yonta64のテレビ番組ブログ

テレビ番組を見ながら興味のある内容を記憶 ガッテン・あさイチ・NHKスペシャルなど 放送直後の反響ツイートも紹介しています(非公式です)

要約「ガッテン(ためしてガッテン) カビ退治ついに終結宣言」▽カビは50度シャワーで全滅ほか【2016年6月15日(水)放送内容 NHK】



ガッテン!「カビ退治」

2016-06-15(水曜日)よる7時30分から放送された「ガッテン!(ためしてガッテン)」は、カビ退治。

カビ取り剤を使っても三日後には生えてくるカビ。実はカビは内部でも成長している。死滅させるには、どんな薬よりも50度の熱いシャワーが有効だという。

ガッテン!番組データ

【放送日時】 2016-06-15(水曜日)よる7時30分(45分)
【放送局】 NHK総合
【番組副題】 カビ退治!ついに終結宣言
【テーマ曲】 椎名林檎『ジユーダム』
【MC】 立川志の輔 小野文惠(NHKアナウンサー)
【ゲスト解答者】 大島麻衣 村上知子 宮本亜門(沖縄の別荘は海の側のためカビが多くて困っている)
【ナレーター】 山寺宏一(やまちゃん)

食べられる「カビ」?

アメリカルイジアナ州では11年前「巨大ハリケーン、カトリーナ」が襲った。その後街は水浸しになり、カビが大発生。

いっぽう、スタジオには実物のカビが登場した。

1gに約5億個のカビがいる。恐る恐る運んできたがなんといきなり立川志の輔がそのカビを食べてしまった。

富山県南砺市(なんとし)の種麹

立川志の輔が食べたカビの秘密を探るためやって来たのは、富山県南砺市(なんとし)。

明治二十八年創業の「石黒種麹(いしぐろたねこうじ)」というお店にやってきた取材班。

なんとお店には「カビの胞子」が販売されていた。立川志の輔が食べたのは、このカビの胞子だったのだ。

お店では先祖代々このカビの胞子を培養して販売している。

麹(こうじ)は、味噌やしょうゆ、米麹など和食には欠かせない。

特別に工場にカメラを据えてカビが生える1日の様子を微速度撮影させてもらった。

綺麗な胞子がお米の表面から数千から数万個生えてくる。とても美しい。

これらカビ胞子は種麹と呼ばれ全国のお醤油造りの元となる。

こうしたカビの種を作る工場は全国に10件程度しかなく大変珍しい。

スタジオに生息するカビを見た!

収録前のスタジオに、培養皿のシャーレを長時間置き、シャーレに付着したカビを培養したところ、見事にたくさんのカビが成長していた。種麹と違いとても不気味な色をしているので、ゲストの村上知子も驚く。

スタジオの空気中には、1立法メートル当たりカビの胞子量は、およそ120個だという。

家庭では、300個から500個のカビが飛んでいて、高度1万メートルの上空にもカビは見つかっている。

その多くは、「クロカビ(クラドスポリウム)」という種類。

4億年前にカビのご先祖誕生!

カビのご先祖様「プロトタキシーテス」は、およそ4億年前に誕生した。現在のカビ(菌類)のご先祖。

当時は高さ8メートルにもなる巨大な姿だった。

それ以来地球の歴史とともに進化を続け現在の姿に至る。

カビ取り剤を使っても増えるのは何故?

ニコラス・クエヤル・ラミレスさんは、ペルーの伝統音楽のミュージシャン。

日本に住んでかなりになるがカビはペルー・リマにはカビが少ないという。

ニコラスさんはカビを退治しようとカビ取り剤を使っていたが、3日もするとまた生えてくるという。

その後もあらゆる方法を使ってカビを綺麗にしようとしたが、どんどん復活するのでもう諦めてしまった。

壁をこする事がカビ増加の原因だった!

カビの専門家、高鳥浩介さんが解説した。

実は、普通にカビ取り剤を使って掃除しているのは、逆にカビを生やす準備をしているようなものだと話す。

たわしなどで、お風呂の壁をゴシゴシこすると表面に無数のミクロの大きさの凸凹が出来て、この凸凹にカビの胞子が入り込み成長しやすくなる。

ゴムパッキン奥底までカビの根が侵入

お風呂の目地等のゴムパッキンには、よくカビが生えているが、その断面を切り取って電子顕微鏡で見てみると、表面はカビ取り剤で綺麗になっていても、カビ取り剤の薬剤が届かないもっと深い所でカビの胞子が根を下ろしている。

歯ブラシで念入りにゴムパッキンをゴシゴシするのは厳禁。

掃除するたびに傷がついてそこからカビが侵入し、パッキンの奥へ奥へと深く入り込んでパッキンの内部で成長する。

表面だけは薬で溶かせても内部のカビは生きているので数日すればまだ内部からカビが生えてくる。

鳥取大学の乾燥地研究センター

鳥取大学の乾燥地研究センターでは、湿度5%以下の超乾燥状態を再現できる部屋がある。

部屋にカビを置いて乾燥実験スタート。

しかし、丸一日普通の環境に置くとカビは復活した。

さらに、極寒の場所に置いてもカビは復活。

メロン農家「牧陽一さん」

メロン農家の牧陽一さんは、代々続くメロン農家。

ビニールハウスのカビ退治に随分苦労していた。16年前には、土に生えた大量のカビでメロンが全滅。

そこで、牧陽一さんはある方法でカビを完全に撃退できたという。

それは、熱湯。(熱によるカビの撃退)

アメリカの究極カビ撃退法とは?

アメリカのベンチャー企業が実施したハリケーン後のカビの除去作業を図で解説。

  1. まずテレビとパソコンを覆う
  2. 巨大なホースを持ち込む
  3. ホースから、65度の熱風を出す??

50度のお湯を5秒間でカビ死滅?

スタジオに、高鳥浩介先生(NPO法人カビ相談センター・東京農業大学客員教授)が登場。

お風呂場のカビは「熱に弱い」と高鳥浩介先生。

実は、50度の熱湯を5秒間掛けるだけででカビは死滅するという。

さらに、ゴムパッキンの奥のカビは、50度のお湯を90秒かければ、パッキンの内部のカビも全て死滅すると高鳥浩介先生。(パッキン内部が50度に達するため)

  1. まず、50度の熱いシャワーを90秒間当てて内部のカビを撃退(カビが生えている部分)
  2. その後、死んだ黒い表面のカビを漂白するためカビ取り剤をスプレーしてピカピカにする(こすってはダメ)
  3. あとは、週に1回50度シャワーで5秒間カビの生えそうな部分をシャワーする

胞子からカビに成長するまで1週間位かかる。そのため週に1回シャワーで撃退すればよい。(毎日でもOK)

もちろんこすってはダメ!目地修正グッズ(ホームセンターで販売)で白くすればさらにピカピカ。

天井のカビ対策には「アルコール」

天井のしずく跡にもカビが生える。放置すると天井から水滴とともにカビが落ちてきてお風呂場全体のカビの原因になる。

そこで、消毒用アルコールを染み込ませた、ワイパー(柄の長い物)で1ヶ月に1回拭くとよい。

(天井に熱湯をかけるとやけどをするおそれがあるためやらない。)

お酢はカビの原因になる!?

お酢は原液ならば良いが、水で薄めて使うとカビが生える素になってしまう。

薄いお酢はカビの栄養になるから。

お得情報!クーラーのカビ対策

クーラーのカビは、内部が湿っているために発生する。そのままでは、カビの胞子が冷気と一緒に部屋に充満してしまう。

そこで、冷房後1時間ほど送風してから電源を切ると内部が乾燥してカビの繁殖を防ぐことができるという。

ガッテン!+反響ツイート

https://twitter.com/4DzUgG2YRCw4PP9/status/743077824240619520

次回のガッテン!は…

次回のガッテン!は、おろし器夢調理スペシャル。おろし器の秘密がわかれば絶品のおろしができちゃう?

総合、29日(水)よる7時30分。

yonta64.hatenablog.com

前回のガッテン!は…

yonta64.hatenablog.com

ガッテン!関連グッズ

NHKガッテン!  2016年 夏号

NHKガッテン!  2016年 夏号

NHKガッテン! 2016年 夏号