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2014年8月18日(月)放送内容まとめα『主治医が見つかる診療所スペシャル』真似できる血管若返り法・葉酸 & ワイン & オリーブオイル & アディポネクチン & どこでもウォーキング術など【番組あらすじ】



2014/08/18(月曜日)放送の『主治医が見つかる診療所スペシャル』は……

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《まとめ》あなたの血管を若返らせます!今日のポイントは、(1)葉酸の多い食事<サプリメントでなく食物から摂取> (2)ポリフェノールを摂る<ワイン・EXバージンオリーブオイルなど> (3)アディポネクチンを増やす<内臓脂肪を減らす> (4)食事と運動をバランス良く。

 

出演者一覧

テレビ東京アナウンサー、森本智子

所長、草野仁

副所長、東野幸治

 

ゲスト、石田純一(60歳)、藤田朋子(49歳)、渡辺えり(59歳)、TKO(木下隆行・42歳)、篠山輝信(30歳)

 

主治医が見つかる診療所―医療のギモンに医師が本音で答える!どんなことでも相談できる、かかりつけの家庭医を持とう
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番組登場の医師

内科、秋津医院院長…秋津壽男先生

 

以前は血管が1度老化すると元に戻らないと言われていたが、現在の研究では何歳になっても血管は若返ったり、柔らかくなる可能性がある。

 

乳腺外科・形成外科 ナグモクリニック総院長…南雲吉則 先生

自身の実体験から、血管年齢は若返ることがわかった。

 

日本薬科大学学長…丁 宗鐵(てい むねてつ)先生

漢方では、昔から人の血管は若返ると言われていた。血管が老化して血が滞ることを「瘀血(おけつ)」の状態を漢方医学は、改善してきた。

 

ひめのともみクリニック院長…姫野友美先生

 

禎心会病院 脳疾患研究所所長…上山博康先生

生兵法は大怪我のもと、と昔から言われているように、サプリメントなどへんなこざかしい知識で摂るよりも、自然の食べ物から葉酸を摂るべき。栄養は食事から摂るのが大原則。合成された物を取り過ぎるのは良くない。

 

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葉酸「坂戸市役所」

「葉酸」とはビタミンB群の一種。貧血予防や胎児への栄養補給の為妊婦に摂取が勧められる事が多い栄養素。読んで字のごとし、緑の野菜に含まれて居る。細胞が分裂して新しく作る時に必要な栄養素。

 

この葉酸を「坂戸市役所」健康スポーツ振興課では市民に勧めているという。

http://www.city.sakado.lg.jp/sp/24,2863,202.html

 

健康スポーツ振興課の片野恵理さんが解説した。坂戸市では「葉酸プロジェクト」を薦めている。地元の「女子栄養大学」香川副学長の研究成果。

 

「食と健康のプランニングセミナー」では、血液採取の結果から得られたデータにより、葉酸をどのように生活に取り入れるべきかを学ぶ。

 

”さかどルーコラ”という葉酸を含む野菜が入った担々麺がお店(らーめん「我龍」店長:新井真也さん)のメニューになったりしている。一般的なルッコラ(ルーコラ)とは別の種類。

http://www.city.sakado.lg.jp/sp/24,26217,202.html

 

「我龍」(住所:埼玉県坂戸市上吉田206-1)

麺屋 我龍 - 北坂戸/ラーメン [食べログ]

 

「オルブロート」(住所:埼玉県坂戸市緑町2-1)

オルブロート - 坂戸/パン [食べログ]

というパン屋さんには、さかど葉酸ブレッドという葉酸入りの食パンが売られている。町田レイ子さんが案内した。

 

葉酸プロジェクトの中心地「女子栄養大学 副学長 香川靖雄先生」

女子栄養大学の副学長、香川靖雄先生(82歳)(先生自身も肌が若くて82歳には見えないとスタジオで声があがった)

 

葉酸には、動脈硬化に基づく脳卒中は予防できるという。葉酸を摂ることで有害なホモシステインが減る。血管は自己修復機能があるので、ホモシステインが少なくなれば血管が若返ることになる。

 

「ホモシステイン」とは、血液中のアミノ酸のひとつ。食べ物がアミノ酸に分解された時に出来る物。これが血管の中で増えると、血管の内部に貼り付いて動脈硬化を起こしてしまう。

 

葉酸は、このホモシステインを退治してくれる成分。簡易型血管年齢測定装置で、香川先生の血管年齢を測ると、54歳で30歳若くなっていた。

 

どうやって葉酸を取り入れればよい?

【葉酸が多い野菜】

ブロッコリー(100g毎110㎍)、ほうれん草(100g毎120㎍)、小松菜、アスパラガス、ニラ、枝豆(ゆで、100g毎260㎍)など緑色の野菜。緑茶(玉露やその他の緑茶)(100cc毎150㎍)、焼き海苔(1枚、57㎍)

 

【簡単に葉酸を摂るには?】

  • 緑茶を毎日こまめに飲む……緑茶類100ccの中には、ほうれん草100gより多くの葉酸が含まれて居る。
  • 焼き海苔(約25cm×約20cm)……1枚に葉酸57㎍含まれている。1日2枚食べればOK。(ほうれん草100gの葉酸程度摂れる)

 

ギリシャ アテネ「イッポクラティオ病院」

篠山輝信が、ギリシャアテネまで、血管若返りの情報を持つ医師に会いに行った。イッポクラティオ病院の(長寿研究の第一人者)ジョージ・ラザロス医師に会った。

 

死ぬことを忘れた島「イカリア島」。島の3分の1の人々が血管年齢が実年齢より若い。高血圧や心筋梗塞が少ない。

 

長寿の秘訣(その1)「ワイン」

「アフィアネス ワイナリー」にやって来た篠山輝信。ここでは「フォキャノ(Fokiano)」という品種でワインを作っている。

 

フォキャノという品種はポリフェノールが普通のワインに比べて50%以上多い。ポリフェノールは血管の酸化物質を食べて無害化する役割をもつため血管が若返りする。

 

フォキャノは、酸性の土壌と小粒なため、ポリフェノールが多く含まれる皮の割合が多くなる。

 

フランス人は「フレンチパラドックス」という言葉がある。「フォアグラやバターなどを多く食べているのに心臓病が少ないのはワインのポリフェノールが良かった」という話がある。ポリフェノールの多いワインは「赤ワイン」

 

アルコールは1日グラス1杯までが適量。ワインの場合は一日グラス1杯から2杯、多くても3杯までが適量と言われている。

 

ワイン以外にも、コーヒー(諸説有り)や、大豆、ブルーベリーにもポリフェノールは含まれて居るのでワインだけを飲まなければならないという事では無い。

 

長寿の秘訣(その2)「ハチミツ」

イカリア島の人たちはハチミツを毎日食べる。毎朝紅茶にハチミツを2杯入れて飲んでいる。ハチミツには血管に良い物質「コリン」「カリウム」が含まれている。

  • 「コリン」…血管を拡張させて血圧を下げる。血管の壁にコレステロールが入り込むのを防ぐ役割がある。
  • 「カリウム」…余分な塩分を体外に排出する役割。血圧を下げる役割がある。

 

長寿の秘訣(その3)「運動」

毎日2時間の農作業をしている。また島は坂が必ずあるので、自然とインナーマッスルが鍛えられている。

 

長寿の秘訣(その4)「オリーブオイル」

オリーブオイルには、動脈硬化を防ぐオレイン酸や抗酸化作用のある、ポリフェノールが沢山含まれている。(ポリフェノールが多いオリーブオイルが良い)

 

エクストラバージンオリーブオイル」は、ポリフェノールが多くてオススメ。なるべくフレッシュなもの。

 

長寿の秘訣(その5)「シエスタ(昼寝)」

島の人は、1時間くらい昼寝の時間をとっている。無理に眠らなくても良い。携帯、テレビ、パソコンを切って15分〜30分間目を閉じて休むだけでも良い効果がある。

 

長寿の秘訣(その6)「ギリシャコーヒー」

ギリシャコーヒーは、一般的なコーヒーよりもポリフェノールが豊富。

 

アディポネクチンで血管若返り

内分泌内科 岡部クリニック院長の岡部正医師。「アディポネクチン」とは、1996年、日本で発見された内臓脂肪と関係が深いホルモン。インスリンの働きを良くして糖尿病を予防したり、脂肪の代謝を促進してメタボ改善。動脈硬化を予防して血管を改善したりする。「長寿ホルモン」とも呼ばれている。

 

アディポネクチンは、血液検査で量を調べることが出来る。

 

アディポネクチンを増やす方法(その1)「内臓脂肪を減らす」

「岡部クリニック」(住所:東京都中央区銀座6丁目10−12 陽栄銀座第3ビル 4F)

岡部クリニック - 基本情報 - Google+

 

内臓脂肪を減らせば、アディポネクチンは増える。それには有酸素運動が良い。水泳が一番効果がある。ジムに通っている人のアディポネクチン量を測るとジョギング派よりも、プール派の方が成績が良い。

 

アディポネクチンを増やす方法(その2)「食事」

納豆には、β(ベータ)コングリシニンが含まれていて、アディポネクチンを増やす。また、青魚のEPA。野菜や海藻の食物繊維が良い。これらの食材を毎日食べる。

 

適量のアルコールはアディポネクチンを増やす。一日に適量飲む人は、狭心症や心筋梗塞による死亡率が逆に低い。

 

【適量の範囲】ビール…中瓶1本。日本酒…1合。ワイン…グラス2杯。ウィスキー…シングル3杯が目安。

 

鯖(さば)…内臓脂肪が増えるという事は、脂肪細胞が膨らむ。膨らむと炎症が起こる。炎症が起こると、アディポネクチンが下がる。その炎症をサバのEPAが抑えてくれる。加熱でEPAは減ってしまうため、生の状態がベスト。

 

トマト…トマトには”オスモチン”という植物タンパクがある。このオスモチンはアディポネクチンと構造が似ていてアディポネクチンと同じように良い働きをすると考えられている。トマト以外にも、ピーマン、ナス、リンゴ、バナナ、キウイなどにも含まれる。

 

筋肉運動で効率よく脂肪を分解

ランニング、水泳などの有酸素運動をすると、最初はエネルギーとして糖を使う。そしてしばらく経ってから脂肪をエネルギーに使う。(最初から脂肪を使わない=少し走ったくらいでは脂肪は燃焼を始めない)

 

そこで、筋肉運動をし、まず脂肪を分解すると血液中に脂肪酸が増え、最初から脂肪酸をエネルギーとして使うようになる。つまり効率よく脂肪を消費できる。(痩せる)

 

内臓脂肪が燃える簡単運動

  1. ひじをついて、つま先で体を支える
  2. 出来るだけお尻を上げずに、頭からかかとまでを一直線にする
  3. 1分間耐える

スタジオでは、TKO木下と、篠山輝信が挑戦、二人とも1分間耐えた。この運動は全身の筋肉がきつくなると言う。

 

【いつでもどこでも血管若返り運動】

「ふくだ内科クリニック」(住所:大阪市淀川区宮原1-6-1 新大阪ブリックビル2階)

ふくだ内科クリニック

 

ふくだ内科クリニック院長、福田正博 医師(57歳)大阪府内科医会の会長であり、糖尿病の専門医としても多くの実績を持っている血管のスペシャリスト。

 

「いつでもウォーキング」

ウォーキングは血管を若返らせる効果がある。しかし続かない人も多い。そこでいつでもウォーキングをする。

  • 歯を磨きながら足踏みをする
  • 家事をしている時に足踏みをする
  • テレビをみながら足踏みをする
  • 座りながら足踏みをする(立って行う時と変わらない運動強度がある)

効果を上げるには、”足踏みの角度をしっかりと上げること(太ももが90度に上がるくらい)”。場所によってはつま先をつけたままかかとを交互に上げるだけでもある程度の効果はある。

 

こうして、細かく分けて一日合計30分程度になるようにする。ともかく継続する事が重要。

 

秋津先生からの大切なポイントまとめ

血管を若返らせるために一番大切なことはなんでしょうか?

秋津先生「何か、特殊なことを1つだけやって”一発逆転する”と言うことは絶対あり得ません。一番大事なのは、毎日日々の節制(摂生)を続ける事が最も重要

 

次回の『主治医が見つかる診療所』は……

次回の『主治医が見つかる診療所』は、2014年9月1日(月)放送予定。「アルツハイマー病スペシャル」。

 

(終了:テレビ東京系列)