yonta64のテレビ番組ブログ

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2014年7月24日(木)放送まとめα『クローズアップ現代 精神科病棟が住居に?長期入院は減らせるか』国谷裕子・伊藤哲寛(精神科医)・隔離医療政策・時男さん・北海道十勝地方の取り組みなど【番組まとめ】

2014/07/24(木曜日)放送の『クローズアップ現代』は…

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《まとめ》2004年に「精神保健福祉医療の改革ビジョン」がスタートして10年。しかし現在も、精神科医療の隔離医療は続いている。日常生活が送れる長期入院患者が退院できない。その背景には、”満床にしないと成り立たない民間病院の経営”と”地域の受け皿不足”があった。その現状がリポートされる。

 

スタジオ出演者

精神医学 (精神保健福祉士養成テキストブック)

キャスター、国谷裕子。ゲストコメンテーター、伊藤哲寛(精神科医)

 

精神科医療の”隔離医療政策”

今、精神科医療をめぐる国の政策に抗議の声が上がっている。日本の精神科医療は長年の慣習から「隔離収容政策」がとられてきた。

 

現在でも精神科病棟で隔離され長期入院する人は、20万人を越える。世界を見ても日本の長期入院患者は際だって多くアメリカやイギリスの4倍もある。

 

実はこの20万人の中には、適切な治療や支援があれば精神疾患の症状の改善、十分日常生活がおくれる人も居る。医療上の必要性が低いにもかかわらず10年以上入院している人が少なくない。これは権侵害に当たると、批判されてきた。

 

進まなかった政策改革

また、2004年に「精神保健医療福祉の改革ビジョン」政策を発表、病棟中心の治療から、地域生活中心へと舵を切ったが、10年経った今も全く状況は変わっていない。

 

日本精神科病院協会の「千葉潜」常務理事によると、改革が進まなかった理由は、いわば形骸化して「絵」や「掲げた看板」になっていたこと。

 

具体的には、病院(9割が民間経営)に患者が減ると患者一人あたり年間500万円入ってきた補助金が無くなるため病院を経営するにはいつも病室を患者で満室にする必要が有った。

 

さらに、退院させるためのスタッフを雇う補助金が出なかったり、社会の偏見・差別もあった。

 

今月(2014年7月)国は、精神科病棟の削減を決定。しかし、退院患者の受け皿として病床の一部を居住施設にすることを認めたため、結局長期入院と同じ状態となってしまい、”病院は病気を治療する場所で住むところでは無い”と波紋を呼んでいる。

 

背景には、精神病院を退院した患者が居住する地域の受け入れ体制の遅れなどがある。

 

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時男さん(63歳)の場合

居酒屋あっちゃん(住所:群馬県太田市山下町639-28)」に飲みに来ている、時男さん(63歳)は、16歳で職場のストレスから妄想に襲われるようになり、統合失調症と診断され、40年間におよぶ入院生活をしていたが、今は症状は落ち着いている。

 

最初は東京で、鉄格子の隔離部屋がある劣悪な環境の精神病棟で暮らしたが、やがてふるさとの精神科病棟に転院することに。そこでは、環境も改善して厨房作業などをし、規則正しい生活が送れるように……。症状も安定した。

 

その当時退院を望んだが、まわりの差別や偏見に苦しむ親族からは一緒に住めないと言われ退院は叶わなかった。

 

東日本大震災で病院が被災、避難を余儀なくされたため思いがけず退院することになった。時男さんは「社会に再び出れた、スタートだね」と嬉しそうに話した。

 

精神科患者に”受け皿”を地域ぐるみの取り組み「北海道十勝」

北海道十勝地方では、精神科病院のスタッフ、福祉の専門家が連携し、退院した患者を地域で支える仕組みを整えている。

 

ピアサポート」というかつて当事者だった人が患者をサポートするやり方を実践している。こうした取り組みは、精神保健福祉士の門屋充郎さん(68歳)が中心となった。

 

まず、地元の空き屋を提供してもらい患者が住むことが出来る場所を作った。近隣の住民の心配をカバーするため、すぐに病院に連絡できるホットライン電話を用意。何かあれば、すぐにケースワーカーが駆けつける対応策もとりトラブルを未然に解消している。

 

こうした取り組みを重ねることで地域に安心が広がり誤解が解けて行けば日本全国にもっと広がって沢山の人が地域に出て行けるという。

 

こうした取り組みに十勝地方でも助成金を出し、バックアップをしたため現在充実した取り組みに成長した。その結果この地方では912床あった患者数も、10年で540床に減少することが出来た。

 

「医療法人社団 博仁会 大江病院」(http://www.oe-hospital.or.jp/

(住所:北海道帯広市西20条南2丁目5番3号)

 

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「大江病院」の大江委員長は、こうした取り組みよって、患者がより良くなって居ることが醍醐味だと話す。

 

今後は、病床を削減して成果を上げた病院がより報酬を得られるように補助金を出すようにする必要がある。また、「退院して良かった」などフィードバックを充実させる取り組みも必要だという。

 

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