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2014年5月11日(日)放送まとめ『大改造!!劇的ビフォーアフター2時間スペシャル』物件#260 岡山県浅口市・ジャッキアップ・下田拓夫氏・仁科美幸さんほか【番組あらすじ】



2014/05/11(日曜日)の『大改造!!劇的ビフォーアフター』は、岡山県浅口市の仁科家。道路に埋まった家をジャッキアップし浮かせ土台を1m上げて再び日差しを得る。下田拓夫・ラーバン事務所。歌手ニシナミユキ(仁科美幸)さんほか

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スタジオ出演者

大改造!!劇的ビフォーアフター―リフォームで家族の問題を解決します (Geibun mooks (No.410))

大改造!!劇的ビフォーアフター―リフォームで家族の問題を解決します (Geibun mooks (No.410))

 

 

メイン司会、所ジョージ(59)。ゲスト、常盤貴子(42)、ハリー杉山(29)、江口ともみ(46)。

 

常盤貴子出演映画「野のなななのか」5月17日よりロードショー。

 

【登場施設】

やすらぎホーム鴨方(公式サイト)」(岡山県浅口市鴨方町深田439-1)

 

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岡山県浅口市(あさくちし)「物件260 仁科家」

物件260 体当りして勝手口を開ける家。敷地136坪の中に母屋築60年と離れ築43年の建物がある「仁科家」

 

依頼者は仁科早苗さん(63)、洋裁の先生。次女の美幸さん(37)はボイストレーナー。長男(孫)大我くん(3)、次男(孫)拓巳くん(3ヶ月)、娘婿の清史さん(43)、義母文子さん(93)で暮らしている。

 

【ロック歌手・ボーカルトレーナー】仁科美幸さん(PEKE)…

【仁科美幸さんのスタジオ】 サウンドスペースゼロ(SoundSpaceZERO) - 岡山県浅口市 - ローカルビジネス | Facebook

【参考リンク・プロフィール等】 HOTARUROCK[魔法のiらんど]

【仁科美幸さんブログ】 疲れ - 毎日日記

 

 

【仁科家の問題点】

  • 自身で増築したせいで、塀の間際まで建物が迫りおかげで風通しも日当たりも悪くなった結果、家全体が暗くじめじめとしてしまった。天井にカビ、柱は腐ってボロボロ、勝手口は体当りして開ける状況
  • 45年前、家の前の橋が高く架け替えられた時、橋の高さに合わせて周りの道路も1m高くなり結果的に仁科家は道路の下に沈んでしまった。
  • 廊下が狭く車いすで通るのが大変となっている。
  • 急な階段には手すりがなく危険。
  • 地形が低くなったせいで、雨の日は庭の真ん中に大きな池が出来る。松などの植木にも悪影響。

 

【仁科家がどのようにリフォームされたか】

  • 段差解消など道路から直接入れるようにし、介護の負担を減らす住宅
  • 生活スタイルが違う4世代6人家族が気遣いなく暮らせる間取り構成
  • 娘さんの希望はロックテイストなお部屋
  • 細かい柱を取り払い間取りを22畳の大空間に
  • 対面式キッチン(ベビーゲート付き)
  • 家が高くなり日差しが入るようになった
  • 庭が一望できるひいおばあさん用の部屋
  • 庭の土壌を改良、岡山県の伝統的な「万成石」を使い土塀を作った。
  • 手すり付きの安全な階段

 

【仁科家が用意したリフォーム費用】

  • 予算…2,500万円
  • 工事費…20,580,648円
  • 材料費…4,205,080円
  • 家具・照明費…204,876円
  • 合計…24,990,604円(デザイン費含まず)

 

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リフォームの匠 下田拓夫(62)一級建築士

一級建築士事務所ラーバン(公式サイト)」(広島県広島市佐伯区五日市町石内943-1)の下田拓夫氏が今回のリフォームを担当する。

 

物件240命がけでお風呂を沸かす家(2013年2月10日放送)を手がけ「家の記憶の修復師」と呼ばれた。

【参考画像】 江田島の家(大改造!!劇的ビフォーアフター放送) | リフォーム・リノベーション | 広島市佐伯区の建築設計事務所ラーバン|木の家・注文住宅・古民家再生・リフォーム・リノベーション

 

 

荷物運び出し〜解体

・引越し業者は「アート引越センター」

【公式サイト】 引越し料金・費用の見積もりはアート引越センター公式ホームページへ

 

天井や風呂釜などもすべて解体して外し、構造の土台や柱床組が顕になった。土台は湿気によってくさり土台はひび割れていた。基礎には鉄筋が入っていないので「構造クラック」という致命的な基礎となっていた。

 

 

セメント瓦の取り払い 増築部分解体

屋根から下地のトタンやセメント瓦を取り払い。コンクリートブロックもすべて取り払った。北側の増築部分は綺麗さっぱり跡形もなく取り壊され、元々の家の形に帰った。この事で、日当たりが良くなり湿気問題も改善された。

 

 

古い角材600本搬入 家を1m持ち上げ「ジャッキアップ」

解体を終えた現場には古い角材600本がトラックで運ばれた。これらはすべて家全体を持ち上げる「ジャッキアップ」作業に使う。

 

「螺旋ジャッキ」は手動で最大10cm家全体を持ち上げることが出来る。このジャッキ作業を、古い角材を足してゆきながら10回程度繰り返すことで約1m家が持ち上がる。

 

この作業で、今まで道路に沈んでいた家がその全貌を露わにし、外からも家の窓が見えるようになった。

 

ジャッキアップしたままの状態で、砕石を敷き詰め防水用の黒いシート(遮水シート)完全に水・湿気を遮断する。

 

新しく基礎を作った上にジャッキアップしていた、家を下ろすと湿気対策が万全になり生まれ変わった基礎や土台が完成した。

 

また、家が持ち上がったためいままで見えなかった景色が見えるようになりより快適な住宅環境が出来た。

 

 

檜の丸太梁で構造補強

大きな檜の丸太を使って梁を作り、かつインテリアとしても美しく立派に見えるようにした。今までは細かく仕切られていた部屋が構造を支えていたが、今回のリフォームで頑丈な丸太梁を使い仕切りを取り払って一つの広い部屋を作ることに成功。

 

また、屋根も「ガルバリウム鋼板」の瓦を使い普通の瓦の10分の1の軽さに仕上がっている。

 

 

焼杉 外壁材

今回は、外壁材に「焼杉」を使った。「焼杉」は杉板の表面を黒く焼いたもので、その昔は瀬戸内海の漁師が木造船の表面についた虫や貝を焼いて船を長持ちさせたという伝統的技法。防虫・防カビ効果・湿気に強くなる。

 

瀬戸内の海岸沿いでは昔から焼杉を外壁として使っている。杉板を三角に組んで火をつけた新聞紙を入れ板を立てると煙突のように焼杉が出来上がる。この地方での伝統産業。

【参考リンク・画像、解説など】 焼杉 伝統的製作技法

 

 

赤いサイディングボード

機能を備えたデザイン。本来なら外壁材である赤いサイディングボードを使って「ロックテースト」な部屋づくり。赤と黒を基調にした全体として音楽を楽しめるような部屋に仕立てた。サイディングボードに赤い塗装をし、床には防音シートを使うことで音楽などの音も防ぐことが来た。

 

有孔ボードをつかって、金具をつけるとギターをかけることも可能な壁となっている。

 

 

前回の『大改造!!劇的ビフォーアフター』

2014年5月4日(日)放送まとめ『大改造 劇的ビフォーアフター』物件#259大分県大分市 二宮家。えとう窓口・峰竜太・皆藤愛子【番組あらすじ】 - yonta64のテレビ番組ブログ

 

 

次回の『大改造!!劇的ビフォーアフター』

建坪12坪の狭小住宅。すぐとなりが隣家の住宅で親子3人が生活。狭い家に階段が二つもあり上がってくる場所も同じ、匠も初めて見る不思議な光景。しかしそこに匠がひらめきのリフォームを施した。