK広報局 (@NHK_PR) 2020年2月14日
いいですけど。やっぱりタモリさん、列車の前が似合うなぁ(似合いますよね、ね?)。
山と海が入り組み、鉄道を通すのに決して適していない地形。
“サンテツ”の全線開通が、住民の悲願だったのはなぜか?を探ります。
15(土)夜7:30[総合]https://t.co/DrzW8998Dc
三陸鉄道「盛駅」からロケスタート
岩手県大船渡市にある盛(さかり)駅前からロケスタート。
時刻表で何度も駅名は見たけれど、実際に来たことはなかったといいます。三陸鉄道(三鉄)は2013年の朝ドラ『あまちゃん』で知られる第三セクター鉄道です。
タモリさんはその起点の盛駅に来ています。
(盛)=(釜石)=(宮古)=(久慈)
テーマは「鉄道がつないだ三陸の夢とは?」です。
三陸鉄道 盛駅。
— メトロあさぎり (@metroasagiri) 2020年2月15日
映った瞬間、『じぇじぇじぇ』と言ってしまった人は何人いるんだろう。#ブラタモリ #NHK #三陸鉄道 #三陸鉄道リアス線 #タモリ #林田理沙アナ pic.twitter.com/pla7CXcx4z
三陸の夢ひとつ目は「三陸鉄道の復活」
大船渡市博物館の元館長、佐藤悦郎さんが今回の案内人。2011年3月の東日本大震災により三陸鉄道は大きな被害を受けました。その後台風19合でも再び被害にあいましたが、人々の懸命な復旧活動のかいがあり2020年3月、盛~久慈まで全線開通の予定です。
タモリさん&林田アナが三陸鉄道に搭乗
早速三陸鉄道にタモリさんと林田アナが乗車。
盛駅のホームにはなぜか線路が埋め立てられ道路が引き込まれています。東日本大震災によって線路は大破し、盛駅から南へ向かう大船渡市の先へはバスでの運行となったそうです。
トンネルが多いのも三陸鉄道の特徴
盛~釜石は36.6kmありますが、そのうちトンネルは22.4kmもあるそうです。これはノコギリの歯ようなリアス式海岸の入り組んだ山々を最短ルートで貫くトンネルが数多く掘られているためです。三陸鉄道が最短ルートで開通し、それまで車で1時間かけて街まで行っていた集落の人々ほんの数分で街へ行けるようになりました。
『ブラタモリ・三陸リアス』半島と深い湾が繰り返す三陸リアスの地形は、氷河期の海面低下時に海岸と交差する断層に沿って浸食されることでできた。一方、三陸の北部は断層が海岸と平行なものが多く、特徴的なリアスは見られない。カシミール3Dスーパー地形セット、シームレス地質図。#ブラタモリ pic.twitter.com/vao8gfgIcB
— DAN杉本 (@DANkashmir3d) 2020年2月15日
名物ホタテがうまい「恋し浜駅」で下車
タモリさん林田アナは「恋し浜駅」で下車。
路線は国鉄時代からありましたが、恋し浜駅は当時は存在せず、1984年(昭和59年)に三陸鉄道(第三セクター鉄道)に移管して1985年(昭和60年)に新設された駅だそうです。集落の人々大喜びしたそうでです。
10年前若い人たちのパワースポットとするべく「小石浜」を「恋し浜」と改名しました。また「恋し浜」という名物ホタテもありタモリさんも試食。「ビールがほしい」と美味しそうに味わうタモリさんでした。
小石浜のホタテ、確かに有名でしたな(*´﹃`*)
— エルコン@手洗教室 (@hidelcondorpasa) 2020年2月15日
そして「恋し浜」駅名変更かぁ。#ブラタモリ pic.twitter.com/E9PiCZ4XfA
三陸リアスの地形がホタテを美味しく育てた
三陸リアスの地形は入り組んだ湾が特徴で、周りの山々が外海の波や風を遮り静かな入り江になっています。
そのため養殖の仕掛けも波に壊れにくく安定した生産が可能です。また三陸リアス付近は寒流と暖流のぶつかる場所にあり、栄養豊富なプランクトンが絶えず供給されていて、湾はまるで栄養の貯蔵庫のような役割をはたしています。
三陸鉄道で湾を渡り歩けば、うに、アワビ、毛ガニ、ホヤ、サケなどたくさんの海の逸品に出会えること間違いなし!
もう終わってしまった、あれ?#タモリ さん、予告編でダイナマイトな〜♫ってちょっと歌った?😍三陸鉄道は、#あまちゃん も観ていたし、#凪待ち も思い出されるし、震災復興の過程も気になるしで、景色を観ているだけでも良いな😊いつか訪ねてみたいです❣️来週も楽しみ😊#ブラタモリ #草彅剛 pic.twitter.com/YFffhcAPcr
— kapuahaulani (@kapuahaulani) 2020年2月15日
リアス式海岸は2万年前の気温上昇と断層によって出来た?
案内人は東北大学の永広昌之さん。
三陸リアスが深くえぐられたような湾になっているのは三陸エリアに何本も断層が走っていて、断層の割れ目の部分(破砕帯=はさいたい)が削られもろくなった部分がより深く(川によって)削られ谷になったからです。
そして約2万年前、川が削った谷に気候変動の気温上昇によって南極&北極の氷が溶けて海水面が上昇し、谷に海水が入り込んだことで出来たとのこと。
断層の地形図を見ると断層の走る方向とリアスの湾の方向や形が完全に一致することにタモリさんも驚いていました。
ギザギザと入り組んでいてプランクトンが豊富なリアス海岸はどうして出来上がったのか?しかも三陸の南部だけに多いのは断層のせいである。ものすごい数の断層が海側に向いているから、侵食が進んだ。自然の力はすごいなぁ!#ブラタモリ #草彅剛 pic.twitter.com/amBsUhMVJ1
— kapuahaulani (@kapuahaulani) 2020年2月15日
2020年2月15日(土曜日)放送『ブラタモリ「三陸リアス~鉄道がつないだ三陸の夢とは?」』より
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(岩手三陸編・後編はこちら)