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【ルートまとめ】NHK ブラタモリ #87 黒部の奇跡▽後編スタート!いよいよダム内部へ!(黒部館山アルペンルート)【2017年10月14日(土曜日)放送内容】



ブラタモリ #87 黒部の奇跡(黒部ダム編2)

2017年10月14日(土曜日)放送の『ブラタモリ』は、黒部ダムシリーズの2回目。いよいよダム内部へ!

タモリさんも驚きの地形話やダム構造の工夫や歴史に高所恐怖症を忘れる場面も!?

ブラタモリ番組データ

【放送日時】 2017年10月14日(土曜日)19:30~20:15
【放送局】 NHK総合
【番組副題】 「#87 黒部の奇跡」(富山県黒部ダム 第2回)
【出演】 タモリ 近江友里恵(アナウンサー)
【語り】 草彅剛

 

富山県 黒部ダム 第2回目

前回に引き続いて今回は「富山県 黒部ダム」第2回目。テーマは「黒部ダムはなぜ秘境に作られた?」です。

北アルプスの秘境にありながらその巨大な姿を一目見ようと毎年多くの観光客が訪れています。

人間が叡智と努力を重ねて作り上げたこの水力発電ダムは、戦後の電力不足を解消するために作られました――。

  • 工事期間 7年
  • 作業員 のべ1000万人
  • 総合費 513億円
  • 昭和38年完成

前回は長野側からトロリーバスを使って黒部ダムを目指したタモリさん一行。

トロリーバスが通るトンネルは、黒部ダムの建設資材を運ぶためだけに作られたトンネルです。

ただしトンネルを作るだけでも工事は困難を極めました。特に「破砕帯」と呼ばれるエリアを掘るには、固い岩盤と次々と湧き出る水の中を突き進む必要があったからです。

大観峰(だいかんぼう)へ

タモリさん一行は、高さ180mあるダムの上部へ到着…その巨大さに驚きました。

毎年6月26日から10月15日までは「観光放流」でダムの放水を見ることが出来るとのこと。案内人は前回と同じ 上坂薫さん(関西電力 北陸電力部 土木グループ)です。

一行は、さらに上部の「大観峰(だいかんぼう)」という場所へ。

大観峰へは、ケーブルカーとロープウェイで上昇します。案内人は立山黒部観光の 窪田直則さん。

高所恐怖症のタモリさん、どんどん高くなるに連れ声もか細くなります。

しかもロープウェイには駅と駅の間に支柱が一本もありません。

大観峰へ到着。その景色の良さに驚くタモリさんでした。

ここでの案内は、前回に続いて 竹内章さん(富山大学 名誉教授)です。

立山連峰と後立山連峰が作り出す奇跡の地形

大観峰から見渡せるのは「立山連峰」と「後立山連峰」です。

2つの山脈が作り出す深い谷はダムに最適な奇跡の地形でした。

3000m級の連峰が重なるように2つもある場所はとてもめずらしいことです。

中央アルプスにも南アルプスにも3000m級の連峰はそれぞれ1つしかありません。

この付近は太平洋からの大陸プレートが複数沈み込む場所になっていて、加えてマグマの量も多いといいます。

マグマの熱により地表の温度も高まって柔らかい地形となり、立山連峰と後立山連峰、黒部峡谷が東西からのプレートの圧縮により盛り上がりました。

隆起と浸食が同時に起こり現在の地形に発達したと竹内章教授。

黒部ダム=「アーチ式ダム+重力式」の良いとこ取り?

ダムには様々な形式があります。

例えば「アーチ式ダム」であればダムのアーチ部分が水圧に反発して水の抵抗を弱めダムが決壊しない構造になっています。

しかし、黒部ダムのアーチは特殊な構造をしていてアーチの両端が岸に接していません。

これはダムの片方の岸に崖があり、一般的なアーチの形にすれば水圧を受け止めきれなかったからです。

そのため黒部ダムでは、アーチを少し手前で終わらせさらに前傾姿勢にして、水圧を下にあるより強固な岩盤に向くようにしました。

また、ダムの両肩の部分の少し尖ったところは「重力式(じゅうりょくしき)」という方式で作られておりこの部分はコンクリートを大量に使ってその重みでダムを支えています。

コンクリートをあまり多く運べなかった黒部ダムでは、出来る限り私財の運搬量を減らすため、「重力式」と「アーチ式」の複合方式で設計されました。

フランスでダムの大事故が…

黒部ダムの建設中にフランスで起きたダムの大事故が日本にも影響しました。

投資している世界銀行が「ダムの高さを186mから150mにしなさい…」と言ってきたのです。

タモリさん一行は、普段従業員しか入らない開かずの通路へ。この通路は岩盤の強度をテスト(ロックテスト)するための場所の跡地でした。

技術者の執念によりこの大規模なテストをしたおかげでダムの高さを無事守る事が出来ました。

黒部ダムを守る工夫とは?

黒部ダムの内部は約9kmもの通路が走っています。タモリさん一行は、その迷路のような通路を通りダムの放水口の真横に現れました。

タモリさんも「すごい所に出てきたねぇ!ここに来られるとは思わなかった…」と驚きます。

放水は霧状にして放水しています。もしもそのまま滝のように放流してしまうと下の地面に穴を開けてしまう恐れがあるからです。

(※2017年10月14日土曜日放送より)

ブラタモリ反響ツイート

次回の『ブラタモリ』は立山…

次回の『ブラタモリ』は富山県立山でブラタモリ。21日(土曜日)夜7時30分から放送。日本一の絶景の秘密に迫ります。

前回の『ブラタモリ』は黒部ダムパート1…

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