yonta64のテレビ番組ブログ

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2015年3月2日(月)放送内容まとめα『NHK クローズアップ現代』新市場創出の鍵は埋没技術にあり▽日本の埋もれた特許「3Dプリンター」が海外で大ヒット▽富士通やPanasonicの新しい技術転用の試み▽知的財産活用融資制度など【番組あらすじ流れ】

2015年3月2日(月曜日)放送の『クローズアップ現代』は…埋没技術「新市場創出の鍵は埋没技術にあり」

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クローズアップ現代 出演者

【メイン司会者】 国谷裕子

【コメンテーター】 東京大学 政策ビジョン研究センター教授 渡部俊也さん

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3Dプリンターは日本人の発明だった!?

ものづくりの革命と言われ現在盛んに開発競争が進んでいる3Dプリンター。5年後の2020年には、1兆円市場に成長すると考えられている。

3Dプリンターの技術を広めたのはアメリカ人。しかし、初めて開発したのは日本人 小玉秀男さん(65歳)だった。

富士通などでも、開発したものの製品化出来ず埋没してしまう技術が少なくない。

その理由の殆どは、「資金が尽きた」「会社バックアップを打ち切った」など様々な理由があった。

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大量の特許技術を死の谷に抱え込む日本企業

研究開発と事業化の間には深い(死の谷)がある。「市場が不透明」「他社に特許が盗られないよう防衛目的での技術抱え込み」「資金不足」などで結局世に出てこない技術を日本の企業は抱え込んでいる。

現在こうした死の谷から掘り起こした技術を、企業の枠を超えて積極的に活用とする活動が盛んになってきている。

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3Dプリンター発明者「小玉秀男さん」

3Dプリンターを発明した小玉秀男さん(65歳)がある会議に出席。35年前(小玉さんが30歳の時で当時名古屋の工業研究所に勤めていた。)に3Dプリンターの基本技術を開発したものの日本では陽の目を見なかったという失敗談を公演。

  • 1980年 … 印刷技術と光を当てると固まる技術を組み合わせ、プリンターの特許を出願。国内はもちろん海外でも論文を発表した。しかし当時の技術力では製品化しても売れないからと国内の反応は冷ややか
  • 1984年 … 3Dプリンターの特許で孤立無援となった小玉さんは、技術者に向いていないと考え研究所を退職した
  • ?年 … その後、アメリカが小玉さんの特許を利用し3Dプリンターの市場は瞬く間に拡大した
  • ?年 … 小玉さんは、こうした苦い経験を教訓に、特許の取得をサポートする仕事に就いた


平成の「栄光なき天才たち」小玉秀男…3Dプリンターの源流技術を開発した。しかし実用化した今は特許期限が切れた - 見えない道場本舗

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富士通”技術社外公開”の取り組み「チタンアパタイト」

富士通は多くの埋没技術を抱えている。一例として「チタンアパタイト」という光を当てるだけで消毒が出来るという新素材などは、富士通の企業カラーに合わないという理由で事業化を見送っていた。

そこで今、こうした埋もれた技術を社外に公開する試みを始めている。

その結果、「チタンアパタイト」を使いたいというメーカーが名乗りを上げるなど意外にも高い関心が集まり、富士通は提供先のメーカーからライセンス料として収入を得ているという。


光触媒技術 光触媒チタンアパタイトってなんだろう : 富士通研究所

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パナソニック”社内での技術”の活用

大阪・パナソニックでは、最先端の介護用ロボットを開発していてその内部には、パナソニックプラズマテレビ事業失敗により使われなくなったロボットアームの特許がリサイクルされ使われている。

これは車内の垣根をなくして新しい事業を生み出すべくチームを再編成した結果成功した事例。今までは縦割りの事業構造(事業失敗により埋没技術が生まれる)だったため、横の繋がりでの特許技術が共有出来ていなかったが、この試みを始めたお陰で他の事業で開発した特許をスムーズに転用できるようになった。

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千葉市千葉銀行「金融機関の支援」

このように、技術があるにも関わらず資金が無いために事業化出来ないケースが有る。こうした場合の支援を千葉市内の銀行が始めた。「知的財産活用融資制度」と言うもの。


「ちばぎん知財活用融資」の取扱開始について│千葉銀行

これは、不動産などの担保がない中小企業に対して知的財産を評価基準に加え融資するもの。

番組では、ケーブルを裁断して銅だけを取り出す技術がある会社(三立機械工業)を紹介した。

この企業はせっかく開発した特許技術だが、海外で特許を取るために1000万円以上の費用がかかるため資金捻出に苦慮している。これを解決したのが「知的財産活用融資」だった。


三立機械工業株式会社 | 廃電線リサイクル処理機のパイオニア | 剥線機

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「技術で勝って事業で負ける」を繰り返さない

渡部俊也さんは、番組の最後で「技術を活かす活かすと技術だけ見てるとですねやっぱりダメなんですよね。どういう事業を作るか事業の視点で見る、アメリカの3Dプリンターが出来たのはアメリカの社会がどう変革していたから生まれたのか?など(時代の)変革の視点から見るそういう視点の転換を大企業も中小企業も自分たちが持っている経営資源だけじゃなくていろんな人達の(外部の)力も借りてゆくのがポイントだと思いますね。『技術で勝って事業で負ける』を繰り返さない必要があります。」と締めくくった。

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