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2014年6月25日(水)放送まとめα『ためしてガッテン』やる気スイッチ=線条体・高血圧と穿通枝・隠れ脳梗塞・早期発見・即効やる気アップ技【番組あらすじ】



2014/06/25(水曜日)放送された『ためしてガッテン』を要約しました…

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【まとめ】「やる気低下が危険信号 脳の異変を発見せよ」やる気低下で命を失わない、やる気を取り戻す方法とは?脳の”やる気スイッチ”=線条体。高血圧で穿通枝が壊れると穿通枝に異変!?「隠れ脳梗塞」早期発見ポイント。病院選び。即効やる気アップワザなど

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スタジオ出演者

NHKためしてガッテン増刊 健康プレミアム Vol.06 2014年 07月号 [雑誌]

NHKためしてガッテン増刊 健康プレミアム Vol.06 2014年 07月号 [雑誌]

 

メインキャスター、立川志の輔、小野文惠(NHKアナウンサー)

ゲスト解答者、渡辺徹、山口もえ。

レギュラー解答者、山瀬まみ。

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大阪府守口市住宅街「やるき地蔵」

大阪府守口市のとある住宅街。そこには「やるき地蔵」という有名な地蔵さんが祀られ人々がいつもお参りしている。(住所:大阪府守口市西郷通(守口市ララ橋波商店街))

【参考リンク・画像や解説】やるき地蔵

やるきを出してもらおうと思ってお参りに来たという方がたくさん訪れる、付近のパワースポットになっている。

やる気低下が危険信号「脳の異変を発見せよ!」

(脳MRI画像提供:玉川大学脳科学研究所 松元健二教授)

ストップウォッチを持ち、時計を見ずに5秒ぴったりで止めるゲームを解答者が挑戦した。山口もえ⇒5秒16、渡辺徹⇒4秒97、山瀬まみ⇒5秒09、立川志の輔⇒5秒19(賞金は立川志の輔のポケットマネーから200円進呈)

このストップウォッチのゲームを、MRI画像を見ながらやった研究があった。(Kou Murayama et al. PNAS 107(49)20911−20916,2010)

【参考リンク・該当論文(英文)】Neural basis of the undermining effect of monetary reward on intrinsic motivation

この実験で、ストップウォッチゲーム中に脳の一部分が非常に活性化していることが判明。

やる気スイッチ「線条体(せんじょうたい)」

(スタジオ登場)島根大学医学部教授 山口修平さん

ストップウォッチの実験の最中に脳の「線条体(せんじょうたい)」と呼ばれる脳の左右に1つずつある部分が活発に働いていた。実は、この「線条体」こそが最新の科学が見つけた「やる気スイッチ」の正体。

線条体 = やる気スイッチ

線条体は、周囲の状況から自分が得か損かを予測判断し、やる気を出したり、やる気を出さなかったりする部分。ずっとやる気がでない原因は「線条体」が働いていないため。

(取材協力)東京北部病院 脳神経外科「長田恒明医師」

東京北部病院に集まった50代から70代の男女19人に、「線条体」の様子を撮影させてもらった。中には異常が認められる男性も居た。結果、19人中4人のやる気スイッチに異変が発見される。

また、線条体は”高血圧”にはめっぽう弱いため、高血圧の人は、この部位が働かないのでやる気が低下する。この症状を発見したのは15年から20年前。

脳の中の太い血管から平行に伸びる「穿通枝(せんつうし)」は細く、血流の圧力がかかり壊れやすい血管。

実は、この「穿通枝」の先が「線条体」につながっている。穿通枝が高血圧によって壊れると線条体にも血液が行き届かなくなり、その結果「やる気低下」につながる。

やる気低下 + 高血圧 = 隠れ脳梗塞

隠れ脳梗塞

集まってもらった男女19人中4人に認められたその異変とは「隠れ脳梗塞」。

普通の脳梗塞は、急に倒れたりしびれたり、半身不随になったりする。問題のあった人のMRI画像には、ところどころ小さな血管が詰まった部分がちょぼちょぼと写っていた。

従来までは「隠れ脳梗塞」は、たとえあっても症状が出ないと考えられてきたが最新の研究により実は、「やる気の低下」「やる気低下病」が症状として出ることがわかった。

この「隠れ脳梗塞」は、50代から発症する人が統計的に増え始め、放置するとより深刻な脳梗塞が起きる危険性がある。(次の大きな脳梗塞の強い危険因子)

(ただこの段階では症状は軽いので対策として、生活習慣を改善すれば将来のリスクを減らす事ができる。)

埼玉県にお住まいの、高野さん(仮名・49歳)はこれまで経験したことのない、やる気の低下(やる気低下病)を経験した。学生時代は柔道をし、仕事も順調だったが、全てのことに対し何もやりたくなくなってしまった。

最初はうつ病を考えたが、自殺などについては全く考えることはなく、ただ単に自分で何かをやろうという気がでないという症状。

安倍英義さん(ふさよし・享年76歳)は、隠れ脳梗塞が発見されないまま年数が経ち去年亡くなってしまった。安倍さんの場合のように死に至ってしまう場合もある。

「隠れ脳梗塞」早期発見のポイント

(1)急にやる気が低下(やる気低下病)

・口数が減る

・気持ちの抑揚がなくなった

・周りが促さないと何もしなくなった

・好きなことに興味がなくなった

・将来計画や目標がなくなった

(・死になくなるなど悲観的な症状は出ない)

(2)症状が1ヶ月以上も続く

・気分が変動するときは心配がない

(3)高血圧

・血圧は上が140mmHg、下が90mmHg以上の人は要注意

病院の選び方

病院を選ぶときは、心療内科でもうつ症状の一つとして捉えられるので間違いではないが、もしもマイナスの気持ち・悲観的な気持ちが一切なく、ただただ、やる気が無いだけという場合は、神経内科の受診がお薦め。脳ドックも有効で、病状が認められる場合には、保険適用されるため数千円でMRI検査が受けられる。(注意:健康な人が念の為に受ける脳ドックの場合は4万円(保険適用外)となる)

やる気リハビリと達成感

(リハビリ治療担当:産業医科大学 蜂須賀研二名誉教授)

産業医科大学 住所:福岡県北九州市八幡西区医生ケ丘1−1」

北九州市にお住まいの、稗田謙太郎さん(53歳)は、4年前脳梗塞に襲われた。麻痺が出るなどの症状は無かったが、全てのやる気が失われ会社を休職。外出すれば迷子になったり、認知症の症状が出た。

やる気リハビリ治療に重要なのは「達成感」。小さなピースのジグソーパズルをするとなかなか達成感を味わうことが出来ないが、大きなピースのパズルをやると「うまく出来た!」という達成感がすぐに味わえ、意欲が高まるのがポイント。

くもんの日本地図パズル

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誰でも即効やる気アップ!最新科学ワザ

東海大学 スポーツ心理学の専門家「高妻容一教授」

結果を出す人のこころの習慣

結果を出す人のこころの習慣

 

高妻容一さんは、これまでに柔道でシドニー・オリンピック金メダルをとった井上康夫さん、大相撲 琴奨菊関など多くのトップアスリートを独自のメンタルトレーニングで指導した。

高妻容一先生のとっておきのメンタルトレーニングとは…

体を動かすこと

やる気は、体を動かすことでグッと高まる。掃除をする前などなんでもいいから体を動かす。番組中では、「プラス思考ビーム!」「わぁ〜(と言いながらくるくる回り最後に)プラス!(と言いながら両手でプラスの字を作る」などの運動)

このメンタルトレーニングは、スポーツ選手が実践している。

ハーバード大学の研究によると弱々しいポーズを取るだけで唾液に含まれる「テストステロン(testosterone)」という物質がダウンすることがわかっている。

テストステロンとは、男性ホルモンの一種(女性にも存在する)。テストステロンには、やる気スイッチ(線条体)を活性化する働きがある。

強いポーズを取るだけでも良いという。琴奨菊関が試合前に両腕を挙げて強いポーズをしていたのは、実は高妻容一先生が授けたメンタルトレーニングの方法だった。このポーズを取り出してから大関昇進した。

次回の『ためしてガッテン』

次回の『ためしてガッテン』は、2014年7月21日(水曜日)放送。今が旬の「生らっきょう」を焼きらっきょう、らっきょう寿司、マヨらっきょう、らっきょう天ぷら、らっきょうカレー等にする。「最強野菜!らっきょう驚異の底力」

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前回の『ためしてガッテン』

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