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要約「NHKオイコノミア 納涼企画 恐怖の経済学」▽又吉直樹&真壁刀義「恐怖を感じて安全に」【2016年8月31日(水)放送内容 ※再放送】

オイコノミア「恐怖と経済学」

2016年8月31日(水曜日)よる10時頃から放送された「NHK オイコノミア」は、恐怖と経済学について。

真壁刀義又吉直樹が遊園地でジェットコースターに乗り恐怖と経済学の実験をした。これまで人類が恐怖を感じたために世界経済に与えてきた影響とは?

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オイコノミア番組データ

【放送日時】(再放送) 2016年8月31日(水曜日)よる10時頃(45分)
【本放送日時】 2016年7月27日
【放送局】 NHK Eテレ
【番組名】 オイコノミア 「納涼企画!恐怖の経済学」
【出演】 又吉直樹
大阪大学 社会経済研究所教授】 大竹文雄
【スタジオゲスト】 真壁刀義(プロレスラーだが暗いところが超苦手)
【イラスト】 田中光
【声】 宮崎吐夢
【ナレーション】 朴璐美

第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)
http://amzn.to/2bEFjrW より 番組進行役の「ピース 又吉直樹さん」

大竹文雄教授の怖いものとは?

又吉直樹が「大竹先生には怖いものはありますか?」と質問した。

大竹文雄教授は「自分に研究論文を書く能力がなくなることが一番怖い」と話す。

又吉直樹は、海が怖いという。具体的に広い海のことを考えると怖い。

人間の経済活動は意外と恐怖心に関係があると、大竹先生。

例えば株や石油などの価格変動に関する予想のばらつきの大きさは「恐怖指数」と呼ぶ。

ハーバード大サンスティーン教授の「恐怖とは?」

ハーバード大学ロースクール教授の、キャス・サンスティーン教授が「恐怖とは」何か?についてこう言ったという。

  • 「危険な状況にあるという ある種の判断をした時に生じる感情」

ノストラダムスの大予言

大竹先生により、「ノストラダムスの大予言」が紹介された。

ノストラダムスの予言詩 10巻72番

年は1999年と7ヶ月 恐怖の大王が天より姿を現すだろう

彼はアンゴルモアの大王を蘇生させ その前後は火星が幸せに支配する

ノストラダムスの大予言によって、又吉直樹は「19歳までしか生きられないなら、あんな痛い思いをする歯医者に行ったって無駄だ!」と嫌な歯医者から逃げていたという。

他には勉強しても無駄だとか考えてしまい「ノストラダムスの大予言」のおかげで19歳までは、かなり生き急いで居たと笑う。

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貯蓄率に影響「世界終末時計」

「世界終末時計」とは、アメリカの科学誌(Bulletin of the Atomic Scientists)の表紙に毎年発表される時計。核戦争などによる人類絶滅までを表した時計。午前0時が世界の終末を表すという。

世界終末時計 - Wikipedia

世界の終末まで…

  • 1947年(創設時) … 7分前
  • 1953年(アメリカとソ連の水爆実験成功) … 2分前
  • 1968年(ベトナム戦争) … 7分前
  • 1984年(米ソ軍拡競争) … 3分前
  • 1991年(冷戦の終結) … 17分前
  • 2007年(北朝鮮の核実験) … 5分前
  • 2015年(気候変動や核軍備競争) … 3分前

この発表は、貯蓄額や貯蓄率に影響しているという研究が1982年に発表されている。将来のために貯金しても仕方ないと考える人が多くなるという統計の研究。

先ほど「ノストラダムスの大予言」に影響されたピース又吉と考え方はとても似ている。

恐怖が事実をゆがめる?

今も、真壁刀義氏は「お風呂でシャンプーをする時に後ろに誰か立っていたら?」と考えて怖いという。

又吉直樹は、お風呂で自分の後ろに居るかもしれない幽霊に向かって「無駄だぞ!」「居るのはわかっているぞ!」と威嚇していたと笑う。

本当は居ないものに対して、事実と違う行動を人は取ってしまう…。

少年による犯罪(殺人)はむしろ減っている?

また「少年による犯罪が増えてきた」とよく言う場面がある。

しかし世間の印象とは逆に、実際には1960年代から1980年代に大きく減っていることが解っている。

2011年には、ピーク時の1950年~1960年に比べると8分の1(50人)に大幅減少していた。それ以来少年の犯罪は横這いか減少傾向で増えてはいない。

原因は報道される数に関係があった?

その原因は、報道の量にあった。少年事件の検挙者が減少しているのに、その報道(記事)数は増加している。

これが、印象として「少年事件の数が増えた…最近の若者は怖い!」と思う原因になっていると大竹先生。

人間は、「想起可能性ヒューリスティック」(= 複雑な問題解決を行うとき、過去の思い出しやすい経験(=テレビで観た)などから手っ取り早い答えを導くこと)という思考プロセスに陥りやすい。

テレビのワイドショーなどの大々的な報道を元にして事実は違っていても、「報道が多い」という印象だけで判断しやすい。この事が現実の経済に影響する。

ヒューリスティックがもたらす問題とは?

例えば、「9.11 アメリカ同時多発テロ事件」が起きたとき、交通事故による死者が増えたという。

これは、テロのため「飛行機は危険だ!」という判断をした結果、移動に車を使うことが増えた。その結果、交通事故も増え同時に死者も増えてしまったのだ。

実際には飛行機事故は少ないのに、「飛行機は危険だ」という想起可能性ヒューリスティックによって深刻な判断ミスをしてしまった結果だと、大竹文雄先生。

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恐怖の大経済学実験 in 遊園地?

大竹先生、真壁刀義又吉直樹が、とある遊園地に移動した。他に6名の協力者も登場。まずは、実験前の心拍数を測る。

「エルスバーグのパラドックス」実験内容(ルール)

  • Aの袋 … 赤球が10個+白球が10個=合計20個
  • Bの袋 … 20個の玉が入っているが、赤と白のそれぞれの数は不明
  • 10回、AかBどちらかの袋から一つ球を選び出す。選ぶ直前に「赤」か「白」か宣言し当たれば賞金がもらえる
  • Aの方が当たりやすいので、Aは賞金が一律1,000円。Bは当たりにくいが賞金が高めの設定

賞金の金額

  • 1回目 … A:1,000円 B:900円
  • 2回目 … A:1,000円 B:1,000円
  • 3回目 … A:1,000円 B:1,050円
  • 4回目 … A:1,000円 B:1,100円
  • 5回目 … A:1,000円 B:1,150円
  • 6回目 … A:1,000円 B:1,200円
  • 7回目 … A:1,000円 B:1,250円
  • 8回目 … A:1,000円 B:1,300円
  • 9回目 … A:1,000円 B:1,350円
  • 10回目 … A:1,000円 B:1,400円

真壁刀義又吉直樹も、賞金がAよりも高くなったところでより賞金の高いBの袋に切り替えた。人は不確かなものを嫌う傾向があり、「賞金が高くなるという」メリットが生まれないと不確かなものを選ばない傾向に有る。

恐怖のジェットコースターに乗車

「絶対に乗らない!」と言っていた又吉直樹。大竹先生も乗るということで、仕方なく又吉直樹も乗ることに…。

恐怖のジェットコースターを体験した直後、髪を振り乱した又吉直樹は「もう、どっちでもいい」と、コースター体験前に選んだAとBの袋の全く同じ実験をやってみると8回目までAの1,000円を選んだ。

もう、どっちでもいい。数百円の差であれば安定的な方を選ぶ」と笑う。

心拍数は72から79に上がっていた。

他の協力者たちも6人中5人が、ジェットコースター体験後は恐怖心が強くなり「不確かなものを選ばない」という傾向になった。

ただし実は、Aの袋もBの袋も確率は同じ5割で全く同じ条件だった。

これはケインズの「エルスバーグのパラドックス」という実験。

自然科学の言葉

「曖昧性回避(あいまいせいかいひ)」と言い、曖昧な確率のものに対してそれを選択しないようにする傾向があると大竹先生。

恐怖心とうまく付き合う

しかし「恐怖」や「不安」はストッパーの役割をしている。

猛獣に食べられないように夜はジャングルに出かけないようにするなど恐怖がストッパーになって人間は生き抜いてきた。

一橋大学大学院経済学研究科の、斎藤誠教授の研究(プロスペクト理論とマンションの耐震性の選択2012)によれば、耐震マンションの建て替えを考えた場合に、なにも条件を与えられなければ一番安い耐震マンションを購入する人が多くなるが、「耐震等級が3のマンションが標準です」という条件を与えただけで多くの人の耐震マンションの等級が上がるという現象がある。

選択肢の設計の仕方によっては、みんなが強制された訳でないのに、自発的に耐震等級が高いマンションを選ぶようになる。

これを「リバタリアンパターナリズム」という。

最近聞くようになった「リバタリアン・パターナリズム」とはどのようなものなのですか?一般的なリバタリアンなどの間でも評価は高いのですか?それとも生粋のリバタリアンはこんなのリバタリアンじゃないと反発していますか?吉良さん自身はどう評価しますか? | ask.fm/tkira26

恐れを全く知らない人はとても危険。適切に恐怖を感じることが大切で、不必要なリスクはちゃんと避けたい…と大竹文雄先生。

オイコノミア+反響ツイート

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