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ブラタモリ 熊野の観光【反響ツイート&ルート紹介!】和歌山 紀伊半島、橋杭岩、川湯温泉、つぼ湯、熊野本宮大社などをタモさん&林田アナが訪問!【2019年4月27日(土曜日)放送 NHK総合テレビ】



ブラタモリ#132「和歌山県・熊野」(後編)

今回のブラタモリ(第132回)テーマは、熊野の観光

前回『ブラタモリ』熊野の聖地(前編)に続く熊野編第2弾!和歌山県・紀伊半島南部、橋杭岩川湯温泉熊野本宮大社を訪れました。

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ブラタモリ#132 和歌山県 番組データ

【放送日時】 2019年4月27日(土曜日)19:30~20:15
【放送局】 NHK総合テレビ
【番組タイトル】 ブラタモリ#132「熊野の観光~熊野観光の”深~い”魅力とは?~」
【ロケ地】 和歌山県・紀伊半島南部・熊野
【出演者】 タモリ 林田理沙(NHKアナウンサー)

本州最南端「和歌山県・熊野串本」からロケスタート!

タモリさん&林田理沙アナウンサーは本州最南端で和歌山県熊野の景勝地、串本の橋杭岩からロケスタート!(タモさん過去に通過経験のみあり。林田アナは初めての訪問とのこと―)

橋杭岩(はしぐいいわ)は熊野地方の奇岩の一つ、海から突き出た柱が一列に並び、まるで橋脚の様に見えることから名付けられました。

今回のテーマ「熊野観光の”深~い”魅力とは?」

今回のテーマは「熊野観光の”深~い”魅力とは?」です。案内人は前回に続いて、国際熊野学会の山本殖生(しげお)さん。

「熊野の観光」と言えば――

  • 熊野本宮大社
  • 熊野那智大社
  • 熊野速玉大社
  • 熊野古道(3つの大社をつなぐ道)(世界遺産)
  • 多くの温泉

などが代表的。年間の観光客は約780万人(平成29年 和歌山県調べ)、国内だけでなく海外からも沢山の観光客がやって来ます。

”橋杭岩”誕生のヒミツを探る

和歌山県の観光案内のスポットとして必ず登場するのが「橋杭岩(はしぐいいわ)」です。

熊野周辺には古座川の一枚岩や、獅子岩をはじめとした奇岩の数々も有名。

解説は前回『ブラタモリ』熊野の聖地にも登場した南紀高等学校の教諭、田原敬治先生。

ここ紀伊半島南部一帯はおよそ1400万年前、地下深くに泥や砂が固まった岩の層があり、その岩の隙間にマグマが貫入(貫いて入ってくる)してきました。

その後マグマは冷えて硬い流紋岩となり、周りにあった泥や砂は海の波に流されて岩だけが残されたのです。これが橋杭岩となりました。

熊野の奇岩を生み出したのは「カルデラ噴火」のおかげ?

この辺りではおよそ1400万年前、カルデラ噴火という超巨大噴火(熊野カルデラ)がありました。

その大きさは東西23km、南北40kmで、阿蘇山がすっぽり入る位の大きなエリアです。

ただしすでに1400万年も経っているためその形は風化して残っていません。

www.mikumano.net

タモさん川湯温泉の川底から湧き出る温泉を体験!

タモリさん&林田理沙アナ一行がやって来たのは橋杭岩からおよそ40kmのエリア熊野、川湯温泉です。

この付近の川にはなんと川底から温泉が湧き出ています!源泉の温度は70度もあります。タモリさんと林田アナもさっそく足湯体験!

「熱っ!熱っ!熱いこれ~」と言っていたタモリさん、川の水を埋めてもらってちょうど良い温度になると「あ~きもちいい」としばし休憩…。

川湯温泉の源泉はいったいどこから?

川湯温泉で登場した案内人は弘前大学特別顧問の村岡洋文先生です。

村岡先生によれば、川湯温泉一帯はどこを掘っても高温の温泉が湧いてくるといいます。ただし温泉の熱源は火山からではありません。(熊野カルデラは1400万年前の噴火後すっかり冷めてしまいました…)

火山の代わりに熱源となったのはフィリピン海プレートだそうです。

日本の下に潜り込むフィリピン海プレートは太平洋プレートよりも若く、まだアツアツの状態。

太平洋プレートは海嶺で生まれてから日本にやって来て潜り込むまでに1億年かかっていてすでに冷え切っていますが、フィリピン海プレートの移動時間はまだ300万年しか経っていませんので熱を蓄えたままなのです。

世界遺産の公衆浴場「つぼ湯」へ

タモリさん&林田理沙アナ一行は、世界遺産としては唯一の公衆浴場「つぼ湯」へ。

ここは1700年前に開湯した歴史の古い温泉です。熊野古道のお清めの浴場として世界遺産に認定されました。

ただタモリさんは「温泉で身を清めちゃダメだよ。気持ちよすぎて身が締まらないんだもん!修行にならないよ」と笑います。

熊野詣での外せない観光地「熊野本宮大社」へ

タモリさん&林田理沙アナ一行は、熊野詣でのメイン観光スポット、熊野本宮大社へ。

熊野本宮大社は、日本全国の熊野大社の総本宮です。平安の昔から熊野詣でに訪れた人が最初に目指した神社です。

www.hongutaisha.jp

本殿を案内したのは熊野本宮大社宮司の九鬼家隆さん。特別に普段は入れない本殿内部を案内してくれました。

社殿の下にはベンチのような座れる場所「籠縁(こもりえん)」があり、かつては神様のすぐそばでお参りできるスペースになっていたそうです。(大昔、籠縁で何日も滞在した人も居たとか…)

熊野本宮大社はかつては別の場所にあった!?

熊野本宮大社は明治22年の大洪水で社殿の3分の2が流されました。

実はもともと熊野本宮大社は川の中州に在ったのです。今も日本一の高さを誇る大鳥居は最初在った場所「大斎原(おおゆのはら)」に建っています。

険しい山の中になぜかぽっかりと広がる広大な中州。当時の人々にとってそこは神々の高天原(天上界)だったのでした。

浸食されにくい流紋岩が下流にあったため、中州は土砂がせき止められてとても広くなりました。この広大な中州に熊野本宮大社は作られたのです。

流紋岩は那智の滝も橋杭岩も作り本宮大社の中州も作り出しました。

youtu.be

 

2019年4月27日(土曜日)放送『ブラタモリ#132「熊野の観光~熊野観光の”深~い”魅力とは?~」』より

 

次回の『ブラタモリ』は…大阪・ミナミ

yonta64.hatenablog.com

次回のブラタモリ(#133)は、大阪・ミナミ!テーマは「なぜミナミは日本一のお笑いの街になった?」5月18日(土)夜7時30分より。

前回の『ブラタモリ』は…熊野編第1弾!

yonta64.hatenablog.com

ブラタモリ#132放送終了後の反響ツイートは?

『ブラタモリ』関連グッズの紹介

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