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要約「みんなの家庭の医学 名医が認めた医食同源SP」▽その食材とは「しょうが」「大麦」「クレソン」【2016年6月14日(火)放送内容 テレ朝】



みんなの家庭の医学「医食同源」

2016年6月14日(火曜日)夜7時(2時間)放送された「たけしの健康エンターテインメント みんなの家庭の医学」は、医師が勧める医食同源。

ひざ痛を予防改善する「しょうが」、動脈硬化を予防改善する「大麦(押麦)」、がんを抑制する「クレソン」についてそれぞれの名医が解説した。

みんなの家庭の医学番組データ

【放送日時】 2016年6月14日(火曜日)午後7時(2時間)
【放送局】 テレビ朝日系列
【番組副題】 名医が認めた医食同源SP
【院長】 ビートたけし
【先生アシスタント】 斉藤真実(ABCアナウンサー)
【スタジオゲスト】 ガダルカナル・タカ 高橋真麻 モト冬樹 榊原郁恵 中山秀征

ひざ痛を予防改善する「しょうが」

高知県の、井上健一さん(55歳)は、JA四万十町の農家。

変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)に効く可能性がある食材とは、「しょうが」。

5月に出荷される「新しょうが」の色が白いのは通常熟成させて辛味や色を強くするが、新しょうがは、熟成させないで出荷するため色が白く辛味もマイルドになっている。

しょうがの効用とは?

1日にしょうが約60g(大体かたまり部分1つ)を食べれば十分だという。

乾燥しょうがであれば水分が抜けて小さくなっているのでとても食べやすい。デパートや自然食品のお店などで販売されている。

国産無添加 しょうがスライス 50g (生姜スライス)

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また、生姜の効用は以下の様なもの。

  • 体を温める
  • 殺菌効果
  • 膝軟骨のすり減りをカバー

しょうがが膝に良い理由とは?

千葉大学総合医科学講座特任教授、渡辺淳也先生によれば、しょうがには「ジンゲロール」という物質があり、抗炎症作用を示して膝の痛みに効くと言われている。

ジンゲロールとは辛味成分のことで、普通の生姜にも、新しょうがにも含まれている。

2001年にマイアミ大学のアルトマン教授が発表した論文によると、246人の参加する大規模な実験で効果が証明された。

また、2014年国際変形性関節症学会でも生姜の摂取と痛みの関連性を証明。

軟骨の炎症を防ぎ悪化を防ぐ

しょうがは、軟骨の炎症を防いでくれる。

膝の痛みはやがて悪化したり、軟骨のすり減りを進めてしまう。

それを防いでくれるのが しょうがだという。確かに生姜農家の人々は膝に負担のかかる仕事にもかかわらず高齢でも膝は悪く無いという。

しょうがはあらみじん切りして、かつおのたたきにふりかけたり、細かくして生の生姜をカレールーに混ぜたり、ガリなどにすれば美味しい。

動脈硬化を防ぐ食べ物とは?

動脈硬化とは、加齢で血管の内部が傷つき、その傷に悪玉コレステロールが侵入しプラーク(脂の塊)を作り膨らんでくる。その膨らみがやがて血管の内部を塞ぎ血が通わなくなってしまう。

悪玉コレステロールの増加が原因

動脈硬化の主な原因は悪玉コレステロールの増加にある。

  • 乱れた食生活(暴飲暴食)
  • 運動不足

が背景にある。

悪玉コレステロールを減らす食材とは?

東京医科大学病院循環器内科の、椎名一紀先生が、悪玉コレステロールを減らす食材を教えてくれた。

それは「大麦」。慈恵医科大学創立者の高木兼寛は「麦飯男爵」と呼ばれ大麦(麦飯)によって脚気を激減させた話は有名だという。

大麦は米や小麦と同じイネ科の穀物。

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スーパーなどでも専門のコーナーがあり商品がずらりと並んでいる。

「押麦」と書かれているが、押麦とは、大麦を柔らかくしたもの。押麦に加工すれば、吸水性がアップして白米に混ぜて食べやすい。

大麦の悪玉コレステロールへの効果

大麦のβグルカンという水溶性食物繊維には、コレステロールを材料とする胆汁酸を体外に排出する働きがある。

大麦によって胆汁酸が体外に便として排出されればまた新しく胆汁酸を作らなくてはいけない。

肝臓で作られる胆汁酸の原料はコレステロールなので、胆汁酸が作られれば作られるほどコレステロールをより多く消費する。

その結果、肝臓に残留するコレステロールが少なくなる。…という仕組み。

コレステロールが少なくなれば動脈硬化も防げることになる。

慈恵医科大学で作られている大麦料理のレシピは本になっていると紹介された。

この本を作った一人、小川篤美さん(44歳)も登場した。第二作目の本も出版間近だという。(次は大麦のスイーツレシピ本)

慈恵大学病院のおいしい大麦レシピ

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ビートたけしは常に大麦のご飯を食べている。その他の効用として食後の血糖値も下げる効果もある。

がんの予防効果が期待できる「クレソン」

日本人の死因第1位が癌(2位は心疾患、3位は肺炎)。

「大腸がん」「胃がん」「乳がん」など様々ながんを予防する画期的な食材があるという。

愛知県がんセンター中央病院。

がん予防のエキスパート、松尾恵太郎先生(愛知県がんセンター研究所 遺伝子医療研究部部長)が解説。

その食材とは「クレソン」。

野菜のクレソンがどうして癌予防に繋がるのか?

クレソンは、アブラナ科の野菜。

これらのアブラナ科の野菜には、イソチオシアネートという野菜の辛味成分の物質が含まれている。

イソチオシアネートには抗酸化作用が有り、体内に入ると抗酸化物質を大量に作り始める。

増えた抗酸化物質が細胞に行き渡り、有害な活性酸素を無毒化してくれるという。

国際がん研究機関(IARC)の発表にも

  • ブロッコリー
  • キャベツ
  • クレソン … 最もイソチオシアネートの含有量が多い

などアブラナ科の野菜は癌のリスクを減少させるという研究論文もある。

おからと和えたり、おひたし、ご飯に混ぜる、天ぷらにする、サラダ、餃子の種、スープなど様々なクレソンの食べ方も紹介された。

みんなの家庭の医学+反響ツイート

https://twitter.com/kanonaroma/status/742722302786183168

前回のみんなの家庭の医学は…

yonta64.hatenablog.com

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