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主治医が見つかる診療所 内容まとめ『うつ病早期発見&徹底予防SP』ノンスタイル石田の告白など【2016年2月1日放送要約】



主治医が見つかる診療所「うつ病徹底予防」

2016年2月1日に放送の「主治医が見つかる診療所」は、うつ病早期発見と、徹底予防スペシャル。ノンスタイル石田がかつて経験した壮絶なうつ病体験を告白。うつ病は現在111.6万人と過去最多の数。うつ病の早期発見や、予防方法を紹介。

主治医が見つかる診療所出演者

【所長】 草野仁
【副所長】 東野幸治
【テレビ東京アナウンサー】 森本智子
【スタジオゲスト】 田山涼成(64歳・セリフが出ない夢を見る) 熊谷真美(55歳) 高橋真麻(34歳・数年前失恋した時にうつ病っぽい症状があった。本来はネガティブ)

【スタジオ医師】 姫野友美(ひめのともみクリニック) 野村総一郎(六番町メンタルクリニック) 芦原睦(中部ろうさい病院) 上山博康(脳神経外科) 南雲吉則(ナグモクリニック) 丁宗鐵(漢方) 秋津壽男(秋津クリニック)
【番組副題】 「近年 患者数が急増中!うつ病の早期発見&徹底予防」

ノンスタイル石田、うつ病を経験していた

漫才グループのノンスタイル。石田は、かつてうつ病を経験していた。

当時の状況を語る。

突然親の借金を背負わされ、売れるしか無いというプレッシャーを抱えたことなどがキッカケに。数年プレッシャーを抱えたまま症状が酷くなった。

  • 手がしびれる
  • コンビ名が出てこない
  • 眠れなくなる(不眠)
  • 過呼吸(過換気症候群)
  • 飛び降りたくなる

異変が起きてから3年後の2006年、26歳の時に生まれて初めて心療内科を受診。

「うつ病」と診断された。投薬生活がその後1年続き、ブラマヨの吉田敬が勇気づけてくれた。

それをキッカケに、自分の病気を周りに話すようになった。

すると症状が徐々に回復。翌年2007年には薬も減っていた。

その結果2008年のM1グランプリで優勝、売れていった。

うつ病の早期発見とチェック法

以下の様な症状が2週間以上ある場合は、うつ病のサインかもしれない。市販薬で改善しない場合はうつ病を疑う必要も出てくる

  • 頭痛や肩こりがひどく病院に行ったが「異常なし」と言われる
  • 最近好きなものを食べても「美味しい」と感じない
  • だるさ(検査では異常なし)
  • 下痢、便秘
  • 落ち込むが時間が経てば回復する
  • 物事への興味が無い

体験者の証言「山田さんの場合」

山田みどりさん(45歳・仮名)は、11年前の2005年にうつ病と診断された。

最初の異変は、結婚して3年後。2度の流産を経験したことで毎日泣き続け不眠になったことがキッカケだった。

  • 今まで経験したことない体全体のだるさ(1日じゅうだるい)
  • パソコンが故障しただけで死にたいと考える。修理も出来ない心理状態へ
  • 過呼吸になった
  • 不眠が数週間続く
  • 闘病生活は5年

ボランティア活動をキッカケにうつ病を改善。活動をしている最中に薬の量も減っていったという。

うつ病の原因とは?

そもそもなぜうつ病は発生するのか?

現在でもうつ病の研究は行われているが、本質的なところはわかっていない。

脳内物質の働きがアンバランスになっているのだろう。つまり、脳の病気と言ったほうが良いかも知れない。と先生たち。

ドーパミンなどの脳内物質の働きは数値で測れないので難しい。

冬に多い特殊なうつ病とは?

うつ病の中には冬に多く発症するという特殊なうつ病があるという。

それが、「季節性のうつ病・冬季うつ病」。強烈な夏の陽射しがキッカケで治る。

冬季うつ病になるとよく現れる症状は…

  • 7月(夏には)には治る
  • あさが起きれない(普通ではない・脳の神経が断線しているような状態)
  • お昼のメニューすら決められない。(一月続いた)
  • うつ病になるとチョコレートなど甘いモノが食べたくなる(ストレスホルモンのコルチゾールの影響と言われる)

冬には特に日照時間が減り、ビタミンDやコルチゾールの低下によって憂鬱な気分が続くとされる。できるだけ日光を浴び、症状が起きないようにすることが肝心。

うつ病を克服した現役医師のポイントとは?

大沼俊医師(48歳)は、精神科の先生だが、うつ病を経験した。キッカケは子供の患者さんが抱きついてきた拍子に耳が聞こえなくなったこと。

「突発性難聴・メニエール症候群」という診断だった。

耳の病気を悲観し、うつ病になった。大沼医師の症状。

  • 笑顔や表情が消える
  • 趣味に興味がなくなる
  • ニュースに関心がなくなる
  • 好物を出しても食べない

大沼医師は主治医に「くだらないことを始めなさい」とアドバイスをもらいギターを始めた。それがキッカケでできなかったこと(お皿を洗うなどの日常生活)を少しずつはじめ改善した。

うつ病は「心の骨折」。骨折した人に頑張って歩きなさいとは言わないように、うつ病のひとに「がんばって」は逆効果。

家が休めるような所になるように家族が配慮する必要がある。心のやすらぎの空間を用意してあげる。

うつ病にならないためには

認知療法は効果的。精神科で実際に行われている薬を使わない方法。

現実を受け止めるのは、現実そのものよりも本人の気分による事が大きい。

歪んだ受け止め方をしていれば、現実が本当に歪む。

受け止め方を訓練するのが「認知療法」

  • 自動的に起こるネガティブな思考に照準を合わせそれを書き出す
  • 客観的で生産的な考えに置き換える
  • 食事のバランス
  • 規則正しい生活

具体的な例…(全か無か思考)

第1志望に合格しなければ人生終わりだ! ⇒ 第1志望だけがゴールではない。第2、第3志望でも受かれば良い

100点でなければ0点と考える思考。(70点ではだめ)

同僚を飲みに誘ったのに断られたきっと嫌われているに違いない! ⇒ 「忙しいんだな」と断られたことのみを受け入れ、また誘ってみる(理由は考えない事が大切)

遅刻した!これで私の評判はガタ落ちだ! ⇒ 遅刻した事実は変わらないしっかり謝罪する。評判については考えても仕方がないので考えない

フラれた!私を愛する男性なんて居ないんだ! ⇒ 最終的な人に出会うために今この人に振られたんだと考える。フラれたことを考えられるなんて健康な証だと考える

うつ病本日のポイント

  • 不眠や頭痛、だるさなどが2週間以上続いたり、1日中続く場合はうつ病を疑う
  • ネガティブな思考を客観的で生産的な考えに置き換える、書き出す
  • 没頭できることを見つける
  • 日光を浴びる

次回の「主治医が見つかる診療所」は…

次回の主治医が見つかる診療所は、人間ドッグスペシャル第14弾。二世タレント特集。2月8日(月)夜8時放送

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