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yonta64のテレビ番組ブログ

テレビ番組を見ながら興味のある内容を記憶。ガッテン、モヤさま、etc。放送後の反響ツイートなどを紹介しています

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要約「総合診療医ドクターG 自殺するかもしれない」▽池田正行 矯正医官。最終判断は「前頭側頭型認知症」【2016年6月8日(水)放送内容 NHK】

総合診療医ドクターG

総合診療医ドクターG「前頭側頭型認知症

2016年6月8日(水曜日)放送された「総合診療医ドクターG」は、自殺するかもしれない。

万引きを犯して留置場に収監中の男性が「前頭側頭型認知症」を煩っており、それが事件の原因でもあったという実話。男性は無罪で拘置所を出たのち治療に専念した。

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総合診療医ドクターG番組データ

【放送日時】 2016年6月8日(水曜日)夜10時(50分)
【放送局】 NHK総合
【番組副題】 自殺するかもしれない
【MC】 浅草キッド(玉ちゃん 水道橋博士
【スタジオゲスト】 濱田マリ ロバート・キャンベル

今回のドクターG「池田正行」先生

今回のドクターGは、池田正行先生。

法務省法制局 矯正医官。一般の病院での診察は行っていない。

書記は、三高 隼人医師(練馬光が丘病院)。

矯正医官(きょうせいいかん)とは、拘置所や刑務所にいる被収容者の健康を守り、いのちを守る仕事をしている。

  • 刑務所 … 刑が確定した人が入る
  • 拘置所 … 刑が確定していない人が入る

今日の研修医たち

今日の研修医の三人は以下のとおり。

  • 佐治木大知 … 愛知県 名古屋第一赤十字病院
  • 佐野 恵 … 北海道 手稲渓仁会病院
  • 水木 真平 … 兵庫県立柏原病院(かいばらびょういん)

未決囚「岡田和夫さん」の主訴

(※名前は全て仮名)

岡田さんは、未決囚として(香川県高松刑務所内の)拘置所に収監中。65歳。元クリーニング店店主。

見回り時間が来たため、新聞を無理矢理取り上げたところ暴れ始め壁に頭を打ち付けようとした。自殺の可能性があるので24時間監視の部屋に移した。

  • 入所当初から口数が少ない
  • 食事はしている
  • 新聞を回収した時に暴れだした、壁に頭を打ち付けようとした
  • 罪はお酒の窃盗、過去に2回窃盗あり
  • 眼瞼下垂なし
  • 顔面筋異常なし
  • 囲碁が好きだが出来ない
  • 頭痛、吐き気なし
  • 運動神経回路の異常はなし(ホフマン反射異常なし)
  • バレー徴候異常なし(脳の異常)
  • 二日前、イライラして散歩を要求してきた

息子さんとその妻に接見。山田さんの事件前について背景を探る。

  • 自傷行為は今まで無い
  • 3年前奥様が生きていた時は、普通に営業の話しが出来た。いつも洗いたての衣服を着るようにして清潔にしていた
  • 妻が死んでからは、塞ぎこむようになってしまい、客への愛想もなくなった
  • 頭を強く打ったこともない
  • 急に酒を飲むようになり、万引きも始まった
  • 決まって4時半に散歩に行く、7時半に帰宅。散歩にはすごくこだわっている
  • チラシの文字に線をびっしり引いている
  • 客の女性にいたずらするなど問題行動

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研修医の最初の診断

ウェルニッケ脳症

(研修医)佐治木先生の診断。

ウェルニッケ脳症とは、ビタミンB1の欠乏によって、大脳の下にある、小脳や脳幹に障害が起きる病気。偏った食事や過度の飲酒が引き金となる。

  • 意識障害
  • 物が二重に見える
  • 歩行が不安定になる

などの症状が現れる。うつの症状によく似ている。

合わない点は、「歩行障害が現れていない」部分。

うつ病

(研修医)佐野先生の診断。

重いストレスがきっかけで起きる脳の病気。大脳辺縁系視床下部に機能障害が起きる。

  • (精神症状)意欲の低下
  • (精神症状)喜びの喪失
  • (身体症状)睡眠障害
  • (身体症状)頭痛

合わない点は、趣味の囲碁や食事はしている。また、うつ病なら趣味の囲碁をしたい、や食事もしなくなるので除外された。

前頭側頭型認知症

(研修医)水木先生の診断。

認知症の仲間。大脳の内部の「前頭葉」と「側頭葉」が萎縮する病気。

通常の認知症は、物忘れが目立つが、前頭側頭型認知症では、性格の変化が特色。

合わない点は、奥様の死をきっかけに始まる病気ではない。(⇒ 奥様の死と偶然に時期が重なった可能性もあるが)

肝性脳症

肝性脳症とは、肝臓で除去されるはずの毒物が処理されず、血流に乗って脳に運ばれ脳が障害を起こす病気。

  • だらしなくなる(性格の変化)
  • 昏睡状態になる

ただし、山田さんの場合は発症から数年経過しており、肝性脳症だった場合は発症から1年も経てば、意識のない状態にまで悪くなるはずなので、肝性脳症は除外された。

脳の仕組みと病気

  • 前頭葉の障害があると … その人らしさ、魅力、ユーモア、思いやり、積極性、社交性、協調性が消える
  • 頭頂葉の障害があると … 身体図式・空間図式(流れが必要な日常生活動作、着衣や料理など)が出来なくなる
  • 後頭葉 … 資格認識が出来ず幻視など視覚認知障害が起きる
  • 側頭葉 … 規律ある行動、性的な恥じらい、言葉の意味を理解する、記憶などが出来なくなる

岡田さんの病変は、前頭葉と側頭葉に集中している。「ウェルニッケ脳症」は除外された。

ドクターG最終判断「前頭側頭型認知症

岡田さんが女性にいたずらするなどから、側頭葉の異常があることがわかる。

前頭側頭型認知症の特徴

  • 一つのものにこだわる … ペットボトルの蓋ばかり集める、牛乳のフタだけを集める、線をびっしり引く、同じ時間に散歩するなど「常同行動(=同じ行動をくりかえす)」がある。無理やり止めると暴れだす。

心神喪失状態での犯罪は罰しない

日本の法律では「心神喪失者の行為は、罰しない」という法律が有り、岡田さんの犯罪もこれが当てはまる。

全く悪びれず必ず同じ時間に同じコンビニで同じものを盗む。などの行動とMRI検査で「前頭側頭型認知症」と診断された。

「善悪の区別がつかなかった」ということで起訴は取り下げられた。

万引きという常同行動を変更できないか?

岡田さんが今後、無罪で拘置所を出てきても再び、万引きをする可能性は高い。

そこで、常同行動の「散歩」を別の常同行動に変更する訓練をした。

岡田さんは、散歩を花の水やりに変えて窃盗という問題のある常同行動からは脱することが出来たという。

前頭側頭型認知症の有効な治療法は見つかっていないが、家族だけで抱え込まず、専門医の助言や介護サービスを受けることも重要だという。

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ドクターG反響ツイート

次回のドクターGは…

次回のドクターGは、6月22日(水)よる10:25。「ひざが痛い」しかし検査では以上がない。

前回のドクターGは…

yonta64.hatenablog.com

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