2015年7月28日放送された(再)『クローズアップ現代』は、東京調布市の小型機墜落事故を独自の検証。日曜日の朝突然住宅地の人々を恐怖に陥れた墜落の詳細を追ったーー
クローズアップ現代出演者一覧
【キャスター】 国谷裕子
【元運輸安全委員会主席調査官】 知場勝さん
【小型機墜落事故取材班】 平間一彰さん
検証 小型機墜落事故
番組の独自取材により、なぜ住宅街に小型機が墜落したのか?を検証。
日曜日の朝、静かに過ごしていた住宅街の人々を恐怖に陥れた。
飛行計画では大島へ行こうとしていた。800mの滑走路を離陸し離陸後飛行場からわずか700m先に墜落炎上した。
瞬間を捉えたいくつかのビデオ映像も紹介。
原因はエンジンの不具合か燃料系統(燃料の水抜き=怠ると水がエンジンに入り不調をきたす)だと推測している。今警視庁なども原因究明をしている。
フライトレコーダー、ボイスレコーダーは小型機には装備されていない。
住宅地の飛行場の安全はどうなるのか?
調布飛行場の周りではやはり怖いという不安が住民に根強い。実際に昭和55年には、中学校の校庭に墜落し搭乗の二人が死亡。
住民は、この事故の時に飛行場の移転を望んだが「高度に公共性の高い飛行」と「操縦者の技能を維持するための飛行=慣熟飛行」のみ認めるように厳しく制限を国が決定したが、事実上遊覧飛行も行われていたという。
また、東京都が機体の更新を認めないルールを定めているので、新しい機体に変更する事は出来ない。
ゲストの千葉さんは、今後運輸安全委員会の調査結果が出るが、今小型機を運用しているパイロットも今回の事故を受けて学びこのような事故を未然に防ぐ対策が必要だと話した。
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