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【反響要約】NHK ブラタモリ「#100 宮崎」▽九州・宮崎をタモリさんが探索…青島「鬼の洗濯板」近江友里恵アナの卒業も…【2018年3月24日(土曜日)放送内容より】



ブラタモリ #100「宮崎」

2018年3月24日(土曜日)放送の『ブラタモリ』は、九州・宮崎をタモさんが探索。青島の「鬼の洗濯板」の成り立ちや、かつての新婚旅行ブームで皇太子ご夫妻も訪れた「鵜戸神宮(うどじんぐう)」へ――。また今回卒業する近江友里恵アナの挨拶も…

ブラタモリ 18 秩父 長瀞 大宮 室蘭 洞爺湖 宮崎

ブラタモリ 18 秩父 長瀞 大宮 室蘭 洞爺湖 宮崎

 

ブラタモリ番組データ

【放送日時】 2018年3月24日(土曜日)19:30~20:15
【番組副題】 「#100 宮崎県」
【ロケ地】 宮崎県(九州)
【出演者】 タモリ 近江友里恵(アナウンサー)
【語り】 草彅剛
【テーマ曲】 井上陽水

亜熱帯植物園よりロケスタート

宮崎市にある亜熱帯動植物園よりロケスタート。

宮崎は都城市だけ来たことがあると近江友里恵アナ。

そしてタモリさんは、仕事で30数年前に訪れたことがあるだけで、ほとんど印象はないとのこと。

タモテバコ登場!テーマは「なぜ宮崎は”南国リゾート”になった?

さっそくタモテバコ登場!

今回のテーマは「なぜ宮崎は”南国リゾート”になった?」です。

宮崎は地理的には鹿児島よりも北にあって南国ではないのですが、なぜかマンゴーや野球のキャンプ地(毎年7球団もキャンプに訪れる)に選ばれるなど、南国リゾートのイメージがあると近江友里恵アナとタモリさん。

案内人「赤崎広志さん(宮崎地質研究会)」登場

今回案内人を務めるのは、宮崎地質研究会(宮崎県埋蔵文化財センター)の赤崎広志さんです。

宮崎の年間平均気温と日照時間は全国三位、快晴日数は全国二位を誇るとのこと。

「南国宮崎の原点」へ移動

やってきたのは、海岸から少し飛び出したように見える島「青島」。

周囲1.5キロメートルの小さな島ですが、訪れる人は年間90万人もいます。

宮崎を代表する観光スポットです。

青島はなんと明治41年ごろすでに観光地として栄えていたそうです。

明治41年7月24日付け新聞『日本』の避暑地投票というアンケートでは、湯河原(相模)、伊豆を押さえて1位になっていました。

「青島」に上陸――

海岸から伸びる桟橋を渡って青島に上陸したタモリさん一行。

青島周辺には「鬼の洗濯板(鬼の洗濯岩)」という名所があります。

全国に数々ある「鬼の洗濯岩」の中で、宮崎の洗濯岩は広さ日本一を誇っています。

青島はこの洗濯岩の上に乗っています。周辺の海流がぶつかり合う青島では、洗濯岩の上に砂などの堆積物が集まりそこに青々とした木々が多い茂ったのです。

鬼の洗濯岩の成り立ちは?

鬼の洗濯岩はおよそ650万年前、陸地で洪水が起き、その土砂が海に堆積することで出来ました。

土砂は砂と泥に分かれて二層に成りながら積もり、砂の地層と泥の地層が出来ます。

長い年月で洪水は何度も起き、砂と泥の地層はミルフィーユのように重なって積もり、やがて圧力で押しつぶされ「砂岩(さがん)」と「泥岩(でいがん)」の地層ができあがります。

 このミルフィーユの地層が100万年前陸側の隆起によって斜めに傾いて、海水面を超え突き出た地層は波風による浸食が始まって平らに削られました。

さらに柔らかい泥岩の層は削られやすいため砂岩の岩だけが洗濯板のように突き出して特徴のある地形になったのです。

「青島神社」へ移動

タモさん一行は、青島神社へ。

宮司の長友安隆さんが案内しました。

青島神社は、1200年以上の歴史を持つ神社で、青島全体を境内としています。

神社の境内には南国らしい椰子の木(ビロウ)およそ5000本が自生、青島の緑はこの亜熱帯の植物で覆われています。

ビロウの根はとても細かく、砂などのほかの植物が生育しにくい場所でもうまく環境に適応します。

観光バスをチャーター

青島から戻ってきたタモさん一行。今度は観光バスをチャーターして移動しました。

ここから案内するのは、関西剛康さん(南九州大学教授・造園学)。

宮崎では昭和6年から観光バスが走っていて、その規模は東京のはとバスなどに次いで当時全国三位でした。バスを立ち上げたのは、岩切章太郎(1893~1985)さん。

宮崎観光の創業者です。

バスガイドさんは、引退された笠江洋子さん。今回はブラタモリのために40年ぶりの復帰です。

堀切峠へ

タモリさんの学生時代の思い出。学生バンドで九州を回っていた当時、堀切峠で交通事故に遭遇、バンド仲間の車が二回転する大事故だったと振り返りました。

タモリさんは仲間を救出、幸いなことに全員かすり傷で済んだと言います。

今でも堀切峠のカーブだけは覚えているそうです。その時は旅行は中断されたけど、今回ブラタモリで数十年ぶりにこのカーブの先に行ける…と笑うタモリさん。

堀切峠には椰子の木(フェニックス)がたくさん植えられていますが、この場所に最初にフェニックスを植えたのが岩切章太郎さんでした。昭和11年のことです。

観光地と観光地の間をつなぐ道路などにフェニックスを植えて南国らしい雰囲気をだしました。この発想は岩切章太郎さんの自伝によれば「東海道五十三次合作絵巻」からでした。

新婚旅行と言えば宮崎の時代

数十年前、新婚旅行で人気だったのが宮崎でした。

当時バスガイドをしていた笠江洋子さんが当時を振り返ります。最盛期にはその年に結婚した夫婦のおよそ4割、37万組が宮崎に来ていました。

タモリさん一行は、当時多くの新婚さんが訪れた「鵜戸神宮(うどじんぐう)」へ。

 参道の階段はすり切れてガタガタにへこんでおりそれほど多くの新婚さんが往来した様子を物語っています。

タモリさんも「これはまさしく、新婚減りですね!新婚の力ってのはすごいな!」と笑います。

鵜戸神宮の案内は、本部雅裕さん(宮司)。

ご本殿は波で削られた洞窟にあり「下り宮(入り口よりも下っている場所に本殿がある)」になっています。

こちらは安産祈願の御利益があり、神武天皇のお父さんが誕生した地として有名です。

昭和37年には、当時の皇太子ご夫妻も訪れ、本格的な新婚旅行ブームとなります。

本殿の裏側には「お乳岩(おちちいわ)」という岩があり安産祈願をしました。

洞窟には「ノジュール(コンクリーション=地層の中にできる丸く硬い岩)」が埋まっていて、その石灰成分が溶け出し鍾乳洞のようになっています。

ノジュールはおよそ800万年前のクラゲなどから出来ているそうです。(一般的にノジュールは珊瑚が固まってできる)

サーフィン王国の宮崎?

サーフィンが大好きでこの地に移住した臼本隼也(うすもととしや=宮崎市観光戦略課)さんが案内。

実は宮崎は年間38万人が訪れるサーフィン王国です。

1年のうち300日以上も波に乗れるスポットがあるそうです。

川から流れた砂が棒状に堆積し「サンドバー」という地形を生み出します。このサンドバーと遠浅の海が波の回転運動をより強くするため大きな波が絶えずやってくるのです。

今回で近江友里恵アナがついに卒業…

今回の第100回目で、ブラタモリが最後となる近江友里恵アナ。

タモリさんにその報告をすると涙があふれる近江アナでした。「2年間、速いねぇ!でもまぁご出世なさってあさイチのほうに行くんだね。我々は平々凡々とその辺をぶらぶらしますよ…(笑い)近江ちゃんは自然でいい。それがいいところですよ」とタモリさん。

「2年間やっていると崖や石に興味がわいてきました。本当に色んな事を教えてくださってすごく豊かな時間でした。ありがとう御座いました。」と締めくくりました。

 

 (※<ブラタモリ #100 宮崎>より)

ブラタモリ反響ツイート

次回のブラタモリは「京都・銀閣寺」

次回のブラタモリは「京都・銀閣寺」。4月21日(土曜日)夜7時30分放送予定。

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