2014/09/01(月)放送の『主治医が見つかる診療所』は…
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《まとめ》アルツハイマー病徹底予防スペシャル。ゲストは山口もえ、瀬川瑛子、田山涼成。アルツハイマー病予備軍のうちに早期発見、アミロイドβタンパクを溶かせば改善?その方法は、(1)運動(2)知的作業(3)コミュニケーション
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スタジオ出演者一覧
テレビ東京アナウンサー、森本智子
所長、草野仁
副所長、東野幸治
ゲスト、瀬川瑛子(66歳)、田山涼成(63歳)、山口もえ(37歳)
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番組出演医師一覧
鳥取大学医学部教授、浦上克哉 医師(脳神経疾患:認知症予防の第一人者)
禎心会病院 脳疾患研究所所長、上山博康 医師(脳神経外科)
日本薬科大学学長、丁 宗鐵(むねてつ) 医師(漢方)
秋津医院院長、秋津壽男 医師(内科)
ひめのともみクリニック院長、姫野友美 医師(心療内科)
髙石内科胃腸科 内視鏡検査センター長、森一博 医師(消化器内科)
アルツハイマー病とアミロイドβタンパク
「アルツハイマー病」とは、加齢と共に増えてくる病気。脳に「アミロイドβタンパク」という物質が溜まることで発症すると言われている。この「アミロイドβタンパク」は溶けることが研究によって解ってきた。
アルツハイマー病は予防可能
つまり、アルツハイマー病の原因が溶けて無くなればアルツハイマー病も予防できると言うこと。アルツハイマー病予備軍の患者さんを早期に発見し、アミロイドβタンパクを溶かせば、予防が出来る。
アルツハイマー病を発症するとどんな症状が現れるのか?
番組では、アルツハイマー病を患った母と娘さんのお二人を取材をする事が出来た。7月、神奈川県在住の清水佳織さん(30歳・仮名)親子に同行。
【ご本人のブログが公開されていました】
母親の、清水俊子さん(66歳・仮名)は6年前アルツハイマー病と診断された。デイサービスに通う毎日。
「道が覚えられない」「部屋で何度も窓の外を確認する」「料理は、自分の右側にあるものしか食べない」などの症状がある。
その症状が初めて現れたのは55歳
アルツハイマー病は、20年から30年かけてゆっくり進行する。
今から11年前、娘の佳織さんが実家の母親に電話を掛けた時、同じ事を何度も言い出した。実家には大量の調味料や洗剤が並べられていて、心配になった娘は病院に連れて行った。そこでは「アルツハイマー型の軽度認知障害(MCI)」と診断された。
主治医が見つかる診療所。「アルツハイマー病徹底予防SP」。MCI(軽度認知症)の段階で早期発見する。軽度認知症(認知症予備軍)の段階であれば、改善予防プログラムで状態を維持出来たり、正常老化の段階まで改善出来る場合もあり。改善予防プログラムは運動、知的活動、コミュニケーション。
— 公園歩き (@kouen_aruki) 2014年9月1日
11年前には、やがてアルツハイマー病になると言うこと、(11年前の医学では)治療法は無いと言われた。
現在では、日常生活の訓練(歯磨きなど)をする事で病気の進行を遅らせることが出来ると解っている。
20代、40代からアミロイドβタンパクが溜まってくる
すでに20代、40代からアミロイドβタンパクは溜まってくるため、出来るだけ早い段階で発見し対処する必要が有る。
アルツハイマー病予備軍から、進行を止めほぼ正常に回復した人の例を取材
なぜ、アルツハイマー病予備軍を発見でき、回復が出来たのか?鳥取県在住の加藤三吉さん(82歳)は4年前78歳の時、アルツハイマー病予備軍と診断された。
TDAS(認知症機能評価法)
TDASは、認知症を客観的に診断する検査方法。
いつでも元気200号:特集2/アルツハイマー型認知症/タッチパネルで早期発見が可能に
簡単な問題で記憶力や認知力をテストして判断する。
加藤さんがアルツハイマー病を防いだ方法とは?
「八屋ひまわりサロン」マグノリア・地域包括支援センター
ここでは、一般の方に混ざってアルツハイマー病の改善予防運動に取り組んでいる。運動や、熟語づくり、人とのコミュニケーションを月2回、4年間実施している。
加藤さんはこの活動によって徐々にアルツハイマー病予備軍から改善していった。早期に発見したことがとても大きかった。
アルツハイマー病と物忘れの見分け方
単に物忘れなのか、深刻なアルツハイマー病なのかその見分け方は以下のようになる。
【物忘れ】
- 体験したことを一部を忘れる
- ヒントがあれば思い出せる
- 生活に支障がない
【アルツハイマー病】
- 体験したことを全部忘れる
- ヒントがあっても思い出せない
- 生活に支障が出る
- 忘れたことも忘れる
- 間違いを指摘すると起こりだし他人のせいにする
- 一日中病気の状態が変わらない(午前と午後で状態が変わると言う事が無い)
アルツハイマー病の症状〜家族が見つけた症例
- ケース(1)…娘が発見 80代女性 (記憶力の低下のため大量の同じ食材や調味料を買ってしまう)
- ケース(2)…娘が発見 (判断力・実行力の低下のため、容器の蓋をしめることが出来ない)
- ケース(3)…娘が発見 (計算力の低下によって、代金を小銭で支払えなくなってしまう)
【ポイント】
(1)本人が気付かない場合、異変を周囲が早く気付いてあげることが重要。早期発見に繋がる。
(2)運動、知的活動、コミュニケーションを生活の中で続ける事がとても大切
もの忘れ外来
アルツハイマー病予備軍かと思ったらすぐに病院へ。そのさいには、「もの忘れ外来」がある病院に行くと良い。
一生ならないための習慣
大分県臼杵市では、アルツハイマー病の予防に街ぐるみで取り組んでいる。人口の3割が65歳以上というこの町では浦上医師が考案した予防対策を実践している。
「藤野循環器科内科医院」(住所:大分県臼杵市二王座塩田9組)
藤野 孝雄 医師が解説。放置しておくと認知機能が徐々に低下するため予防を実践しているという。
「臼杵市医師会立 コスモス病院」(住所:大分県臼杵市大字戸室字長谷1131‐1)
こちらでも「かぼすの会」という予防教室が開催されている。
【アルツハイマー病にならないためのトレーニングのポイント】
(1)運動…竹を半分に割ったものを下に間隔を置いて二本並べ、その上を左右に行ったり来たりリズミカルに行う反復運動
(2)知的活動…図形を使った計算など
(3)コミュニケーション…ゲームなどで楽しくコミュニケーションすると感受性をコントロール
http://t.co/iAAtjstxPd 「主治医が見つかる診療所」アルツハイマー病徹底予防SP、観ました。
— salon de etsuko:aromatherapy for body,mind & soul (@salon_de_etsuko) 2014年9月1日
予防には、運動、知的活動、コミュニケーション。
そういえば、昨日の浦上先生の講演の中で、知的活動の例として、「講演を聴きながらメモを取ること」を挙げられてました。
次回の『主治医が見つかる診療所』は…
次回の主治医が見つかる診療所は、胃の痛み。単なる胃痛に隠れた恐ろしい病気。9月8日(月)夜8時〜放送。堀ちえみが胃の痛みについて実体験を語った。
前回の『主治医が見つかる診療所』は…