今日のあさイチは「遠距離介護」について!
2018年6月27日(水曜日)の『あさイチ』は、離れて暮らす親の介護について。
高齢者のみで暮らす世帯はここ10年で1.5倍に増えました――。将来「離れて暮らす親の介護が不安…」という方も増えているのではないでしょうか?
今回番組が取り上げたのは「離れたままでも最小限の負担で介護を続けるコツ」…です!
『あさイチ』6月27日(水)番組データ
【放送日時】 2018年6月27日(水曜日)08:15~09:55
【放送局】 NHK総合テレビ
【番組タイトル】 あさイチ「どうする?離れて暮らす親の介護」
【司会進行】 博多大吉 博多華丸 近江友里恵(NHKアナウンサー)
【スタジオゲスト】 三田寛子 光浦靖子
【コーナー担当進行役】 古野晶子(NHKアナウンサー)
【スタジオゲスト専門家】 川内潤(NPO法人となりのかいご・社会福祉士)
あさイチより。どうする遠距離介護 pic.twitter.com/yQZ3RdsLdx
— テレビ番組ブログ (@yonta24blog) March 28, 2019
「遠距離介護」を決めた山中さんの場合――
東京で妻と二人のお子さんを持つ、山中浩之さんは出版社にお勤めの会社員です。
1~2ヶ月に1度、新潟に住むお母さんの元に通っています。
母の節子さんは80歳で一人暮らし。転倒したことをきっかけに要支援1となりました。
出版社で介護の本を編集していた山中さんは「早めに手を打っておく」ことの大切さを知っていたため、仕事を通じて知り合った介護の専門家(社会福祉士)に相談、地域包括支援センターを尋ね、母親の状況を伝えました。
最初は母親を新潟から東京へ呼び寄せようと考えていましたが、専門家から「急に生まれた土地を離れると状態が不安定になる」「罪悪感を捨てて合理的に考えた方が良い」などのアドバイスを貰い「遠距離介護」を選択したと言います。
遠距離介護をすると決めた今は、長距離バスを使って交通費も抑えつつ、お母さんを外へ連れ出しいろんな会話をしてお母さんの精神面も支えます。
また、ヘルパーさんも定期的に来て貰うようにし、今ではヘルパーさんとの雑談がお母さんの楽しみになっているそうです。
「介護は日常生活の一部なので、お互いの家庭の負担にならないようにして長く続けられるようにしたい」と山中さん。
山中さんが今、気をつけているのは――
- 家の中をバリアフリー化(お母さんが使いやすいような家具の配置など)
- 近所の人に連絡先を伝えておく(マンションの管理人など)
- 親に帰省するための交通費を負担して貰う(自分の家計の負担を抑えるため)
- 泊まらないで、必ず日帰りで帰るなど、自分の時間の負担も減らす
などです。「親の介護だから…」といってお互いが負担になりすぎてしまうのは禁物。ある程度ドライになってプロの力を借り、負担を軽減する体制作りが重要だと、いいます――。
地域包括支援センターとは何か?
スタジオゲスト専門家として登場した、社会福祉士の川内潤さん。
「地域包括支援センター(包括、いきいきセンター、お年寄り相談センターなど呼び方は様々です)」は、日本全国の中学校区に必ず一つはあるといいます。
インターネットの検索サイトを使って「地域包括」「市区町村名」で検索すると見つけることが出来るそうです。
この包括支援センターに早めに連絡しておくと、親を包括支援センターの担当者が訪問して支援が必要かどうか調査をしてくれることがあるそうです。
地域包括支援センターに連絡するタイミングとは?
包括支援センターに連絡するきっかけとなる要件は以下のような時だそうです。
- 1週間で1度も外出しないことがある
- この1年間で転んだことがある
- この半年間で2kg以上の体重が減ったことがある
- お茶や汁物でむせることがある
- 同じ話題を繰り返し話すことがある
- 疲れたと落ち込むことがある
この要件のうち(いつもそんなことは全くなかったのに、突然こうした状況が現れた…など)一つでも心当たりがあれば、包括支援センターに連絡しておくと専門家が「介護支援認定の手続き」を判定してくれるなど後々の介護をスムーズに進めることが可能になります。
そのほか、包括支援センターでは、要介護認定となった場合の手続きを代行(無料)を行ったり認定調査を受けることも出来ます。
あさイチで離れて暮らす親の介護の特集。この中で一つでも当てはまる事があれば「地域包括支援センター」に連絡すれば子供が帰省しなくても様子を見てもらえる。要介護認定の申請書の記入提出も代行してくれる。 pic.twitter.com/lmz8bGBlYP
— 丙ウマ・サーマン (@hinoeumathurman) June 26, 2018
「施設探しのコツ」岩村さんの場合――
千葉県に住む、岩村宏水さん。
家事や育児を共働きの妻と分担しながら生活しています。岩村さんは4年前、遠く鹿児島で暮らす親の介護施設を探しました。
7年前に認知症と診断されたお母さん(80)「住み慣れた家を離れたくない!」と反対に遭い介護サービスを受けながらの一人暮らし生活をしていました。
しかし4年前に台所でボヤ騒ぎ(火事)を起こしてしまいお母さんをやむなく施設に入れることに……。
- サービス付き高齢者向け住宅
- 有料老人ホーム
- グループホーム
- 特別養護老人ホーム
一般的に介護施設には上記4種類があります。
ケアマネジャーに相談したところ、紹介してくれたのは「サービス付き高齢者向け住宅」。日中の見守りが付いた賃貸住宅です。この住宅にホームヘルパーを組み合わせるプランを考えてくれました。
独立心の強いお母さんの性格の場合は「グループホーム」は適さないと言うことでした。サービス付き高齢者向け住宅なら、ある程度独立した環境でケアを受けることが可能なのです。
高齢者住宅を契約するときの秘訣とは?
- ”即入居できます!”は疑おう! … 急いで決めたい時に「すぐ!」と言われると決めてしまいそうですが「すぐ入居できます」という業者は疑った方がよいとのこと……。しっかり見極めてから選びましょう。
- 費用は居住費だけを見るのはバツ! … 費用は月全体の費用をチェックしましょう。光熱費やサービスが必要以上に高額なケースもあり、入居してから気がつくと大変面倒です
- 「看取りケア」を行っているか … 看取りケアとは入居者が急変状態となっても救急車を呼んで延命処置をせず、医師とともに亡くなるまでの看取りをするものです。(看取りケアを行うホームは技術力や信頼性が高いと言えるとのことです)
- 見学はランチタイムに! … 一番ホームの色が出やすいのがランチタイムです。職員にゆとりが無い場合は人手が不足している施設なのかもしれません。。
また、老人ホームにかかる費用はピンからキリまであり、公立の施設なら月々8万円から、私立ならば高額なホームはたくさんあります。
公立施設の場合は倍率が高いというデメリットがありますが、早め早めの検討で申し込んでおけば順番待ちにも対応できるといいます。
(※2018年6月27日(水曜日)放送「あさイチ「どうする?離れて暮らす親の介護」」より)
『あさイチ』放送終了後の反響ツイートは?
とか、今日あさイチは遠距離介護の復習時間でした。私の反省点としては、もっと使えるものを使うべきだった(使っていた方だとは思うけれどもっとジャンジャン)ということです。
— 坂本千明 (@chiakisakamoto) 2018年6月27日
川内潤さんみたいな方に
— くらら (@kulakulakulala) 2018年6月27日
うちの叔父と話して欲しい😞
身内の話し全く聞かないし
校長までやったプライドなのか
とにかく頭が固くて困ってる😓#あさイチ #介護#介護福祉士
あさイチは遠距離介護がテーマでまさに見たい内容だったのでグイグイ吸収していたら、当の母が電話してきて父の現状について盛り上がる。そんなにダメダメ父にはなぜか介護認定おりませんでした。もー
— そらみみ (@soramimipafy) 2018年6月27日
担当職員と合わない場合はってお便りについて最後に色々あったけど、介護する側としてはまず自分が無茶な要求をしてないか省みてくださいって言いたい;いるんだよねー何とかして要介護度を上げようと無茶苦茶言ってくる利用者とその家族。
— キノシタ (@kinoshita160620) 2018年6月27日
#あさイチ
https://twitter.com/sss00130430/status/1011780733331898368
あさイチで、遠距離介護の件。ヘルパーさんが来るようになって、話し相手になってもらい楽しみだと。ヘルパー活動は30分単位で掃除、洗濯、買い物等と契約が決まっていて、話し相手なぞする時間がないかと。
— 山口百 (@nekonote234) 2018年6月27日
母の介護に通ってる時、相方が交通費は家計費から使うなよ!親からもらえと。末期癌の母でしたけど。そんなもんなんですね。介護受けてる側も、その方が気が楽なんでしょね。貰ったけど。#あさイチ
— シュナまま (@osakakitahama) 2018年6月27日
他人に家の中に入られるのが嫌で、介護支援をうけない85歳の叔母。もう買い物も出来なくなっていて、知り合いに頼んでると。週3日の透析があるので安否確認は取れるのが、唯一の救い。現実はこんなもん。老人ホームもすすめるも断固拒否。子供の言うこと聞いてくれない親は非常に多い。#あさイチ
— シュナまま (@osakakitahama) 2018年6月27日
今は介護の仕事をしてるけど、仮に自分の親を介護出来るかと考える。
— けんちゃん (@kentyan_48) 2018年6月27日
特に下の世話をする事になれば私は仕事で常にやってるから特に抵抗感はないけど、向こうは羞恥心もあるからなぁ。#あさイチ #親の介護
「介護の合間にも華丸大吉さんの漫才を見て笑っていただきながら…」
— とんとろハマタロー (@JO_tarosuke) 2018年6月27日
突然のフリに背筋がぴんと伸びてあわあわ。
「我々のハードル、これ以上あげますか?」
そのままエンディングへ😀お疲れまでした!また明日~。
大吉先生はTBSへ行ってらっしゃーい。#あさイチ pic.twitter.com/meeiXCvuy4
#あさイチ 介護の問題でしたね。
— uresy(みなし大阪府知事) (@uresy1st) 2018年6月27日
親の介護に関しては、常にお金の問題が付き纏う。
出来れば後見人制度ほどお金が掛からず、親の資産を管理できる「家族信託」も取り上げて欲しいと思った。
親に資産があるなら、介護費用は第一に親のお金から払う、が基本中の基本だし。
遠距離介護で困ったのうちは飛行機代で。
— るーちぇ (@Lucemoon888) 2018年6月27日
介護割引で30%安くなっても
東京札幌だと往復5万円。
介護申請して認定してもらうまで通うことになるので
その時は定価で。
両親同時期だったので最初の1年の交通費100万超えて
後は施設代も稼ぐために
介護帰省以外の休日は年10日もなかった。#あさイチ
#あさイチ に出演されていた川内潤さんのブログ。「誰もが家族の介護に自然と向き合える社会の実現」を目指して頑張っていらっしゃる方です。ぜひ応援してください。#もし親 もよろしくお願いします。https://t.co/IU2UCyFLME
— 天野 潤平|編集 (@AmanonG2) 2018年6月27日
#あさイチ の公式サイトに今日の川内さんのお話がとてもよくまとまっていますので、見逃した方は見てみてくださいませ~。/どうする?離れて暮らす親の介護 https://t.co/QmMxAYuZyd
— 天野 潤平|編集 (@AmanonG2) 2018年6月27日
https://twitter.com/meg_s66/status/1011807844104953857
→ペースが崩れるのは目に見えているし引き取れば私は働きに出られず家計に響く。親戚は我が子に障害がある事は知らないし何より親戚の介護手助けがあるわけではないので世間体なんて理由で介護同居なんて無理。ちなみに帰省には飛行機利用必須・夫は次男で長男は介護に完全ノータッチ。#あさイチ
— just be☆ (@mugicha_star) 2018年6月27日
どうする?離れて暮らす親の介護|NHKあさイチ 離れて暮らす高齢の親。元気なうちはいいけれど、いざ介護が必要になったらどうしよう・・・。「仕事があるから帰れない。誰に頼む?お金はどれぐらいかかるの? https://t.co/5G73MTAz23
— 東京通信大学@2022年春入学 出願受付中<3/1(火)まで> (@tyotsushin_univ) 2018年6月27日
母の入れ歯を探しながら
— ねこぞう (@nekoshigoto) 2018年6月27日
あさイチ見てたら泣きそうになりました・・
デイお迎え直前
入れ歯紛失が発覚してバッタバタの大騒ぎ
なんだ?遠距離介護って・・
ハイソな息子さんの
ただの優雅な日帰り里帰りに見えましたよ
うーむ
介護の空気感やにおいがまったく伝わらないなあ・・#あさイチ #介護
見てる時間なかったけど、あさイチで日経の編集Yさん出てた。内容が親の介護の話だったのですぐ分かった
— さむり(samlie) (@samlitter) 2018年6月27日
早朝から出かけていたから、あさイチを今ごろ見てるんだけど今日のテーマは親の介護。もう介護はやり終わったのに真剣に見てる私〜介護される立場として番組を見てしまったようだ💦💦
— 🖤日向夏💙 (@Lkvae7mE1LGhKgp) 2018年6月27日
#あさイチ の遠距離介護の件。
— とこ 革でいろいろ作ります (@tokopuku12) 2018年6月27日
それぞれの家庭で事情は違うから何が正解かなんて誰にもわからないことだと思うんだよね。
私は自分なりにベストを尽くしたと思うからそれでいいの。
施設のランチタイムなんて修羅場だよ。公立の施設ってなんだよ??
— てん (@tomo20050818) 2018年6月27日
介護はお金で大抵解決できる。別にキーパーソンになってもいいけど、お金は義妹が握るからケアプランにも口出しできないし勝手にすればという感じ。私の実家は、妹は遠方だし私が負担するけど貰うものは貰う。#あさイチ#介護
はじめまして、私も今見終わりました。遠距離での介護に悩まれている方には羨ましい内容だったでしょうね。冒頭の「介護も日常の中で」は今後子ども達に世話をかけるだろう自分の為にも勉強になりました。https://t.co/ziJuBAbR1g #NHK #あさイチ #遠距離介護 pic.twitter.com/XvLgrGYepM
— M.ちゃくそん (@lovemj2010) 2018年6月27日
録画 #あさイチ 遠距離介護。うーむ…超初心者向け。もっと掘り下げて欲しかったな。包括が親身になってくれるとの話だったが、我が家では包括は冷たい所という印象。場所や人によっても違いあるよね。介護には味方になってアドバイスをくれる人が必須。でもそれを得るのが一番難しい。
— らむねまみれ (@M0WithMoN) 2018年6月27日
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