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【反響要約】あさイチ★『魔女の宅急便』原作者、角野栄子さんのプレミアムトーク!【2018年6月15日(金曜日)放送内容まとめ】



今回の『あさイチ・プレミアムトーク』は角野栄子さん

2018年6月15日(金曜日)の『あさイチ・プレミアムトーク』は、童話作家の角野栄子さんでした。

代表作『魔女の宅急便』『小さなお化けシリーズ』など83歳の今も絶賛創作中の角野さん――。その生い立ちや創作の秘密、魔女研究など素の角野英子さんを大公開!

『あさイチ』6月15日(金)番組データ

【放送日時】 2018年6月15日(金曜日)08:15~09:55
【放送局】 NHK総合テレビ
【番組タイトル】 あさイチ「プレミアムトーク 角野栄子」
【司会進行】 博多大吉 博多華丸 近江友里恵(NHKアナウンサー)
【スタジオゲスト】 角野栄子

プレミアムトーク「角野栄子さん」

ほぼ毎週金曜日はプレミアムトーク!今回のトークゲストは、『魔女の宅急便』原作者、角野栄子さん(83)です。

『魔女の宅急便』は、1989年スタジオジブリの映画が大ヒット。その後現在まで舞台などで幾度となく上演されています。(番組で紹介された舞台は「ミュージカル 魔女の宅急便(脚本演出振り付け:岸本功嘉 キキ役:福本莉子)」)

www.musical-majotaku.jp

角野栄子さんは、1935年(昭和10年)東京深川で生まれました。

5歳の頃お母さんを亡くし、戦争、学童疎開を経験します。その後10歳の時に終戦。

24歳の時には「どうしても、ひと目外国が見てみたい!」と単身ブラジルへ移住。

帰国後、主婦だった35歳の時に初めて本を書いて児童文学作家としてデビューしました。

それ以降『小さなお化けシリーズ』など200作品以上を発表しています。

ぼくびょうきじゃないよ (こどものとも傑作集)

ぼくびょうきじゃないよ (こどものとも傑作集)

 

そして今年(2018年)、児童文学のノーベル賞といわれる「国際アンデルセン賞 作家賞」を受賞。日本人三人目の快挙です!

神奈川県鎌倉市の自宅を拝見!

今日の衣装はあさイチのためにあつらえた特別柄のワンピース。

角野さんの作品のキャラクターがワンピースの柄になっています。(かいけつゾロリの山田さんが作ったそうです)

また、メガネのコレクションも紹介されました。例えば色鮮やかな「Alain Mikli」のメガネなどをお持ちです。

――角野さんは常におしゃれで自宅もこだわりの空間になっています。

番組スタッフが、神奈川県鎌倉市の自宅を訪問。創作が生まれる風景を見せて貰いました。

鎌倉に暮らし始めて17年、庭には甘夏をはじめいろいろな植物を植えています。

ピンク色の玄関、ロボット型のタンス、いちご色の壁などまるで童話の世界のような空間になっていました。

また魔女の研究もされている角野さんは、魔女に関する書籍や世界各国の魔女フィギュアが展示され飾られています。

原稿用紙に向かう時はいつも大好きな赤い色の上着を着用。物語の要点だけは紙とペンを書いてゆきます。物語がどんどんあふれ出るときはペンが追いつかずあとで読み返すことが出来ない字になってしまうこともあるとか…。

現在取り組んでいる作品は自身の戦争体験を元にした作品「トンネルの森 1945」の続編です。

トンネルの森 1945

トンネルの森 1945

 

『魔女の宅急便』作品が生まれたきっかけは?

代表作『魔女の宅急便』の作品が生まれたきっかけは、娘さんが12歳の時に描いた絵だったといいます。

特に「ほうきにまたがって、ラジオを聞きながら空を飛んでいる魔女」の絵が面白いと感じた角野さんは、そこから物語を膨らませて魔女の宅急便を書き上げました。

絵を描いた娘さんとちょうど同い年のキキという主人公の物語となっています。

(魔女の宅急便は6作品続編があり、6巻目でキキは36歳のお母さんになっています)

魔女の宅急便 (福音館文庫 物語)

魔女の宅急便 (福音館文庫 物語)

 

児童文学作家になったきっかけは?

角野栄子さんが児童文学作家としてデビューしたのは、ブラジルから帰ってから――。

日本で大学の先生に「ブラジルでの経験を本に書いてみたら?」とアドバイスされて始めたといいます。

全く経験がなかったので最初は何度も何度も書き直しになったそうですが、何度書き直していてもイヤにならない…自分は書くことが苦にならない、好きかもしれない…仕事にならなくてもいいから書くことを一生続けたいと思ったといいます。

デビュー作は『ルイジンニョ少年』(ポプラ社・かどのえいこ・福原幸男(挿絵))。1959年にブラジルに行った時の実話だそうです。

www.yomiuri.co.jp

――当時はブラジル移民待遇でしか海外に行く選択肢が無かったため、なんと2ヶ月間も船に乗り日本から地球の真裏のブラジルへ向かいました。

船の中は「三食昼寝付き」でとても楽しかったそうですが、初めてブラジルに降り立った時はお金もなく、宿もなく、食べ物の買い方も解らない…ポルトガル語もわからない…状態でとても不安だったそうです。

そのうち同じアパートに住む(童話にもなった)ルイジンニョ少年と出会い言葉や風習などを教えて貰ってなんとか生活することができるようになりました。

角野流「ストーリー」創作術

角野栄子さんの創作の原点はお母さん。5歳の時にお母さんは他界されましたが、当時から「お母さんは一体どこに行ってしまったんだろう…」と何度も何度も思っていたそうです。自分がどこかの裕福なご婦人に拾われてカステラなどを貰って食べていることや、お母さんが旅立った「向こうの世界」のことを小さな頃から想像していた角野さん、結果的にこうした小さな頃の体験がが想像力の水面のかもしれないといいます。

角野さんが作品をつくるときは、まず絵を描くそうです。主人公がいてお友達がいて…と絵を描くうちにどんどん物語の世界に入り込み膨らんでくるそうです。

(※2018年6月15日(金曜日)放送「あさイチ「プレミアムトーク 角野栄子」」より)

『あさイチ』放送終了後の反響ツイートは?

https://twitter.com/moudonaishiyo/status/1007444004047187968

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