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【反響要約】ブラタモリ #117 有田旅の後編。窯元「柿右衛門窯」へ潜入!電柱に不可欠なパーツ「ガイシ」も有田が発祥だった!?【2018年10月27日(土曜日)放送 NHK】



ブラタモリ#117 有田焼、世界へ

2018年10月27日(土曜日)放送のブラタモリは、有田編の後編「有田焼、世界へ」でした。

佐賀県の有田は人口2万の小さな街、有名な窯元「柿右衛門窯」や焼き物の商店が建ち並ぶ焼き物の産地です。日本で初めて磁器材料である陶石が大量に見つかった場所「有田」その誕生の歴史をタモリさん&林田アナがぶらぶら歩いて解き明かします。

『ブラタモリ』#117放送データ

【放送日時】 2018年10月27日(土曜日)19:30~20:15
【放送局】 NHK総合テレビ
【番組タイトル】 ブラタモリ「#117 有田焼、世界へ」
【司会進行】 タモリ 林田理沙(アナウンサー)
【ロケ地】 佐賀県 有田
【ナレーター】 草なぎ剛

 

柿右衛門窯へ

前回から続く旅の後編です。テーマは「なぜ、世界の有田焼になった?」

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タモリさんと林田理沙アナがやって来たのは、江戸時代から400年続く歴史ある窯元「柿右衛門窯(かきえもんがま)」。国の重要無形文化財でもあります。

案内人は、佐賀県立九州陶磁文化館館長の鈴田由紀夫さん。

ドイツ「マイセン」の元となった柿右衛門

柿右衛門窯の一角にある展示室にはヨーロッパから里帰りした300年前の柿右衛門が展示されています。

実は柿右衛門は万国博覧会に出展するなど非常にヨーロッパで人気の高い品物でした。

例えばドイツ「マイセン」の焼き物は、柿右衛門発祥の100年後、磁器製造技術を参考にして作られたヨーロッパで最初の磁器の窯です。実は柿右衛門とよく似た柄「柿右衛門柄」のお皿が今もなおマイセンでは製造されています。

柿右衛門窯十五代当主「酒井田柿右衛門」登場

柿右衛門窯十五代当主の酒井田柿右衛門さん(平成26年2月襲名)が登場しました。

ふだんは見る事が出来ない工房を特別に公開。内部には江戸時代よりほとんど変わらない作業場がありました。(江戸時代の大皿”染付有田皿職人尽し絵図大皿(有田陶磁美術館所蔵”)に描かれた作業場と構造はほとんど同じ!)

柿右衛門窯では、完全分業制となっていて職人たちは同じ工程を生涯担当しているそうです。中には職人歴59年という方も居てタモリさんもビックリ!

徹底した分業体制のチームワークによって同じ職人が技術を極限まで極める事で安定した有田焼が生まれていたのです。

柿右衞門様式の「赤」はどうやって生まれる?

徹底した分業体制が敷かれた柿右衞門様式。赤い染料を作る職人さんもそれ専門に生計を立てていました。

タモリさん&林田アナは、「赤絵町」にある「辻絵具店」へ。ここでは陶磁16件の「赤」い染料を専門に作り出す工房がひしめき合っていました。技術が漏れないように「赤」専門の工房を1カ所に集めたのです。

有田焼の赤「花赤(はなあか)」は、グラデーションが磁器の上でも見事に出るのが特色。

現在の価格はなんと100g、2万3千円!

それもそのはず、花赤は水瓶の中に浸した赤い鉄の粉をなんと10年かけてナノレベルの粒子(1万分の1ミリ)に細かくして行きます。

水瓶の水を1日1回交換し水中の酸素で鉄を酸化させるそうです。

電柱で見かける「ガイシ」も有田焼!?

明治に入って有田焼は「世界の有田焼」としてますます有名になりました。

しかし非常に手間暇のかかる有田焼一本では大量生産が出来ず、窯を大きくする事は出来ませんでした。

そこで目を付けたのが「ガイシ」。ガイシは電線に挟んで漏電(電気が地面に流れるのを防ぐ)を防ぐ絶縁体の部品で、当時明治政府は通信網の整備に力を入れていたため大量に必要とされたのです。

ガイシ工場の岩石裕明さんが案内、ガイシファンのタモリさんは自然とテンションが上がります。

磁器と同じ陶石の粘土を使ってタモリさんも「玉ガイシ」を作る体験をさせて貰いました。

 

(※2018年10月27日(土曜日)放送『ブラタモリ「#117 有田焼、世界へ」』より)

 

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ブラタモリ 13 京都(清水寺・祇園) 黒部ダム 立山

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