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【テレビ要約】2013年12月3日(火)の開運!なんでも鑑定団【19世紀カシミアショール、1千万!の酒呑童子絵巻など】



酒呑童子の首

開運!なんでも鑑定団オープニング、酒呑童子絵巻・インド幻の逸品など

19世紀のインドで作られた幻の逸品とは?一代で年商30億円の会社を築いた遣り手社長が知人に頼まれて買い取ったお宝その金額はなんと!710万円出して購入。果たして鑑定結果は?

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石坂浩二、今田耕司、吉田真由子が登場。ゲストは、金八先生・半沢直樹で好演の森田順平!

出演者は、司会、石坂浩二、今田耕司、吉田真由子。本日のゲストは、今年流行語大賞にも選ばれたドラマ「半沢直樹シリーズ」に出演していた、森田順平。

 

1954年京都府の生まれ、中学1年生の時に兵隊を演じ大好評を博したことで日本大学演劇科に入学して演技を本格的に始めるようになった。4年生になると文学座に入団して演技の道に入った。23歳の時にNHKの大河ドラマ「花神」(1978年放送)に出演、沖田総司役でデビュー、1979年には、「3年B組金八先生」で第一シリーズから乾先生としてレギュラー出演。嫌味な性格の役柄だったため、実生活で勘違いされ通りの中学生から石を投げられたことも。

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声優としても活躍中で、「ラブソングができるまで」のヒュー・グラントの声を当てているのは、森田順平だ。

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依頼人の登場、鑑定依頼人No.1、森田順平

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森田順平さん登場。今田耕司が森田順平の金八先生の数学教師の役どころを本当にあんないやな数学の先生だと思っていたと話す。森田順平は、ほんとうにね。と、にこやかに。半沢直樹シリーズでの森田順平の役柄も今田耕司は、「裏切れ!裏切れ!」と見ていたと話す。

 

今回の森田順平が持ってきたお宝は、九谷焼の「三代徳田八十吉の花瓶」テレビの取材で森田順平が、九谷焼の工房を尋ねた時、もらった。幾らぐらいするのだろうと考えたので持ってきた。本人評価額は、15万円。結果は、5万円。これは、複製品と、古美術鑑定家(鑑定歴52年)の中島誠之助が判定する。オリジナルを三代徳田八十吉さんが作っておみやげ品にこうしたコピーを配っている。箱の字をよく見ると印刷したものであることがわかる。花瓶の裏の刻印も型で抜いたもの。

 

愛知県名古屋市から19世紀インドのお宝発見?

ご自宅で熱心に編み物をしている奥田さん。手芸が好きな奥田さんの作品を紹介。バッグやケープなどを制作している。ところでお宝は?

新聞を見ているとアジアンフェアと言う催し物があった。ひょっとしたら掘り出し物があるかもと、行ってみた。最初は売り物じゃないと言われたが、交渉して手に入れた。それは19世紀のインドで作られた逸品。

 

鑑定依頼人No.2、奥田さん。カシミアショール。インドのカシミア地方で作られたもの。50万円に消費税がついていたのを1割負けて45万円+消費税で購入。

 

カシミアショールとは、インド、イラン、中国にまたがる国境地帯カシミール地方で作られたもの。17世紀には、インドの王侯貴族が使用していた。元々は男性用の肩掛けであった、1798年ナポレオンが妻ジョセフィーヌ・ド・ボアルネにプレゼントすると瞬く間に女性の間にもてはやされるようになり19世紀には富と権力の象徴となった。

 

カシミア山羊の冬毛を用いて作る補足保温性に優れる。しかし、一頭あたりの年間採取量は、わずか150g程しかない。繊維の宝石と呼ばれとても高価。その織り方には極めて高度な綴織(つづれおり)が用いられ隙間が生まれないように複雑な手間暇をかけて作られるため、平均的なショールを織るのに1年以上の歳月、極上のものだと3年もかけておられている。

 

最大の魅力は、多彩で複雑な模様にある。17世紀には草花文様のみで、シンプルだったが、18〜19世紀になると徐々に複雑となり、ペイズリー模様の原型が登場。さらに複雑な紋様となる。しかし、20世紀になると機械織りが発達しやすいコピー商品が出まわるようになった。このことでカシミアショールは一気に衰退した。スコットランドのペイズリーにちなむペイズリー模様だけが歴史に残った。ペイズリー模様は今でも様々なファッションに残っている改めて依頼品を見てみる。2m四方のカシミアショール。描かれたペイズリー模様から19世紀頃に作られたものだろうか。鑑定の結果は如何に?

 

CM開け、鑑定中。ご本人の評価価格は50万円。オープン・ザ・プライス!150万円

 

絨毯ギャラリー店主(鑑定歴49年)の大熊克己さんの鑑定。骨董好きの鑑定団ファンのかたもこの布を見た人はいないくらい貴重なもの。1800年代後半にインドのマハラジャの元で織られた。黒い部分が破れやすい。産業革命で既に技術が耐えてしまっているので今作ることもできません。今現存するものを大事にするしかないんです。飾っておくだけでなしに是非一度羽織って見られたらいかがかなと思います。奥田さんがカシミアショールを羽織って退場。

珍品続出!第11回人形鑑定大会

本日の鑑定士は、小林すみ江、阿藤芳樹、北原照久。司会進行は、石田靖、アシスタントは、青木直子。まずは、佐野さん(64)大阪から。お宝は、平田郷陽作、和気清麿像。(わけのきよまろ)値段は、25万円で手に入れた。箱はないが結果は、70万円。

 

平田さん(27)女性。二人の似顔絵がとても似ている。ペコちゃん。長野県で駄菓子屋を営んでいてその倉庫で発見、3体あったので、ひとつ上げるともらった。その内の一体を専門の業者に持ち込むと10万円で売れた。ネットで調べたら20万〜30万だった。本人評価額は20万円。もし高ければ家族旅行に。北原照久が鑑定。結果は、15万円。ちょっぴりダウン。ペコちゃんは1950年、張り子で作られてお店の店頭に飾られた。これは、1960年に作られたものでお店の中に置かれたもの。ブリキで作られた台座で出来ている。木の台座のほうが高い。木製の台座だったら、20万円以上はします。状態がすごく良いので評価が高い。

 

住吉さん。ネットオークション(ヤフオクなど)にハマっている。本物を落札するのが楽しい。マイセンの磁器人形の置物。ネットオークションで最初は千円だったが、14万円で落札。会場には家族も見物に。本人評価額は14万円。結果は、阿藤芳樹が判定、40万円。作られたのは1900年頃、衣装に本物のレースを使って焼いている。若干残念なのは、焼いた時の窯傷があること。窯傷がなければ60万円70万円する。

 

高さ10センチ位の嵯峨人形。江戸時代に信州で高級旅館を営んでいた実家に代々伝わるもの。明治の初期に旅館が家事で全部焼けた。祖母が母に生活に困ったときはこれを売りなさいと言われた。もし高ければ売ってしまいたい。無欲で本人評価額は100万円。結果は、30万円。評価者は、小林すみ江。嵯峨人形は大きい物は30cm位ある。こういった小さいものは珍しい。木彫に胡粉で盛り上げ彩色をする。

 

井上さん。EXILEが大ファン。お宝は、モリムラドール。友人がプレゼントしてくれた。オールドノリタケを集めている。そのノリタケが人形を作っているとは知らなかった。本人評価額は10万円。結果は、15万円。1915年から7年間だけ作られた人形。戦争の影響で日本が作ったビスクドールを輸出しようと云うことになったもの。オリジナルの箱も重要。

 

川尻さん。ジャンボマシンダー、仮面ライダーV3。ひみつ新兵器。遊び終わったら必ずもとに戻すことが約束だったので付属品なども綺麗に残っていた。本人評価額は、10万円、結果は、16万円。1973年にポピーが作った。子供が遊ぶとほとんどマフラーなどはなくなってしまう。このシリーズの人気がすごくある。マイナーなキャラクターだと50万〜60万円するものもある。

 

年商30億円の会社を築いた遣り手社長が知人に頼まれて買い取った「酒天童子」の絵巻のお宝!

続いての依頼人は、水原さん。自宅に700万円から800万円の真珠の置物が!息子のために本を書いた。お宝は、30年前知人が滋賀県外に流出させないために買ってほしいと頼まれた。

 

依頼人の登場。滋賀県からお越しの水原さん。酒呑童子絵巻。710万円で購入。普段は内緒の場所に仕舞っている。

 

一寸法師、浦島太郎、朱点童子などは、絵巻の一つ。平安時代は恋愛が主な絵巻物の題材だったが、武士の時代となって題材は立身出世や恩返し、怪物退治が描かれるようになった。字が読めない人のことも考慮して絵も添えられた。これが奈良絵本と呼ばれる絵巻。絵巻は、左手で進め右から左へと視線を移動させて鑑賞する。人間の肩幅50〜60センチが1画面になっていてこれを堪能すると巻き戻し次の部分を鑑賞する。この時代のテレビのようなものだった。中には狩野派などの豪華なものもあり、東京国立博物館には住吉如慶筆「堀川夜討物語絵巻」などが現存。

 

依頼品を見てみよう。朱点童子絵巻三巻である。悪鬼・朱点童子を源頼光率いる、四天王(渡辺綱・坂田公時・ほか)が退治する物語。酒天童子がとても精緻で魅力的。巻物の記載には狩野元信が描いたとされている。

 

鑑定中。本人評価額は、710万円。オープン・ザ・プライス!1千万円。

 

鑑定したのは、「ギャラリーやすこうち」店主(鑑定歴36年)の安河内眞美。実は、この作品の原本がサントリー美術館にある。酒天童子絵巻(酒呑童子絵巻)1522年(大永2)画、狩野元信。詞書、近藤尚通・定法寺公助・青蓮院尊鎮。室町時代末期のこの絵巻の作品を見事に忠実にコピーしている。コピーだが狩野元信のかなり近い人物が写したもの。ぜひお宝は売らずに近江で守って頂きたいと思います。

 

エンディングテーマ「ナイテモイイ」真桜


[MV] 真桜「時計の針が」 2012年8月1日発売! - YouTube

 

(終了:2013-12-03(火) 20時54分〜21時54分:テレビ東京)